イケてる女子のイケてる話#005

１）姑との騒動・料理編

朋美：「ねえ美紅、昨日さ、義母にまたやられたのよ…。」

美紅：「また？今度は何があったの？」

朋美：「いや、家に来るのはいいんだけどさ、冷蔵庫の中まで勝手にチェックするのよ。それで、『あら、このお惣菜、添加物多いわよねぇ』とか言ってくるの。」

美紅：「うわ、それめっちゃストレスじゃん！なんで冷蔵庫開けるの？」

朋美：「『手伝おうと思って』とか言うけど、明らかにチェック目的だよね。しかも、野菜室見て『ちょっと、レタスしおれてるじゃないの！』って。」

美紅：「いやいや、レタスだって時間経てばしおれるでしょ？主婦歴長いなら分かるでしょって話だよね。」

朋美：「でしょ？でも言い返したら、また『私はね、朋美さんのためを思って言ってるのよ』ってくるの。」

美紅：「あー、それは典型的な姑のやつだね。正論風の攻撃。いや、ためを思ってるなら心の中で留めてほしいよね。」

朋美：「ほんとそれ。しかもさ、この前なんて私が作った煮物食べて、『うん…まぁ…薄味でヘルシーね』って微妙な顔しながら言うの。」

美紅：「いや、それ絶対『薄味＝物足りない』って思ってるよね！」

朋美：「そう！でも、夫は全然気づかないの。『母さん優しいな』とか言ってるし。」

美紅：「旦那さんも味方してくれないの辛いね…。どうしてるの？」

朋美：「とりあえず聞き流すけど、心の中では『今度添加物たっぷりの惣菜で煮物作ってやろうか？』って思ってるよ。」

美紅：「あはは、それは面白い！逆に開き直って、『お義母さんのためにスーパーの煮物コーナーから選りすぐった一品です！』とか言えばいいんじゃない？」

朋美：「それ、やってみたいけど絶対空気重くなるやつでしょ！」

美紅：「でもさ、義母って多分、朋美のこと気にしてるからこそ口出ししちゃうんじゃない？」

朋美：「まぁ、それは分かるんだけどさ…。でももうちょっと優しさのある言い方ってあると思わない？」

美紅：「確かにね。でも、言い返すと余計ややこしくなるし、適度にスルーが最強だよ。」

朋美：「うん、最近やっと悟ったわ。姑の攻撃をいちいち受けてたら心が持たない。」

美紅：「そうそう！『はいはい』って流しつつ、朋美は朋美のやり方で堂々としてればいいのよ。」

朋美：「そうだよね、今度はもっと気楽にやってみるよ。」

名言 「姑との付き合いは戦いじゃない、いかに受け流すかのスポーツだ」

２）ドジな男の話・後輩編