モス私物4「HERMES エールラインクラッチバッグ」
こんにちはモスです。
今回はエルメスのクラッチバッグを紹介します。
これはかなり昔にある方から頂いたものです。
今でこそお洒落なアイテムとなった「クラッチバッグ」ですが、当時はそんな呼び名ではなくて、この手のカバンはセカンドバッグと呼ばれてました。
やはりおじさんが持っているイメージが強くて、セカンドバッグを小脇に抱えて歩くなんてことは絶対に馬鹿にされるので勇気がいるし、そもそもそんな物をファッションと結びつけるなんて発想がありませんでした。
なので最初は使い方が分からず、とりあえず小物入れとかに使ったりしてたんですが、ダサいの象徴だったセカンドバッグが数十年の時を経て、ある日お洒落な持ち物として表舞台に姿を現したのです。お洒落な人がこぞってクラッチバッグを持ち、それを見て感化され、自分も持つようになりました。
長い間日の目を見なかったこのクラッチバッグですが、いざ使ってみると、凄くこなれ感が出るし、なにより使いやすい。そんなこんなで今ではなんと毎日使っています。
基本的に仕事用ですが出掛けるときにも使います。
荷物が少ない僕には本当にちょうど良いサイズ感で、さっと掴んで持っていける気軽さも僕には合っています。
デザイン的にもシンプルで素材もキャンバス地なので、あまり気負わずラフに使っていますが、長年の使用でも全く生地がヘタレたり擦り切れたりしていません。
やはりそこは世界最高のブランドエルメス。確かな製法と、キャンバス素材でもどこか風格のある佇まいを醸しだすところは流石です。
流行の中心に躍り出たクラッチバッグ。
最近はそれなりに落ち着いた感がありますが、まだまだトップブランドからのリリースが続いているアイテムでもあります。そんな背景からも、定番として地位を築いたと言っても良いですよね。
定番品にエルメスを使える贅沢感というか、服好き特有の幸福感みたいなのを噛み締めながら、これからも大事に使っていこうと思います。
それではまた。