【VR作品紹介】第20回 モノガタリ交流会【テーマ:戦闘】
◆「モノガタリ交流会」とは?
皆さんこんにちは、A-Literary Works.(エーリテラリー・ワークス)です。今回は第20回 モノガタリ交流会の発表の様子について紹介したいと思います。第20回の内容に入る前に、企画の概要についておさらいしましょう。
「モノガタリ交流会」とは毎週日曜21時VRChatにて開催中の創作PR会になります。特定のテーマを踏まえて毎回2名が作品を発表し、交互に感想を伝える進化形読み合い企画になります。発表・コメント共に5分と気軽に参加できるので、評価を求めるクリエイターや、VR上の物語に興味のある方々は是非ご参加、ご観覧ください。
作品は小説・詩、演劇、映像、漫画、ゲーム・ワールドなど、物語性を含む一次創作であれば紹介OK、ただしなるべくシナリオを強調するようお願いしています。作品内容や発表内容は基本的に自由、ただし他者の作品や二次創作はNG、パロディ・オマージュ作品はOKとします。
……という訳で、第20回の発表者、テーマは以下のようになりました。
◇第20回 モノガタリ交流会【テーマ:戦闘】
【No.39】ぐぅ先さん「めいど・いず・魔法少女」
一人目の発表者はぐぅ先さん(https://x.com/GooSakiSP)になります。ぐぅ先さんの作品「めいど・いず・魔法少女」は魔法少女の中学生・霧船真栗(きりふね まろん)が雇い主の太郎、黒猫のクロマルと共にワルモノを倒す日々を送る中、ある日「ご主人様と戦いたい」と言い出し、真栗と太郎が怒涛の戦闘を繰り広げる、というファンタジー短編小説になります。異能世界で少女が無双するというぐぅ先さんらしい設定に加え、太郎と戦う真栗が巨大な岩石を自由自在に操作するなど、テーマ「戦闘」に相応しい壮大なバトルシーンが特徴的だと思いました。また前半で紹介された「サファイアビーム」と「氷空遊泳者」といった必殺技が戦闘場面にも活かされており、よく練られているように感じました。UUMII_HK416さんからは真面目な会話の中に挟まれる作者の解説が面白くて読みやすい、という感想を頂きました。全六話完結予定、今回は第五話までをご紹介頂いたので、第五話の最後の台詞が何を意味するのか、気になるところです。
◇作品リンク:https://kakuyomu.jp/works/16818093075585564719
【No.40】UUMII_HK416さん「VRChat:ACE COMBAT ZERO」
二人目の発表者はUUMII_HK416さん(https://x.com/uumii_hk417)になります。UUMII_HK416さんの作品「VRChat:ACE COMBAT ZERO」は株式会社バンダイナムコエンターテインメントのゲーム作品「ACE COMBAT」シリーズの第一作をVRChatで再現した映像作品となります。原作はバルカン戦争を背景とした現代SFミリタリーの戦闘シミュレーションとなっており、原作に負けない程精緻な戦闘描写、自作のフォントに加え、パイロット役のフレンドまで巻き込んで創られた壮大な世界観が味わえます。UUMII_HK416さんは「Virtuality-stories」という活動名で『Nightmare hunter』『Slaying』といったVR上の一次創作にも手を出されており、またRP傭兵組織V.P.B.C(Variant Point Breaker Company)では映像制作全般を担当されるなど、ミリタリーと映像に対する強い愛が感じられる作品創りをされています。中でもジェネラル・ダイナミクス社のF16が最もお気に入りのようで、趣味の近しい方は是非チェックしてみては如何でしょう。
◇作品リンク:https://www.youtube.com/watch?v=euM8lxHXo3Y
以上、第20回 モノガタリ交流会のお二人の紹介作品となりました。皆さん如何でしたでしょうか?興味を惹かれたものについては、是非リンク先から作品を鑑賞してみてください。また発表者の方は常時募集しています。興味のある方はDiscordサーバー(https://discord.com/invite/UkYn7ZrY8t)に是非ご参加ください。それでは、また。
文責:沈黙静寂(A-Literary Works.代表)