ゲーム会社 【3667】enish
🔸会社概要🔸
・設立:2009年2月24日 上場:2012年12月
・株式上場市場:スタンダード市場
・ゲームアプリの企画・開発・運営等
・支社:中国・ベトナム・シンガポール
🔸主なサービス
・ゆるキャン△ つなげるみんなのオールインワン!!
・進撃の巨人 Brave Orde (The Final Season 完結編の後編)
・五等分の花嫁 五つ子ちゃんはパズルを五等分できない。
・ぼくのレストランII・ガルショ☆
🔸財務状況(直近5年)🔸
・売上:40億前後 今期は減少:35億
・営業利益:5〜10億のマイナス
・経常利益:5〜10億のマイナス
・当期純利益:5〜15億のマイナス
・売上高営業利益率:約-40→-40%と減少傾向
・自己資本比率:75%→25%と現象傾向
🔸2023年12月 決算情報🔸
◾️売上高
・ゲームの開発費が先行計上している
・人員削減による特別退職金や開発中止に伴う事業整理損の計上
・「つなキャン」をリリースし、広告宣伝費に力を入れるも効果は3Qのみ
・既存ゲームは今のところ安定した収益を確保
◾️貸借対照表
・流動資産、現預金は減少傾向→現預金が減ったため、新株予約権を行使し
ているが、昨年よりマイナス。
・固定資産を増やしたが、流動負債・固定負債ともに大幅に増加。
➡︎純資産は11億→5億、自己資本比率は49.9%→26.7%
🔸今後の展望🔸
①ブロックチェーンゲームへの参入
・「De:Lithe Last Memories」開発中 2024年リリース
②Robloxへの配信 全世界でサービス提供中のゲームプラットフォーム「Roblox」「ドラえもん のび太の ゴーゴーライド!」開発中
※「Roblox」とは
オンラインゲームを制作したり遊んだりすることができるプラットフォームで、「ロールプレイング」「格闘」「オービー(障害物)」など、さまざまなジャンルのゲームがある。
③新規タイトルの投入による売上収益の拡大
〜詳細〜
①ブロックチェーンゲームへの参入(プレリリースより)
▪️「De:Lithe Last Memories」開発中 2024年リリース
▪️特徴➡︎無数の敵を殲滅しダンジョンの奥深くに潜入するローグライクRPG
超短時間で成長する達成感、多数の敵に囲まれるスリルと緊張感、
なんとか切り抜けて敵の群れを殲滅する爽快さといったローグライ
クならではの楽しさを、性格や容姿・戦闘スタイルなど個性豊かな
美少女たちとともに楽しめる
▪️サービス内容
①コインチェック(株)が初めて販売されるNFTコレクションを取り扱う「Coincheck INO」において、「GEEKOUT PTE. LTD.(本社:シンガポール、代表取締役CEO嶋瀬 宏)」と連携し、ゲームのキャラクターのNFTである「ドールNFT」を販売していく。
②今回、リリース時点でプレイ可能なキャラクターである「ドール」は36体。個性豊かで魅力あふれる美少女ひとりひとりに、重厚なキャラクターストーリーと豪華なキャラクターソングが用意されている。
③本タイトルを遊ぶのに必要不可欠なドールのNFT版である「ドールNFT」を、2024年春のゲームリリースに先駆けて、Coincheck INOにて限定販売。全世界で最初に手に入る今回の「ドールNFT」は、レアリティ★4️確定かつ3つの背景ランクの中から排出されるため、一定以上の希少性とearnボーナスが保証されており、後続の販売と比較してCoincheck INO向けの特別な設定になっている。
▪️動向
INO購入枠申込を2月29日(木)より開始
コインチェック社が運営するNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT」において、初めて販売されるNFTコレクションを取り扱う「Coincheck INO」にて実施される。
※INOとは、「Initial NFT Offering」の頭文字を取った言葉。世の中で最初に販売されるNFT(Non-Fungible Token)の販売を指す。
🔸考察🔸
・営業利益の赤字や純資産の減少を見ると投資対象とは現段階で言いづらい
・ただ積極的に投資しており、将来を見据えた開発ができている
・投資家も期待しているから、新株予約権にて現預金を集められている?
・「Roblox」やブロックチェーンゲーム・NFT」と新しい市場への参入は今
後大きな期待はあるため、リリース後の売り上げに注目したい
・ゲーム市場についてはあまり勉強できていないが、リリース後の売り上げ
がすぐに下がる場合は企画力に課題がある可能性も考えられる
・営業利益や純資産が増えないと倒産危機はずっと考えられるため、
今後の経営者の財務面をどうしていくか検討する必要がある
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