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どんな努力も幸せも
友達も家族も
一瞬で奪ってしまうもの

その存在が許される
世界であることが
わたしは怖くてしかたなくなる時がある

私が初めて広島、長崎を訪れたのは
70周年の時

その頃ピースボートのインターンをしていた私は、”おりづるプロジェクト”という
世界中に被爆証言を生の声で伝える活動のお手伝いを東京からしていました

広島、長崎へは、ピースボートもメンバーである”ICAN(International Campaign to Abolish Nuclear Weapons / 核兵器廃絶に向けた国際キャンペーン)” オランダからのメンバーを通訳しながら案内するお仕事などを理由に行かせてもらい、

初の記念館や原爆ドーム
その姿や語られる言葉一つ一つに
衝撃、悲しみはもちろん
今があることへの感謝を感じ
本当に沢山の感情が溢れ出る数日間だった

(長崎では被爆楠を見せてもらったのだけど、
まさかの新聞の一面に載ってしまうという経験までさせてもらい、家宝になりました。笑)

けどどんな景色や経験よりも
一番印象に残るのは
被曝者の方々は必死に
辛い過去の記憶を語り
平和を願う気持ちを伝える声

ただ誰一人として二度と
同じ悲惨な経験をしてもらいたくなくて

涙を流しながら本当なら
思い出したくもない体験を
声を絞り語る
おばあちゃん、おじいちゃん

今年で終戦から75年
未だに変わらない、変えようとしない国々

悔しくも声を上げ記憶を語れる人は
減っている

【記憶の継承】そして
声を繋げる新しい世代が
これまでにないくらい必要です

伝えることを止めてはいけない

まずは知り、そして何ができるか考え、
今そして未来に生きる人のために行動する

ヒバクシャ国際署名は今年も
核兵器廃絶を求める署名を集めています
https://hibakusha-appeal.net/

心から平和を感じられる日が
一日でも早くくることを願って💫

写真は数年前、ICANがノーベル賞を受賞した日のものと、オーストラリアシドニーでの活動に参加した時🌏

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