【VR作品紹介】第19回 モノガタリ交流会【テーマ:猟奇】
◆「モノガタリ交流会」とは?
皆さんこんにちは、A-Literary Works.(エーリテラリー・ワークス)です。今回は第19回 モノガタリ交流会の発表の様子について紹介したいと思います。第19回の内容に入る前に、企画の概要についておさらいしましょう。
「モノガタリ交流会」とは毎週日曜21時VRChatにて開催中の創作PR会になります。特定のテーマを踏まえて毎回2名が作品を発表し、交互に感想を伝える進化形読み合い企画になります。発表・コメント共に5分と気軽に参加できるので、評価を求めるクリエイターや、VR上の物語に興味のある方々は是非ご参加、ご観覧ください。
作品は小説・詩、演劇、映像、漫画、ゲーム・ワールドなど、物語性を含む一次創作であれば紹介OK、ただしなるべくシナリオを強調するようお願いしています。作品内容や発表内容は基本的に自由、ただし他者の作品や二次創作はNG、パロディ・オマージュ作品はOKとします。
……という訳で、第19回の発表者、テーマは以下のようになりました。
◇第19回 モノガタリ交流会【テーマ:猟奇】
【No.37】アルファブラボーさん「おはよう、クロノ」
一人目の発表者はアルファブラボーさん(https://twitter.com/alfabravo11)になります。アルファブラボーさんの作品「おはよう、クロノ」は武装JKという闇ビジネスの蔓延る世界で、人造エルフNo.96「クロノ」が暴力や薬物といった危機に晒されながら、武装戦線ハイヴズと共に戦況へ赴く長編連載漫画となります。過去にも「ハイヴズ計画」「私はあなたのエルフ細胞」「武装JKがボコボコにされてたので助けてあげた話」といった各篇が公開されており、庭師さんの推しキャラは圧倒的な強さを誇るボスだそうです。沈黙は丸みの印象的なタッチとは裏腹の凄烈な殺人描写や、クロノとユウのイチャつきシーンに惹かれました。アルファブラボーさんは裸体や触手などの成人向け表現のイメージが強かったですが、連載作品は少年誌に掲載されても不思議の無い風味となっているので、こちらを機に猟奇世界への一歩を踏み出しては如何でしょうか。
◇作品リンク:https://twitter.com/alfabravo11/status/1789575872653214163
【No.38】庭師鳥さん「MAGABANASHI_VR」
二人目の発表者は庭師鳥さん(https://twitter.com/SunandLain)になります。庭師鳥さんの作品「MAGABANASHI_VR」は猟奇ユニット「FEAR飯」さんの怪談を原作として、その作品の一部をテーマ毎にVRワールド上で再現した作品シリーズとなります。現在「学校篇」「探求篇」「臨終篇」「山域編」の四作が公開されており、各々複数の独立したお話で構成されています。沈黙が惹かれたのは学校篇における一篇「たちばなさん」の内容とカメラに映ったソレ、「つじつまの名前」に隠された真相、また臨終篇の怪談中の演出が上手いなと感心しました。同じ「猟奇」と言えど方向性の異なるアルファブラボーさんはホラワが不得意のようで、想像以上の恐怖感に襲われた一方、再現舞台と共に怪談を味わえる体験に感動していました。ジャンプスケアは控えめなので、ホラーが苦手な方も是非訪れてみては如何でしょうか。
◇作品リンク:https://vrchat.com/home/launch?worldId=wrld_a23fb6e5-a4da-44fb-88e3-2a36fb79615f
以上、第19回 モノガタリ交流会のお二人の紹介作品となりました。皆さん如何でしたでしょうか?興味を惹かれたものについては、是非リンク先から作品を鑑賞してみてください。また発表者の方は常時募集しています。興味のある方はDiscordサーバー(https://discord.com/invite/UkYn7ZrY8t)に是非ご参加ください。それでは、また。
文責:沈黙静寂(A-Literary Works.代表)