レッスンでのゲームアクティビティ

はじめに

メモ書きのようなレッスンアクティビティ日記です。
２０分ほどのアクティビティを毎回のレッスンに取り入れてクラスの仲間意識や協力する意識を育もうと思っています。
（Team buildingと以下呼んでいきます）
私がレッスンでするアクティビティは色々な本で読んだり、サイトで見たりして、それらに少しアレンジを加えたりしています。全くのオリジナルではないのですが、こんなアクティビティをすると子供たちの反応はこうだったよ。と書いていこうと思っています。

シンプルだけど盛り上がる。　’Make a Group' game

これってゲームかなぁ。とも思うのですが、なぜかやたらと盛り上がるのでご紹介します。　Make a Group ゲーム。単純にグループをどんどん作っていくゲームですが、初めてのクラスや初めての仲間と出会う時にはいいゲームだと思います。私、まぁまぁよくこのゲームはやります。特にレッスンが始まる前のウォーミングアップにもいいです。

まずは教室をウロウロ

まずは声かけをします。これから始まるよ！という合図でもあります。
「Hi everyone!  Let's start the lesson.  Ohhh but before that, let's walk together」　レッスンの前に少し歩いてみようか！声かけですが、こんな感じです。　その後は「Walk! Walk! Walk ! Walk! 」とリズムをつけて声をかけながら教室の中を方向など関係なくウロウロ歩きます。
「High Five! 」と目があったらパチン！と手を相手と合わせて挨拶するのもいいです。みんな喜びます。

Make a group of two! 

声がけをしていきます。
「Make a group of two!」二人一組になってください。
そうすると、まずは仲良しのお友達を探してみたり先生とペアになったりする生徒さんもいると思います。人数が合わない時は先生が積極的に入ってください。
二人一組になったら
先生：「Say 'Hello! '　to your partner.」
生徒：「Hello!」
先生：「Say 'Good bye’　to your partner」
生徒：「Good bye!」　
スピード勝負です。生徒の中には「えーもうGood byeなの？」なんて言う子もいると思います。気にせずにどんどん次にいきます。子供達が常に忙しく動いて英語を発語するのが目標です。気が付いたら英語を話していた！と言う感覚をつけていきます。
Good byeの後はまた　Walk Walk Walk!とウロウロ歩きます。
先ほどのペアの相手とはもうGood bye しているので別の仲間を探しにいきます。
上記の流れで「Make a group of ３」
４、５、６、７、８とどんどん人数を増やして、男の子も女の子も混ざったグループや年齢もバラバラのグループが出来て来ます。
そして次のアクティビティに必要なグループの数が出来たら、このゲームは終了です。

気をつけること

生徒たちは人数を合わせるために、お友達を取り合ったり
あるいは一緒になりたかったお友達と離れたりとあるかもしれません。
でも、次のグループでは一緒になれるので大丈夫です！
悲しんでいる、悔しがっている時間を与えずに次々とリズム良く先生が指示をしていくのがこのゲームは必要になります。
仲間はずれになってしまう子もいるかもしれません。先生やアシスタントも生徒に加わってグループの調整もするといいかもしれません。しかし、この場合は先生も短時間に生徒たちに指示をするので「You can join the group over there .... ohhhhh wait,  you can join them here,   oh  hmmmm wait, 」
なんてなります。最後には「come with me! Let's make a group with me! 」となるのももちろんありです。一緒に悩んで一緒に動いて一緒に楽しんでください。
次のグループを作る際は先生を仲間に入れたい生徒が先生に声をかけてきます。その際に先に一緒に仲間になった生徒も連れていきましょう。
先生がうまく生徒同士のGlue（のり・接着剤）になると素晴らしいです。

Tips より楽しむために

Walk！Walk ! Walk!を例えば　Jump! にしたり　Skip!にしたり変化を与えることで生徒たちが先生の言葉に注意深くなります。聞いていないとゲームが楽しめない！環境を作ることもお勧めします。

音楽やタイマーを使うのも効果的です。
音楽がかかっている間は歩く。音楽が止まると先生の指示がくる。などのパターンを作っておくと生徒たちも安心してアクティビティに参加します。
何をやっているのかよく分からない、といった状況を作らないように気をつけましょう。不安な事や分からない事があるとゲームは盛り上がらないです。

上級者の場合は「Hello! Good bye!」のやり取りではなくて質問をお互いにするといいと思います。「What did you eat for your breakfast today?」何度も質問をするし、何度も質問に答えるので反復練習が出来て英語フレーズも身に付きます。

生徒たちの反応

さまざまなレッスンで取り組みましたが、子供から大人までグループを作るだけなのですがとても必至になります。
みんな真剣です！だから面白いのでしょうね。一度も話したことの無いお友達に声をかけてグループを作ったりするのも年齢や性別に関係なく出来るのもいいところなのだと思います。
とにかく、みんな真剣そして夢中。さらに忙しい！
気がつくと時間があっという間です。