思い込み
冗談ではなく、10年前に起業するまで
両手で数えられる程しか、梅田に行ったことが
なかった。というよりも行く理由がなかった。
大阪南部の人間は、南海本線を利用する人が、
多くいる。和歌山から難波を南北に繋ぐ。
大阪で一般的に中心地とされるのは、難波か梅田。
終着駅が難波の我々にとって梅田にいかずとも、
エンタメも交流も揃ってしまうからだ。
携帯電話がなかった頃は、
特にそうだんだったんだろう。
難波駅で待ち合わせと言えば、
「高島屋前」が定番。今も根強い。
前述の通り、梅田は馴染みが薄い。
この日は横浜から来阪するクライアントと
大阪のサポーターとの待ち合わせだった。
前日に、わかりやすい場所で待ち合わせ
しましょう、段取りしますと。
暫くして「ビッグマン」で待ち合わせと
連絡が来た。What’s it? ナニソレ?
ビッグカメラは知ってるけど、それではなさそう。
案内図も丁寧に送ってくれていたが、まあ
Googleマップでいけば、看板でてるやろ!と。
そんな感じで目的地近辺で探す。
確かにマップにはビッグマンと
書いてあった。しかし周りをぐるっと
見渡してもビッグマンという、商業施設なんて
見当たらない。梅田=ビル街→待ち合わせの定番
商業施設名だっと思っていた。改めて送られてきていた案内図を見返した。待ち合わせまで3分前、焦った。見返しても商業施設らしきものは写り込んでいない。ただ紀伊國屋を曲がれと指示があった。ちょうど紀伊國屋の前にいた。暫く進んでいくと、、、。
ビッグマンなるものは、サイネージだった!
しかもサイネージにしては、小型の 笑
サインがサイン(目印)だなんて
想像もしなかったが、思い込みってやつを
久々に体験したというお話。
他人(梅田)の常識=自分の非常識。
マーケティングのヒントになりそうだ。
オモロイ。
看板はでてたね 笑
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