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日記 20210424

アウトプットには元気が要るな、と思う。
この日記も久しぶりに書いているし、最近は観た映画の感想もすぐにはうまく排出できないでいる。
時間は割とたくさんあるのに、気がつけばiPhoneのホーム画面を右に左にスワイプして、いろんなアプリを開いては、何か面白いことないかなあって思ってる…っていうのを毎日やっててさすがに無駄すぎる。
元気、というか気力?


遠征を自粛してまるっと1年以上が経ちました。
アイドルおたくになって10年余り経ちますが、一度も新幹線も飛行機も夜行バスも、電車すら乗らない1年ははじめてです。こんなはじめて要らんねん

もっと言うとおたくになる前の学生時代はライブキッズだったので、1年以上ライブハウスもコンサートホールも一切行かないことってマジでなかったから、そう考えたらほんとに異常事態ですよ…


先日(と言っても3週間以上前)、市内のライブであればひとり自家用車で移動できるし大丈夫かも!という気持ちにやっとなって(それまでは人が集まるところがずっと怖かった)
ほんとに久しぶりにライブハウスへ行ってライブを観た。

運営にもよるのかもしれないけど、客席どうしを一定距離はなしていたり、ライブ鑑賞中のマスク着用の徹底とか、途中換気タイムが入ることとか、感染対策がしっかりされていて、思っていた以上に安心してライブが観れた。
(声は出せないけど、アイドルの歌声だけに集中できるので、むしろ普段よりゆったり観れたし聴けたしめちゃめちゃ快適だった)

何となく配信ライブにも慣れて、"ライブハウスでライブを観る"っていう感覚が嫌でも薄れていく日々のなかで、「なんか別にライブなんて行かなくてもいいかも知れんな?」と思ってしまうことも多くて。

でも思い切ってライブハウス行ってみたら、それはそうなんだけど全然違くて、「そうだよな、ライブってこんなだった!これがライブだ!!!」ってなった。
ステージとフロアを繋ぐ空気感とか、音が身体に吸い込まれる瞬間みたいなものは、やっぱりライブハウスでしか、生でしか味わえない。音って、振動なんだな…とよく分からないところで感動したりもした。
配信自体はありがたいけど、ライブの代替品には絶対に絶対になり得ない。
この感覚思い出しちゃったら、配信ライブ観れないかも知れない…とまで思った。別物なんだよな。

ライブ後静かな自室に帰ると、長時間爆音にさらされた耳が、ずんと塞がるような感覚すらも懐かしくて嬉しくて、大袈裟かもしれないけど、"あぁ、生きてる"って思った。高揚と疲労が混ざった身体でベッドに沈むのも久しぶりだった。



このライブの日記を書いては消して、追加して…とグダグダやっていたら、一部地域ではあるが三度目の緊急事態宣言が出た。私の住んでいる地域には出ていないが、新規感染者数は日々増えている。追加で宣言出るのは時間の問題だと思う。

ライブハウスに通う日常には、まだまだ遠い。