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ゼロボから理解する転生したらスライムだった件(転スラ)

割引あり



1.記事の概要


この記事でこんなことがわかります。

・転生目によるレア役確率アップ状態抽選の仕組み
・転生ボーナス(リアボ)を抽選できる仕組み
・設定変更後のみ転生目の確率が異なる仕組み

今回は仕組みに全振りしています。


はじめに
無料部分では、
薄ぼんやりわかるように書きます。
技術上の規格とかわかる人にはわかります
有料部分では、
それがわからない人でもわかるようにしっかり書きますし、
連絡をいただければわかるまで対応いたします。

なお価格は200円(コイン10枚)となっているので、
まず無料部分を読んでいただいて
購入するかどうか決めていただければと思います。

もちろん応援の意味でご購入いただくのも嬉しいです。

では本文に戻します。


2.転スラのシステム


AT「転スラっしゅ」は純増約2.5枚

DMMぱちタウン 様
https://p-town.dmm.com/machines/4405

まあいたって普通のゼロボAT機ですね。

DMMぱちタウン 様
https://p-town.dmm.com/machines/4405

転生目なるものがあるようです。確率が設定変更後とその他で違うんですね。

DMMぱちタウン 様
https://p-town.dmm.com/machines/4405

転生ループなるツラヌキ要素があると…
しかし「転生チャンスが発生している状態でいずれかの条件を満たすと転生ループ突入」…
どういう仕組みでしょうか。

DMMぱちタウン 様
https://p-town.dmm.com/machines/4405

レア役が状態によって変化するようです。

3.転生ボーナス(リアボ)を抽選できる仕組み


転スラには転生ボーナスというリアボが存在します。

2章ではゼロボAT機だと断言しました。
しかしリアボがある…

まずゼロボがないと型式試験に通りません。
これはいわゆるシミュレーション試験(検定神)対策によるものです。
そのためゼロボを裏で抱えている。

しかし転スラではリアボの抽選があるのです。
当然ボーナスは5号機以降、複数保持することはできません。

遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則
~中略~
別表第5 回胴式遊技機に係る技術上の規格(第6条関係)
~中略~
ホ 第1種特別役物の性能に関する規格は、次のとおりとする。
~中略~
(ト) 第1種特別役物の作動に係る条件装置は、他の条件装置(入賞及び再遊技に係るものを除く。)が作動している場合又は他の第1種特別役物が作動している場合(第1種特別役物に係る役物連続作動装置が作動しているときを除く。)にあつては、作動するものでないこと。

~中略~

ヘ 第2種特別役物の性能に関する規格は、次のとおりとする。
~中略~
(ニ) 第2種特別役物の作動に係る条件装置は、他の条件装置(入賞及び再遊技に係るものを除く。)、第1種特別役物又は第1種特別役物に係る役物連続作動装置が作動している場合にあつては、作動するものでないこと。

~中略~

ト 役物連続作動装置の性能に関する規格は、次のとおりとする。
~中略~

(ヌ) 第1種特別役物に係る役物連続作動装置の作動に係る条件装置は、他の条件装置(入賞及び再遊技に係るものを除く。)、第1種特別役物又は役物連続作動装置が作動している場合にあつては、作動するものでないこと。

(ル) 第2種特別役物に係る役物連続作動装置の作動に係る条件装置は、他の条件装置(入賞及び再遊技に係るものを除く。)、第1種特別役物又は役物連続作動装置が作動している場合にあつては、作動するものでないこと。

e-GOV 法令検索 様
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=360M50400000004

ちなみに
"ホ"がREG又はJACイン、"ヘ"がMB(2種BB)のJACイン、"ト"が1種BBまたはMB(2種BB)です。


これには逆転の発想があるのです。

これは6章で解説します。

4.転生状態(レア役高確)について


この機種には転生状態という、いわゆるレア役高確状態があります。
これは入賞するレア役確率が実際に変動しているということです。
2章を振り返ってみましょう。

DMMぱちタウン 様
https://p-town.dmm.com/machines/4405

ここで技術上の規格に詳しい方なら以下のように考えるでしょう。

遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則
~中略~
別表第5 回胴式遊技機に係る技術上の規格(第6条関係)
(1) 性能に関する規格
~中略~
ロ 遊技メダル等の獲得に係る遊技機の性能に関する規格は、次のとおりとする。
~中略~
(ニ) 入賞に係る条件装置が作動することなく、入賞に係る図柄の組合せが表示されるものでないこと。

e-GOV 法令検索 様
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=360M50400000004

つまり成立していないフラグは入賞できないのです。
加えて

技術上の規格解釈基準について(通知)
~中略~
(1)イ(ト)
~中略~
遊技機が、入賞、再遊技、役物及び役物連続作動装置のそれぞれの条件装置の制御 を同一としない性能を持つものである場合には、役物の作動を任意に変動させる性能 を持つものであると解し、「遊技の公正を害する調整を行うこと」を可能とする性能 を持つものであると解するため、当該遊技機の当該性能は、ヌ(イ)に抵触する。

警察庁
https://www.npa.go.jp/laws/notification/seian/hoan/hoan20220330.pdf

つまり同一フラグなら制御を変えることはできないのです。

はて困りました。
通常時に小役確率が変わらないとなると、
どのように型式試験を通したのでしょうか。

これについては7章で解説します。

5.転生目(転生チャンス)について


転生目を狙え

転生チャンスと転生目について、
この記事では以下のように定義します。

  • 転生目:上記画像が出た後に止まったバーサンド目

  • 転生チャンス:転生目が止まった後の報酬

厳密には違うかもしれませんが、一旦これで話を進めます。

2章にも述べた通り、転生目の出現率は
設定変更後と転生チャンス後で違うようです。
なぜでしょうか。
同一有利区間ではナビ確率は変えられないはずです。
しかし有利区間はあらかじめ定められた条件によって変化するはずです。

さらに設定変更後は
転生チャンスを引かないと転生ループに行かないようです。

どのように実現しているのでしょうか。

これは8章で解説します。


はじめに述べた通り、以下は有料部分=答え合わせになります。
技術上の規格等に詳しい方は、ここまでの解説で
ぼんやりとわかったかと思います。
(というよりわかるように書いたつもりです。)

ただ沖ドキゴールドの記事がしんどい割に見返りがない
という痛い目を見たので、以降有料とさせていただきます。
なお有料部分も「サイトURLを貼っていただければ」、
2次利用していただいて構いません

つまり友達と共有していただいて構わないし、
他サイトで使用していただいても構いません。
※ただし、その場合に生じた不利益の責任は負いかねます。

ただシステムの話ですし、知識として知るだけのために
たくさんお金は出せないと思うので、
価格設定は200円(コインで10枚)とします。

でも叩きどころははっきりします。
それは自信を持って言えます。

沖ドキでスイカ5回取りこぼしたと思っていただければと思います。

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