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【ALIVEとわたし】井出 岳人(がくとさん)
Q_ALIVEが終了してしばらくたちましたが、今振り返るとどのような経験でしたか?
雄勝町渚泊推進協議会(宮城県石巻市)のテーマに参加したが、現地に行けなかったのが残念だったけど、凄くいい経験だった。
新卒で入社して8年間。業務を通して、様々な企画を経験してきたが、
ALIVEで地方課題に向き合うのは、いままで使ったことのない脳を使ったような感覚。勉強になったし、今後の業務に活用できている。
そして、本気になって仲間とバチバチやった経験も、すごくよかった。
Q_バチバチやって?
はじめはオンラインだったけど、ミーティングで1度、リアルで会ったらすごくやりやすくなった。議論を進める中で、それぞれが思っていることを発言できるようになった。
そして、それぞれのバックグランドが違ったので、みんなが自分自身のいつもとは違う角度から話しているのが新鮮だった。
Q_いつもと違う角度からはどうだった?
自分にはない意見だった。新しい発見。思ってもみないところから飛んでくる。最初は全部を拾うのは大変でできなかったし、いつもと違う角度からの意見は間違いではないかと思った。そして、自分の意見を通そうとしていた。それをリフレクションでチームのみんなから指摘してもらえた。
リーダーシップとしてみんなを率先する面もあるけど、その反面、自分の意見を通そうとしすぎると。
ALIVEの時間のなかで、リフレクションが本当によかった。
本気で議論したからこそ、みんなからのリフレクションが活きてくる。
ちゃんと、いいこともわるいこともフィードバックすることを大切にしている場。率直に言ってくれて、気づけていなかったことに気づくこともあり、
意識して改善しようとしている自分をまわりが見てくれている。
毎回リフレクションの時間があるから、前回との変化を確認することもでき、本当によかった。
Q_いままでにない脳の使い方をした地域課題はどうだった?
地方にありがちなリアルの課題に向き合う。
課題をヒアリングしていく中で、最初は、勘弁してよという思いも正直あった。ドラマの世界みたいなことが起きている。難しかった。これがリアルなんだと思った。
会社でも反対する人がいることはある。でも地域の反対は、それとはまったく質がちがう。リアルに反対勢力がいた。地方を良くしようとする思いが集まっているのに反対派がいる。登り方が会社と違って本当にバラバラだった。
会社では、結果として同じ方向を見ている人が多いと感じた。
地域をみたから、会社のことも違う目で見れている。
そんな経験をしたから、将来、私は向いている方向が違う人も含めて、協力関係をつくるようなリーダーシップをもちたい。それができたら素敵だしもっと楽しくなる。
そして、審査員(アドバイザー)からのフィードバックも非常によかった。その道の知見者から真剣なフィードバックを貰うことができた。フィードバックが的を得ていて腹落ちすることが多かった。本気でフィードバックするのは、メチャクチャ大変だと思う。アドバイザーもガチンコ勝負だったという点で、過去の研修や、新規事業立案コンテストと比較しても、とても質の高い審査だと感じた。
なので、ビジネス面でも学びが多かった。ガチンコのフィードバックを貰うことで、ビジネス面のスキルも上がったと感じた。課題の深堀の仕方、全体のストーリー設計など非常に勉強になった。
答申先の方だけでなく、その道のプロの方からフィードバックもらえるのも学びになった。
Q_あらためてALIVEという時間はいかがでしたか?
夢中になれる、おすすめできる研修。後輩にもすすめたい。凄い大変だったけど。
チームで議論する際に使っていたmiro(ホワイトボード)をみて、熱い議論していた思い出が蘇ってくる。
ルールもゴールもきまっているけど、やることは自由。それがよかった。