島根大学社会教育主事講習2回目の対面講習を終えて
9月14日、15日2日間、島根大学社会教育主事講習の2回目の対面講習を受講してきました。
今回の会場は島根大学教育学部山陰教員研修センターというところで、付属幼稚園、小学校、中学校が隣接していて、学びの環境のとしては良い場所だなぁと感じました。
14日は、生涯学習支援論第4回、ファシリテーションの講義と演習
ファシリレーションの種類(広義・狭義)や技法についてざっと耕義を受けたあと、3人組に分かれて、順番に①場をつくる ②主体性を引き出す ③学びを生み出すを即興でロールプレイ
テーマは「地域の担い手をつくるワークショップのファシリテーション」として基本は自分で考え、2人はわざと興味なさそうな態度をとり、その状態で5分間。
朝から変な汗が出まくりましたが、講師の方々の辛かった体験談とその時の対処法を具体的に話してもらった内容が大変参考になりました。
そもそも、この時間がひとつのワークショップで、生のファシリテーションを間近で体感できました。
次に、ワークショップの理論と実践①②です。
ワークショップは、コンセプト「〇〇〇を創る(取組む)ことで、△△△を学ぶ」を決定し、設計・運営(ファシリテーション)そして評価(振返り)の流れになります。
この後、4~5人のチームに分かれて、2チームが互いにインタビュー(分析)しあい、決められたテーマについて2~3時間のワークショップの設計をしこの日は終了しました。
15日は朝から、設計したところから相手チームに20分ワークショップを実践します。
メンバーの現場がそれぞれ違うので、様々な場面での経験から実践ギリギリまで対話を繰り返しつくられていくところが、疲れもありながら楽しい時間でした。
実践後は、各チームごと、それぞれのワークショップへのフィードバックをおこない、実践は終了となりました。
午後は、多様なワークショップの技法を体験するということで、事前に学修者へ共有したいという6名の学修者がそれぞれの班に分かれて自分が実際におこなっているワークショップの一部を一緒に実施しました。
私の班は、高校教諭が新学期のチームビルディングで実施している折り紙ワークなどいくつか紹介してくれました。今後のアイスブレイクに活用できそうなものばかりで参考になりました。
ゼミメンバーでけでなく、初日のロールプレイ、2日間のワークショップ設計のメンバー、そして最後の技法体験メンバーと、たくさんの学修者と対話ができた2日間となりました。これらを設計してくれた、サポーターの方々には感謝しかありません。
講義内容というよりは、私の感想など述べただけですが、最後まで読んでくれてありがとうございました。
次回の対面講習は11月2日です。