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【中国輸入】感覚に訴えて、理屈で納得させろ! 世界的ベストセラーを中国輸入に活かす_NO3

モノが売れる理由には、必ず「心理的なトリガー」が存在します。

ジョセフ・シュガーマンの名著『マーケティング30の法則』は、そのトリガーを30の具体的な法則にまとめ、成功するマーケティングの秘密を明かしています。

今回はこの中から、特に中国輸入ビジネスに応用できる心理トリガーを厳選し、わかりやすく解説します。

売れない原因を突破し、顧客の心を動かす力を身につけましょう!心理学とマーケティングの知識を深めたい方は必見です。

🖋この記事の執筆者🖋
・中国輸入代行会社アリパートナーズ代表 加藤義之
・三重県伊勢市出身。
・ニデック株式会社(旧日本電産)他を経てアリパートナーズを創業。創業から順調に会員数を伸ばす。
 👉https://alipartners.jp/
・北京大学、台湾静宣大学へ留学。
・日本語と中国語のバイリンガル。
・2023年に自身が立ち上げたD2Cブランドを約1億円にて売却。物販プレイヤーとしての経験も豊富

ジョセフ・シュガーマン (著), 佐藤 昌弘 (著), 石原 薫 (翻訳)


本書から学ぶ中国輸入を成功に導く二つのヒント

①ベンツが売れるのはカッコいいから
②売りたい商品を熟知しろ!

それでは一つずつ見ていきましょう。



①ベンツが売れるのはカッコいいから

人は何かを買うとき、実は感覚で決めています。

例えば、ベンツを選ぶ人は技術や性能を理由に挙げますが、本当は「高級車を持つ自分」という感覚に惹かれていることが多いのです。

ベンツが買うのは単に「カッコいいから」。

その後、それを納得させるために理屈を使うのです。

広告やセールスもこれを理解しています。

感覚に響く言葉やイメージを使い、お客の心にアピールします。

理屈っぽいデータで説得するよりも、商品を使うシーンを想像させたり、印象に残る表現を使うことで売れる可能性が高まります。

購入の決定は感覚が基盤。

その感覚をうまく刺激することが、販売成功の秘訣です。


中国輸入への活かし方

これは商品ページ作成に役立つ考え方です。

特にAmazonの商品画像の3枚目で効果を発揮します。

この画像では、「商品を使っているシーン」を購入者に想像してもらうことが大切です。

その商品を使うとどんなメリットがあるのか。

どんな未来が待っているのか。

これらをイメージさせる工夫が必要です。

時には屋外撮影やモデルの起用が必要になることもあります。

1688の画像を使ったり、物撮りで済ませたくなるかもしれません。

しかし、それでは商品を使う自分をイメージしにくくなります。

「人は感覚で買い、理屈で納得する」のです。

商品の機能説明だけでは心を動かすことはできません。

小さな工夫の積み重ねがCVR(コンバージョン率)を向上させます。

そして、徐々にページのSEOが強化されていきます。

最終的にベンツが売れるのは「カッコいいから」。

商品を感覚的に伝える工夫を忘れないようにしましょう。

商品ページの1~7枚目の作り方のコツは「Amazon 入門完全マニュアル」をご覧ください。

LINE追加後、「完全マニュアル」とお送りください。




②売りたい商品を熟知しろ!

商品の魅力を最大限に伝えるには、その商品を徹底的に熟知することが欠かせません。

どんな商品にも「特性」や「個性」があります。

それを正確に理解しなければ効果的な売り方を見つけることはできません。

たとえば著者が所有する防犯ベル会社の製品「ミデックス」は、「簡単な設置」と「確実な作動」という特性が顧客の心に響きます。

この特性を見極めるためには、まず商品を徹底的に研究する必要があります。

製造方法や用途を調べ、さらに購入者の感情にどう訴えられるかを考えるのです。

また、顧客との対話を通じてリアルなニーズを把握することも重要です。

さらに、自身の経験を活用することで、商品の理解を深められます。

著者自身も、保険の販売員とのやりとりや隣人の急逝という経験から、防犯ベルの「必要性」を訴える重要性に気づきました。

商品を熟知し、その特性を顧客が共感できる形で伝えること。それが効果的なセールスの鍵です。


中国輸入への活かし方

中国輸入でも売りたい商品を熟知することは非常に大切です。

特にOEMは一球入魂です。

商品に対する理解の深さがダイレクトに商品ページのクオリティとして反映されます。

弊社商品の生産現場訪問時の写真
深圳にある小さな工場ですが品質は抜群!
とても信頼しています

商品知識を深める方法として、生産工場への訪問は非常に効果があります

どんな材料が使われ、どんな工程で作られ、どのような人たちが関わっているのかを直接観察することで、多くの気づきが得られます。

中国輸入ビジネスは良くも悪くも、ネット上で全てが完結ができます。

そのため、ただ商品を右から左へ流しているだけの量産型商品ページが生まれては消えていきます。

2025年現在も、カテゴリ上位ですらそのようなページはたくさん存在します。

つまりまだまだライバルは強くない。

勝てる要素はたくさんあるのです。

工場訪問の際は、直接作業員がどれだけ製造作業に集中しているかを観察してみましょう。

間接作業(書類確認や資材運搬など)に多くの時間を費やしている工場は、製造効率が悪く、結果として商品の原価が他社と比べ高くなっている可能性があります。

特定の直接作業員一人に注目し、直接作業に従事している時間を計測します。

おおむね60~70%の時間、直接作業に従事していればひとまず合格です。

これを何セットから繰り返すことで、その工場が付加価値の高い仕事をしているのか否かをおおむね把握することができます。

単に、案内に流されるだけで工場をぼんやりと見て終わらせず、目的を決めて、自ら積極的に行動してみましょう。

その一つ一つが血肉となり、商品ページに反映されます。

工場訪問は商品知識を深める第一歩と言っても良いでしょう。


まとめ

中国輸入で成功するには、「感覚に訴える販売力」と「商品知識の深さ」が欠かせません。

商品を使っている未来が想像できる画像を作るひと手間がCVR向上につながります。

商品知識を深めるアクションのひと手間が、Amazonというジャングルでキラリと光るブランドを生み出します。

是非、そのひと手間を惜しまず、1%改善の積み上げを実行していきましょう!

今回もご覧頂きありがとうございました!


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