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【ポケモンスリープ】頑張るあなたに!「げんき回復ボーナス」のすゝめ
はじめに
こんにちは。寝苦しい季節になってしまい、なかなかぐっすりが出なくなってしまったからてんです。
さて、いきなりですがみなさんがげんきオール持ち(以下ヒーラー)についていて嬉しいスキルはなんでしょうか?
スキル関係はやはり欲しいですし、おてスピも上がっていて欲しいところ。
ヒーラーが基本常時採用される都合上おてつだいボーナスや睡眠EXPボーナスも欲しいところです。
色々考えていくと唯一ゲット時点で効果が腐る可能性があるスキルがありますね。
そう、げんき回復ボーナスです。
オーバーヒールしない・げんきオールなどに効果が乗らない点から毎日100点安定勢からしたら結構空気なスキルだと思います。
そんなヒーラーですがLv.55が上限の2024/6/22現在では最大サブスキル数は3つ。実用レベルになってから採用する方が多いと思いますが、現状50まで飴のみで上げ切ってから採用するというのは多くの方にとって非現実的な話。即戦力として使う場合Lv.25までの2枠が主戦場でしょうか。
あまりにも激戦区ですね。
引きが強い人以外はフレンドレベル10以降(一枠目金スキル確定)まで粘っている場合が多いと考えると、当たり個体は
1枠目:おてつだいボーナス・睡眠EXPボーナス(・スキルレベルアップM)
2枠目:スキル確率アップ・おてつだいスピードアップ(この場合性格でスキルアップが前提という人が多いと思います)
性格:無補正・スキル↑(おてスピ↓△)・おてスピ↑(スキル↓✕)
といったところでしょうか。なかなか細いところを通していかないといけませんね。
そこで(金スキルの中では体感出やすい気がする)げんき回復ボーナスの可能性を示し、みなさんの厳選基準をほんの少し楽にしていけたらと思います。
今回の内容として
・ヒーラーの強みを復習
・げんき回復ボーナスはいいぞというお話
・おまけ:SNSによるゲーマー平均値の麻痺
について語っていこうと思います。
仕様面に関しては私自身の理解不足で誤解している可能性が考えられます。間違っていたら申し訳ございません。
またヒーラーの強さに関しては私自身の独自の解釈などではなく世間一般的に言われているものを改めて書いただけですので、結論が気になる方はげんき回復ボーナスのくだりから読んでいただいて問題ございません。
ヒーラーが強い理由を復習
このゲームでエナジーを稼ぐ方法は主に3つあります。
①きのみを集める
②食材を集めて料理を作る
③スキルを発動する(エナジーチャージはもちろん料理パワーアップ=鍋拡張なども間接的に関与)
そして当然ですがどの方法でエナジー稼ぎに関与するにしても”おてつだい”をする必要があります。このおてつだいスピードにげんきが深く関わってきます。
この辺りの仕様は私も昔勘違いしていたのですが
誤:元気が減るとデバフがかかってしまう(表示お手伝い時間が最高値)
正:元気が減るとバフが消えてしまう(表示お手伝い時間が最低値)
となっています。さらに細かく言うと
げんき150~81:おてつだい時間が0.45倍に短縮
げんき80~61:おてつだい時間が0.52倍に短縮
げんき60~41:おてつだい時間が0.62倍に短縮
げんき40~21:おてつだい時間が0.71倍に短縮
げんき20~0:おてつだい時間が1倍に短縮
https://wikiwiki.jp/poke_sleep/%E3%81%92%E3%82%93%E3%81%8D
となっています。基準おてつだい時間が2200秒のげんき満タンライチュウなら
2200×0.45=990
つまりは16分30秒でおてつだいを1回してくることになります。
まさに電光石火ですね。
これを維持するために採用されているのがヒーラーというわけです。
げんきにかかわるもう一つの大事な仕様として10分でげんきが1減少するというものがあります。これを元にヒーラーがいると何がおいしいかというのを簡易的に見てみましょう。
今回は睡眠リサーチで100点(睡眠時間8時間半以上)を取れる前提でヒーラーの強さを見てみましょう。
げんきオールレベル6が3回食事毎に発動する仮定で話します。
7時起床:げんき100→119(スキル①・朝ごはん)
起床時にスキルが発動した前提です。もう少し細かい仕様があるのですがいったんシンプルにげんき80に下がるまでの390分は最速状態で動けるとしましょう。
12時:げんき89(300分経過)→108(スキル②・昼ごはん)
スキル2回目が発動しました。まだ最速状態で動けていますね。今度の猶予は280分となります。
18時:げんき72(360分経過)→92(夜ごはん・スキル③)
準最速状態に落ちてしまう期間が少しありましたが、ヒーラーにより再び最速状態に復帰しました。最後の猶予は120分ですね。
22時半就寝:げんき65からスタート
ここでタップするのか好みだと思うので今回はタップしない・またはスキルが発動していないとします。
こんな時間きっかりに触る人は少ないと思いますがヒーラーを採用することでかなり長時間最高効率でおてつだい出来ることが分かると思います。
※詳しい方向け
他の強みとして食材タイプのスポット採用や睡眠時に育成編成との総入れ替えをするなどの使い方もありますが、そこの詳細まで話すと記事があまりにも長くなってしまうので今回はある程度げんきが維持できるという点に注目して話します。
げんき回復ボーナスはいいぞというお話
※読み飛ばした方向けの前提知識
・げんき150~81・80~61・60~41・・・と5段階でおてつだい時間が変化する
・げんきは10分で1減少する
・睡眠スコアは8時間半で100点
さて、ヒーラーが強い理由について長々と書いてきましたが実はこの仮定(8時間半睡眠・今回の場合は22時半就寝→7時起床)には致命的な欠点があります。
私は今からポケモンスリープというゲームを遊ばせていただいている身としてとんでもないことを言いますので皆さん覚悟してください。
そもそも8時間半寝るの難しくないですか???
そのくらい寝るべきなのは分かるのですが日本の生活(学校・会社の平均的な形態)で毎日安定させられる人はなかなか少ないのではないかと思われます。
2020年に行われたNHKの調査によると日本人の平均睡眠時間は7時間12分らしいです。
健康を意識して23時前後に就寝→6時前後に起床と考えるとまだ想像しやすい生活リズムになりましたね。
出典:
この辺りが無視される理由として一部の”ガチ勢”が自身の就寝タイミングにかかわらず100点を取れるタイミングでスマホだけ先におき計測開始or大嘘分割睡眠をするため、生活形態に関わらず100点を取っているというのがあると思ってますが怒られそうなので深くは言及しません
さて、では7時間睡眠の場合げんきの変遷がどうなるのか見てみましょう。
7時間睡眠でのスコアは82点ですので朝はげんき82からのスタート・げんきオール3回発動で考えます。
6時起床:げんき82→101(スキル①・朝ごはん)
100点取れない分を帳消しにしてくれましたね。かなり美味しい仕事をしたように感じますが朝のスキル発動が100%というわけでもないので下振れた時が怖いところ。今回はいったん発動前提でお話しします。
12時:げんき65(360分経過)→85(昼ごはん・スキル②)
この区間時点で準最高効率まで落ちている期間が生まれてしまっています。一応復帰しますがヒール込みでも最高効率は50分しか持ちませんね。
18時::げんき49(360分経過)→70(夜ごはん・スキル③)
最高効率には戻らなくなってしまいました。ちなみに先ほどから回復量が微妙に違うのは料理をあげるタイミングによる回復量の差です。ヒール前にあげた方がちょっとお得になることが多いので気にする人は意識してみましょう。
23時就寝:げんき40(スキル発動なし)
思わせぶりな言い方をしてしまいましたが、これでもヒーラーはまだ強力ということが分かります。
しかし100点勢と比べると各区間でおてつだいスピードが数ランク落ちてしまっていますし、何よりその徐々に下がっていくおてスピで毎日3回を安定させるとなると厳選難易度が上がってしまいます(スキル確率M・レベル30・性格無補正プクリンが比較的元気が安定している前提で計算される結果がだいたい3回前後)
では、ここでげんき回復ボーナスを加えてみます。
もっと夜更かしする想定のほうがより現実味が出そうですが、せっかくの睡眠改善ゲームですので7時間は頑張っていきましょう。
6時起床:げんき82×1.14≒94 → 113(スキル①・朝ごはん)
とりあえず先ほどの値に+12していきましょう。お手スピ帯がどう変化するか見てみます。
12時:げんき77(1ランク↑)→97(据え置き)
18時:げんき61(1ランク↑)→81(1ランク↑)
23時:げんき51(1ランク↑)
表にすると以下の通り
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全体的に向上したのが確認できますね。睡眠中のおてスピ帯が上がっているのも朝イチヒーラーが成功しやすくなって高評価です。
そしてこの場合起床直前のげんきが0ではなく9になるのもポイントです。もちろんヒーラーの下振れなどはあると思いますが、この生活リズムを作れればボーナスの乗った94回復で100まで復帰する日が出てきます。
最も大事な点はげんき回復ボーナスはヒーラーが持っていなくても問題ないという点です。
もちろんげんき回復ボーナスをヒーラーの厳選終了ラインに加えてもOKですし、ヒーラーは最高の個体を粘りながら他の役割についたげんき回復ボーナスを準当たり枠に引き上げることもできます
げんき回復ボーナスの効果は伝わったでしょうか?
真の睡眠ガチ勢・かくかくしかじかで100点安定勢が発信者側に多いため軽視されがちですが、現実的なラインでは非常に効果的なスキルだと思います。
長々とまとまりのない文を読んでいただきありがとうございました。
この記事を読んでいただいた皆さんの厳選が少しでも楽になれば幸いです。
興味のある方はおまけも読んでいただけると嬉しいです。
おまけ:SNSによるゲーマー平均値の麻痺について
さてここまでずっと3食+就寝時の4回は開く前提で話を進めてきました。
私は学生なので講義時間ごとにアプリを開きやすく日中はかなり高効率でお手伝いを拾えているため、それをベースとし「そこまでやってない人」まで下げたつもりです。
ここまで読んでくださった皆さんも(具体的な時間はともかく)頻度の想定としてはそこまで文句はないと思ってくれたのではないかと信じたいです。
強いて言うなら夕食と就寝時のタイミングが一緒になる方がリアルではないか?という主張があるくらいでしょうか。
しかしですね、寝るゲームである以上起床時・就寝時はともかくお昼を確実に拾える人というのは思ったよりもレアなのではないか?とも感じるのです。
※もちろんその人の環境によってはモチベーションに関わらずその付き合い方がデフォルトとなっている方もいると思います。
「そういう人はヒーラーの情報までたどり着かないのでは?」
という声はごもっともなのですが、それはあくまで自力での話。
ポケスリを始めたという知り合いがいたとして、あなたはヒーラーを推奨せずにいられるでしょうか?
別にそのくらいの人なら大して効果がなくてもメイン種の損失とか感じにくいと思いますし良いのではないかという話もありますが
とまぁ、これがSNSによる麻痺という話です。
我々は最低限デイリーミッション(ポケスリの場合3食はあげる・計測を忘れない)をすべてこなしているだけのゲームでログイン勢・エンジョイ勢を自称することが多いですが、実際は毎日ログインは安定せずたまに開くことをログイン勢と呼んでいる人が多い気がします。
「毎日デイリーミッションを全てこなすだけ」は最低値などでもなんでもなく、思ったより高い水準にあるものなのだなという最近の私の発見でした。
そうなってくるとヒーラーの価値も怪しくなってきますね。
こんな極論を持ち出さなくても実際にヒーラーを採用してる方からすれば食事毎にスキル確定という想定がかなり無茶があると感じる気がします。
我々は食事のタイミングで発動しなかった場合その前後で拾えることが多いので何とかなっていますが・・・
げんきが回復するという仕組みが完全に腐ることはないでしょうが、我々が思っているほど多くのプレイヤーがヒーラーの恩恵を受けきるわけではない気もしてきました。
強ポケ艦隊から一枠ヒーラーに入れ替えた方が強いというのはある程度の水準以上でのお話です。
特に現状に不満を感じていない人(これは悪い意味ではなくあまりこだわりがない人とも言えます)・気にはなるが開ける頻度が少ない人は無理にヒーラーを採用しなくてもいいのではないでしょうか?
それでも気持ち的にはどうしてもヒーラーが欲しいという場合、世間的には賛否両論となっているきのみSヒーラーがかなり強力に機能してくる気もします。
げんき回復ボーナスもそうですが、強さというのはプレイスタイルで大きく変動します。
私自身
・計測はしっかりリアル睡眠に合わせてやりたい
・ただ90点以上を安定して取るのはリズム的に少し難しい
・日中開くのは比較的容易
という点から最強のヒーラーだと思ってげんき回復ボーナス・スキル確率Mのニンフィアをヒーラーとして採用しています。
おてボやEXPボーナスがいらなかったと言ったら嘘になってしまいますが、
・私の生活的にげんき回復ボーナスは抜きにくい
・そこそこ開けるのでスキルMはほぼ必須
・おてボなどが前半を占めるとスキルMなどが50以降に押しやられてしまい現在の育成環境では実質該当スキル未所持に近い
などの点からこの子の採用を決めました。
外部サイトも充実しデータバトルがしやすいゲーム性だからこそ、自分の付き合い方に向き合い厳選ラインを見直してみるのもいいのではないでしょうか。
改めてありがとうございました。
それでは、おやすみなさい・・・