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【中国輸入】目標達成は気合いとやる気に頼るな! 世界的ベストセラーを中国輸入に活かす_NO4

目標は立てても、途中で挫折してしまうことが多いですよね。

そこで、行動科学の視点から目標達成の鍵を解説した『行動科学が教える目標達成のルール』を活用し、確実に成果を出すための方法をご紹介します。

この本では、小さな習慣からスタートし、行動を続ける仕組みを作るコツを伝授。

中国輸入ビジネスや副業に取り組む方にも役立つ内容を、具体例を交えてわかりやすくお届けします。

目標を達成し、次のステップへ進むためのヒントが満載です!

🖋この記事の執筆者🖋
・中国輸入代行会社アリパートナーズ代表 加藤義之
・三重県伊勢市出身。
・ニデック株式会社(旧日本電産)他を経てアリパートナーズを創業。創業から順調に会員数を伸ばす。
 👉https://alipartners.jp/
・北京大学、台湾静宣大学へ留学。
・日本語と中国語のバイリンガル。
・2023年に自身が立ち上げたD2Cブランドを約1億円にて売却。物販プレイヤーとしての経験も豊富




本書から学ぶ中国輸入を成功に導く三つステップ

①目標設定のコツ
②目標達成にはプラニングが重要なカギを握っている!
③目標達成を誓う

それでは一つずつ見ていきましょう。



①目標設定のコツ

目標設定にあたり重要なポイントは以下の3点です。

ルール1.適切な目標を選択する
ルール2.目標は達成期限と明確な到達点を設定する
ルール3.目標を自分で管理できるステップに分解する

ルール1.適切な目標を選択する


本書では、「自分や周りの人たちの幸福度を高める目標」が適切な目標だと定義されています。

たとえば、「健康的で活動的な生活を送る」「人とのつながりを深める」「新しいスキルを学ぶ」といったものです。

要するに、「幸福度を上げること」が最優先されるべきなのです。

これを中国輸入に当てはめると、「月商1000万円」「利益5000万円」といった数値的な目標を最上位に設定しないということです。

たとえば、会社員として残業続きで家族との時間が取れないなら、「独立して家族と過ごす時間を増やすーそのために中国輸入に取り組む」。

仕事に追われて健康を損ねているなら、「健康的な体を取り戻すーそのために中国輸入に取り組む」といった具合です。

まずは幸福に直結する目標を掲げるべきなのです。


ルール2.目標は達成期限と明確な到達点を設定する

目標は、いつまでに達成するかを設定します。

これは期限を設けると実行しやすくなる現象は「デッドライン効果」と呼びます。

クーポンに利用期限を設けると、利用率が大幅に向上することが研究からわかっています。

締切を意識して利用が促進されるわけですね。

これは目標設定においても同じです。

期限を設けることにより、自分自身に負荷をかけ、行動に移りやすくなります。

そして明確な到達点も設定します。

中国輸入ではわかりやすいですね。

例えば、「2025年12月までに月商1000万円を達成する」「2025年末までにOEMで5商品をリリースする」などです。

ここでのポイントは複数の目標を同時に掲げるのはNGです。

目標がいくつもあると、その中のどれが最も大事な目標かがわからなくなる。
複数の目標を同時に掲げると、その中のどれがどのくらい重要かを常に意識せざるを得なくなり、限りある認知「処理能力」を目標間で奪い合うという弊害が生じる。

引用:Soman,D.and M Zhao(2011) ,'The Fewer the Better. The Number of Goals and Savings Behavior'


「2025年12月までに月商1000万円を達成する」であれば、その1点に絞って目標設定をしましょう。


ルール3.目標を自分で管理できるステップに分解する

単に「月商1000万円」と掲げて終わりでは、何の意味もありません。

それでは遠い世界の絵空事で終わってしまいます。

ここから「月商1000万円」を達成するために具体的に取り組むべきタスクについて分解をしていきます。

取り組むべき個別タスクの洗い出しは、『D2C THE MODELー花岡宏明・飯尾元著』が非常に参考になります。

※図をクリック/タップで拡大

引用:『D2C THE MODEL』P188 「CRM/LTVのKPI改善ドライバー」より

売上1000万円達成に向けて、まずは「購入者数の増加」と「LTVの最大化」の二つのタスクに分解します。

そしてそれぞれをさらに、「CTR向上」「CVR向上」などの向上のための施策にそれぞれ分解といった具合に、自分が管理可能なステップに分解していきます。

個別のタスクに闇雲に取り組むのではなく、自分で管理できるステップに分解し、売上達成までの道筋をはっきり描くことがとても大切です。



目標設定の具体例

上記のポイント3点を踏まえ、作成した目標例です。




②目標達成には行動プラニングが重要なカギを握っている!

目標達成にはプランニングが重要なカギを握っています。
プランニングにあたり重要な点はポイントは以下の3点です。

ルール1.シンプルな行動プランにする
ルール2.実行可能なプランを立てる
ルール3.プランを習慣化する

ルール1.シンプルな行動プランにする

「①目標設定のコツ」を読めば、きっと多くの人が立派な目標をぶち上げられるでしょう。

それ自体はとても素晴らしいことです。

しかし、せっかく作り上げた目標も、達成に向けて行動できなければ何も意味がありません。

本人の意思で「あー面倒くさい!もうやーめた!」と宣言してやめてしまえばわかりやすでしょうが、通常は徐々にフェードアウトするように行動しなくなっていきます。

特に副業で取り組まれている方で、外圧がなければそうなってしまうでしょう。

シンプルな行動プランは、徐々に始まるフェードアウトの兆候に気づきやすくする効果があります。

例えば、副業で中国輸入に取り組んでいる方は、「朝出勤前の1時間を中国輸入に使う」「就寝前2時間は必ず中国輸入に取り組む」といった具合です。

ルール2.実行可能なプランを立てる

私も中国輸入は副業から始めました。

私は出勤前の1時間半を必ず中国輸入に使うと決めて、それを淡々と実行しした。

車通勤だったので、朝早く家を出て、会社の駐車場でパソコンを開きます。(副業禁止の会社なのでオフィス内ではできなかった)

ハンドルに取り付けるテーブルを使えば車内でも快適に作業ができます。

引用:www.amazon.co.jp/dp/B0CY2W45CV

「朝の1時間は中国輸入に使う!」は非常にシンプルな行動プランで、かつフェードアウトし始めたらすぐに気づくことができるのでオススメです。

これは「if-thenプランニング」というテクニックを活用したもので、「もしXだったらYをする」というプランの立て方です。

「朝起きたら、中国輸入の作業をする」「夕食を食べたら、中国輸入の作業をする」が一例です。

朝起きること、夕食を食べることが中国輸入の作業を始めるするトリガーです。

「日々のルーティン」に「とるべき行動」を組み込むことで、実行可能なプランの作成ができます。


ルール3.プランを習慣化する

1971年、アメリカ陸軍がベトナム戦争帰還兵を対象に行った研究で、ベトナム派兵中に薬物中毒者となった多くの兵士が、帰国後に薬物を断ち切ったことがわかりました。

薬物中毒は一般的には克服が非常に困難とされています。

しかし帰還兵の再発率は非常に低かったのです。

その理由は「環境の変化」にありました。

ベトナムでは薬物使用を促す合図が多く存在していた一方で、帰国後の環境にはそのようなトリガーがほとんどありませんでした。

これにより、依存行動が自然と消えていきました。

この研究から、習慣は環境に大きく影響を受けることが示されています。

行動を変えたい場合は、トリガーを排除し、環境を整えることがカギとなります。

意志の力だけに頼らず、仕組みを整えることで習慣化は格段に進みやすくなります。

この研究結果は、中国輸入に取り組む人たちにとっても非常に参考になります。

副業として中国輸入に挑戦するなら、自分を「中国輸入に集中できる環境」へ置くことが重要です。

作業場所は会社近くのカフェでも、車内でも、会社の休憩スペースや会議室でも問題ありません。

大切なのは、1時間早く出社して、自分が中国輸入以外のことができない環境を作ること。

この環境を整えることが、習慣化への第一歩となります。


行動プランの具体例




③目標達成を誓う

ルール1.誓う内容を決める
ルール2.誓う内容を書き出し、公にする
ルール3.コミットメントレフリー(誓いを監視する人)を任命する


ルール1.誓う内容を決める

誓う内容は最終的な目標でもいいし、それを達成する上で最もハードルが高いと感じていることでも構いません。

例えば「独立して家族と過ごす時間を増やす」や「朝1時間の早起き」、「出勤前の副業」などです。

我々が未来の「美徳」よりも、目先の「悪徳」を選びがちなのは、「悪徳のほうが多くの報酬を今与えてくれるから」

引用:Read, D., G. Lowenstein and S. Kalyanaraman (1999), Mixing Virtue and Vice:
Combining the Immediacy Effect and the Diversification Heuristic.

つまり、未来の目標や利益よりも、目先の快楽や報酬を優先してしまう傾向のことを指します。

これを行動科学では、「現在バイアス」と呼びます。

問題は、どこかの時点で未来の自分は現在の自分になる、ということです。

つまり、何も行動を起こさないままでは、未来の目標は達成されず、やがて「何も変わっていない自分」として現実に直面することになります。

先延ばしにしている間に、時間は確実に過ぎ去り、気づいた時には何も成し遂げられなかった自分がそこにいるのです。

そんな状況を避けるためにも、まずは「誓う内容」を決めて下さい。


ルール2.誓う内容を書き出し、公にする

書くことには魔術的な力がある

『影響力の武器』 P407 「コミットメントと一貫性ー心に棲む小鬼」より

誓うべき内容が決まったら、是非紙に書きだしましょう。

そして、書き出した内容に署名をすると、その行動を途中で投げ出しにくくなるという驚きの効果もあることがわかっています。

さらに、それを周りに宣言すればその可能性はより一層高まります。

単に自分の中だけに留めておくよりもずっと効果的です。


ルール3.コミットメントレフリー(誓いを監視する人)を任命する

コミットメントレフリーをつけた人は、つけていない人よりも目標達成率が70%高いということが分かっています。(1)

「絶対1000万円を達成する!」「絶対1時間早く起きる!」「絶対出社前に副業に取り組む!」と言ったことは自分の中で留めてはいけません。

コミットメントレフリーとして適切なのは親しい同僚だと言われています。

家族や恋人は親しいがゆえに、多めに見てしまうことがあるからです。

誓いを破っても、一緒に映画や食事に行きたければ、そうなっても無理はないからです。

是非、特に今副業で中国輸入に取り組んでいる方は、本当に信頼できる同僚にあなたの誓いを共有し、達成できるかを監視してもらいましょう。

(1)Ayres, I (2010), Carrots and Sticks: Unlock the Power of Incentives to Get Things Done. [『ヤル気の料学行動経済学が教える成功の秘訣』イアン・エアーズ者、山形浩生訳、文藝春秋、2012年]




まとめ

目標達成のためには、行動科学が示す「仕組みづくり」と「意識の転換」が不可欠です。

本書で紹介されているルールをもとに、中国輸入や副業にも応用できる実践的な方法を学びました。

まず、適切な目標を設定することが出発点です。

数値目標だけでなく、自分や家族の幸福度を高める具体的なゴールを最優先に置くことが重要です。

そして、その目標を達成するために、実行可能なプランを立て、環境を整えることで行動を継続しやすくします。

さらに、目標達成を誓い、コミットメントを可視化することで、途中で挫折しない仕組みを作りましょう。

親しい同僚や信頼できる人にその誓いを共有することで、行動をさらに確実なものにできます。

これらのルールを活用し、目標を達成するための「行動を仕組み化」することで、副業や中国輸入ビジネスでも確実な成果を上げていきましょう!

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今回もご覧頂きありがとうございました!

次回は、『やり抜く人の9つの習慣』をテーマに、中国輸入ビジネスで成功するためのヒントをお届けします。

この本では、目標達成を阻む「心理的な壁」を乗り越え、やり抜く力を鍛えるための具体的な習慣が解説されています。

「計画を立てても途中で挫折してしまう」「行動を続けるのが難しい」という方に向けて、特に中国輸入に応用できるポイントをわかりやすくご紹介します。

次回もぜひお楽しみに!やり抜く力を武器に、成功への道を一緒に切り開きましょう!