なぜホスクラに通うようになったのか!?田舎の堅物女子が歌舞伎町に染まるまで①

お疲れ様です、レジです 
ラノベと思われるような長ったらしいタイトルですがここから数回に分けてホスクラ通いを始める経緯を綴っていこうと思います


その前に少し前置きとして私がどんな人間であったかについて触れておきます

結論から言うと、全然ホスクラに行くような人間じゃなかったんですよね

もちろんホストという職業については知っていましたし、どんな人がいるかも知っていました
一晩に数百万円のお金が動く世界なので
昼職しか経験のない私には到底支払える金額ではなく、かと言って夜職をする気概もない全く無縁の存在でした

言うなれば、ホストという生き物は動物園のパンダくらいの存在で「見られたらラッキー」くらいでした

元々バンギャだったこともあり、それに近しいものを感じていましたが、バンギャ時代も何回もライブに参戦したり、チェキやグッズを買い集めたりといった『貢ぐ』行為をそもそもせず、それにお金を使うくらいなら自分の化粧品や美容代にしたい
ライブレポやYouTube にあがっているPVで充分というもはやバンギャかどうかすら怪しい青春時代を過ごしていました

つまり、優先順位がとても低かったんですね

さらにホストもバンドも共通して
・札束での殴り合い
・ファン(姫)同士による某掲示板での罵り合い
・"仕切り"やマイルールを押し付ける存在

などなど、折角楽しいことをしてるのにどうしてストレスを感じなきゃならんのだ??と
変なところで現実主義なところもあり、それがライブやホストから遠のいていた一因でもありました

では、なぜこのような人間がホスクラに通うようになったのかというと、ズバリ
マッチングアプリでホストと知り合ったからでした

ここだけ聞くとどうせマッチング後に営業をかけられて店に足を運んだのだろうと思われるかもしれませんが、ちょっと違ってて
その知り合ったホスト(以下Aとします)にはお店に呼ばれていないんですよね

Aとはマッチングアプリを通して知り合い、
普段は歌舞伎町でホストをしており、年末年始に地元に帰ってきたものの知り合いが全然捕まらず暇を持て余している(今思うとこれも営業だったらスゴすぎるw)
だから遊べる子を探しているという趣旨のメッセージが届きました

ちょうどレジ打ちの仕事が修羅場と化し、次々と来店する客に辟易していた私はスケジュールの空きを見つけ、「この日ならいい」と約束を取り付けます

某主要駅で待ち合わせをし、とりあえず居酒屋へ行こうという話でまとまり、当日を迎えました
ホストゆーても地元に帰ってきてるしプライベートだしすっぴんで来るっしょ〜なんて私の考えとは裏腹に、ハイブランドのシャツにバッチリとメイクをした誰がどう見てもホストのAが現れ、私は
「この気合いの入り方は本物だ…」と思ったことは今でも覚えています

居酒屋で2時間くらい呑んで解散するにはまだ早いなー、この後どうする〜?な空気になり
なんとなくそういう雰囲気は察しつつも
「カラオケでも行く?」と私が切り出すと
「この辺ラ○ホってある?」とAが聞きます

心の中でガッツポーズをしながら冷静を装い
地図アプリを頼りにラブホテルへ向かいました


・歌舞伎町のホストと
・本来ならば払うべきお金を使わずに
・ラ○ホに来て行為に及んでいる

という事実が私を最高に昂らせました(官能小説かて)

いよいよ終電時間間際になり、2人でタクシーで駅に向かって解散となったとき
わざわざAは電車に乗る駅が違うのにタクシーから降りて改札で見送りをしてくれました

ホストには"送り出し"のシステムがある事は理解していたため、プライベートでもさらっと出来ちゃうのはさすがホストだなーと思いました(小並感)

この時はまだピュアだった私はプライベートでホストと遊ぶなんて本来なら有り得ないこと、
この事実が明るみになればAの売上に影響しかねない!としばらく悶々とした日が続き
この経験が人生で最初で最後だと思っていました

"だって私は、ホストと無縁の存在だから"


ここまでお読みいただきありがとうございました
次回、Aとその周りとの関係について書きたいと思います


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