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初めての妊娠

結婚2年目を迎えてから子供のことを真剣に考え出した。

50歳までには子供を成人させて夫と2人の生活を楽しみたい。もし子供ができなくても大好きな夫と2人の生活を送れれば問題ない。

まだ若いからお互い焦りはなく緩く妊活を始めた2024年。月経困難症でピルを服用していたがやめて漢方に切り替えた。基礎体温もつけるようにした。
2回薄く陽性が出たがすぐに生理が開始し流産だった。元々生理が重いがそれ以上に重く、頭痛と吐き気と立ち上がれないほどの腹痛がとてもしんどかった。

6月。タイミングがずれたので期待していなかった周期。生理が近くなってきたがいつもと違う吐き気があったため少し早いが検査薬をした。陽性だった。少し早めではあるが受診してもよいか病院へ確認をし受診。やはり早すぎて何も見えなかった。1週間後に再診になった。つわりに効く薬を処方してもらって帰宅した。

そこから私の地獄のつわり生活が始まった。私の場合は吐き悪阻。
初めはそうめんやゼリーなど喉越しがいいものを食べていた。次第に酸っぱいものを欲すようになり、梅おにぎりがレモンソースのバーガーなどを食べた。だが1日で食べれる量がおにぎり1個、バーガー半分。そして次第にお水すら飲めなくなった。
妊娠前-4kg。フルタイム正社員だったが休職を余儀なくされた。
点滴生活の始まり。何も食べていないから朝の嘔吐は黄緑色(胆汁と胃液)。もちろんスーパーにもコンビニにも匂いで吐きそうになるから行けない。寝転がっていればまだマシだった。その状態が3ヶ月続いた。

悪阻の終わりは突然だった。
夫と両親のサポートもあってなんとか乗り越えることができた。
悪阻期間、こんな状態で赤ちゃんが育ってるとは思えない、と思っていたが子の力はすごく、スクスクと育ってくれていた。泣くこともあったが、あんなにしんどかった悪阻期間を私は2ヶ月後にはケロッと忘れていた。

現在妊娠後期。
もうすぐ会える嬉しさと母になれるかという不安があるが、周りにサポートしてくれる人たちがたくさんいてくれるお陰でかなり前向きである。
無事に生まれてきてくれることを祈るばかりだ。

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