自己紹介
こんにちは、Mihoです。
現在は京都在住で、京都の大学院にて大学院生をやりながら、自分の興味があることに対してできうる限り首をつっこみたい、と思って生きています。
日々目の前のことにぶつかり迷いを更新しながら(笑)、たくさんの人に助けられています。(私をよくご存じの方は大きく頷いてくださるはずです。笑)
自分自身のもつ才能や技術に自信を持つ、そんなことはまだ出来ません。
私が自信を持っていることと言えば、「自分の人生は、ちゃんと自分が悩み考え、選択してきて今がある」という事実と、出会えてよかったと思える方々と出会ってきたことです。これは本当に恵まれていて、今後も大切にしていきたいと常に思っています。
1.いつも心にあること「人」
私は、「人」というものに非常に興味があります。
その人はどんな環境で生まれ育ってきたのか、どんな経験をしてきたのか。それらを経てどんな思考を持っているのか。
次に経験することをどう咀嚼して分析していくのか。
これは、誰か他の人に対して、また、自分に対しても考えます。
まだ生きてきた期間は短いながらも、素敵な人に出会ってきているから、「どんな環境や人と出会うと、人ってこんな風になっていくのかな」と考えることが好きで。
生きていくなかで、何かの機会やきっかけをつくったり、誰かのぐっ…と育つ瞬間に居合わせられたら、幸せだなと思っています。
そしてそんなことに携わっていけたら、私もずっと学び吸収し続け、思考し動き続けていられる…そう思います。
様々なコミュニティや地方に興味があるのも、面白い場所には面白い人がいる、と思っているからです。その場に集う人にしかわからない''濃度の濃さ''で盛り上がる、熱くなれる場所にいるときに幸せを感じます。
現在の働き方はますます多様化しており、お仕事としてやっていたり、人生を通してライフワークとしてやっていたり。
そんな、その人らしいことを全力でやっている「面白い」人と、私自身がずっと関わっていきたい、楽しかったり嬉しかったり刺激をもらったりしていたい、と思うと同時に。
「どんな環境がこの人たちを作ってきたんだろう」と考えずにはいられないんです。
居場所を作る人、機会を提供する人、イベントや面白い空間を作る人。私はそんな人たちが好きだし面白いし関わり続けたいけれど、そこだけではなく、そんな人たちを育んでいく環境作りに携わりたいんだと思います。
2.最近主体的に行ってきたこと
現在の私を形作る出会いや経験はたくさんあります。
これは、誰もが独自に持っているものです。
直近の活動をざっくり紹介すると、以下のようになるかと思います。
(1)学部生のとき
学部生時代は、毎日課題に必死になりつつ、課外活動にも手を出していました。全国の建築学生あるあるなのではないでしょうか…(笑)。
授業ではできないことをしたい、という考えで積極的にフィールドに出ていました。実際に自分たちの考えたデザインを立ち上げること、学内コンペ、合宿・施工の準備、地域の人や他大学との交流、これらを計画的に行うこと等、現場での経験はとても大きかったように思います。
(i)加子母村
ご存じの方もいるかもしれませんが、加子母木匠塾、というコミュニティに所属していました。全国八大学(当時)の建築学科に所属する学生が加子母村に集い、夏休みにおよそ一か月間合宿を行いながら、村でのモックアップを行います。学校のウッドデッキ制作、図書室のリノベーション、道の駅に駐輪場を作るなど、各大学の施工内容は村の人と学生同士が打ち合わせを重ねて決めます。
加子母木匠塾のホームページはこちら。
加子母木匠塾、学生たちのブログ。
(ii)南三陸町歌津田の浦
木興プロジェクトは、東日本大震災にて大きく被害を受けた南三陸町歌津田の浦地区に対して、建築学生が学んでいるノウハウを活かし、建築学生にしかできない支援をしよう、というコンセプトのもと2011年6月に立ち上がった学生団体です。
この集落は漁港の周りに位置し、現在も多くの方が漁業を生業とされています。漁師さんが仕事で使える拠点や、集落のコミュニティスペースなどを施工すると共に、「被災地との関わり方」「本当の支援とは何か」といった、現地に行くからこそ感じる気持ちを大切に学生同士、現地の方ともたくさん話をしていました。
(iii)セヴィリア大学とのワークショップ
セヴィリアで現地の学生と中庭を巡りその町の歴史を聞いたり、セヴィリアの学生が来日し琵琶湖周辺に多く生息するヨシという植物を使って一緒にモックアップするワークショップを行いました。
海外にいくこと、海外の学生と交流することで、文化の違いを肌で感じました。
(2)現在
(i)西粟倉村
一年ほど前から、あるきっかけで岡山県の西粟倉村を訪れました。
理由はわからなかったのですがなぜかこの村が気になり(笑)、現在もちょこちょこ通っています。昨年は村に住みながらインターン研修をさせていただいていましたが、現在は、論文のフィールドにしたいという院生としての多少の想いを持ちながら(笑)、インターンでお世話になった企業にて引き続きイベント時のお手伝いなどをしています。
3ヶ月住んでいた期間にたくさんの方と出会い、今も会いに行ったり会いに来てもらえる、ということがとても幸せです。
3.まず自分を大切に、幸せにする
自分の生き方、働き方、暮らし方を模索する毎日ですが(笑)、自分が楽しいと思うこと、幸せに感じることを忘れないようにしたいと思っています。
自分の考えを人に伝える練習が必要だな…とつくづく思うのですが、その「まだまだ伝えきれない自分だけの感覚」そのものも大切にしたいと思っています。自分の好きな人たちを筆頭に、「周りの人の楽しそうな中に自分がいることに、幸せを感じる」こともその一つです。突然頭の中で、ワクワクする妄想が止まらないこともあります。笑
自分を大切に幸せに、そして隣の人や幸せをくださる人に少しでも返していける、そんな波紋のようにしていけるのが目標です。