牡牛座を進む天王星の目的は何?:天王星考察
2020年8月から逆行していた天王星
2021/01/14、冥王星と太陽が合(0°)した日に順行になりました。
寒波は少し緩みましたが、コロナは相変わらず世界中を悩ませています。
今回の順行で、天王星は本格的に牡牛座入り。
サビアンは牡牛座7°
サマリアの女
潜在的な可能性 自己存在の意義を問いかける
実はこの度数で天王星のイベントが起きるのは3回目
2019年8月の逆行開始
2020年4月の太陽との合
2021年1月の巡行開始(今回)
2019年から引き継がれてきた天王星のテーマと言えます。
自分自身を癒し
自分の存在価値を見いだし
自分の責任で
自分の人生を選びとる
このおよそ1年半の間で
自分の中の観念、価値観を変え
本当の自分を見つけ出した方も多いでしょう。
2019年8月からの逆行中
2019年8月からの逆行中は、たどってきた道を振り返り、見直して未来につながるのかを天王星が確認していた時期です。
「あなたは何のためにこの星に生まれてきたのですか?」
「あなたは自分自身を知っていますか?」
内観と自己鍛錬の時間へと
促されるような出来事が続いていたことでしょう。
新しいテーマと今のテーマを
結びつけ育てていくために
見直し立て直しを迫りました。
次のテーマは、牡牛座10°花に水をやる少女
喜びに投資する 幸福感
天王星は、俯瞰したものの見方や感じ方がなければ
なかなか理解しにくく
自己本位の独善では使いこなせないものです。
去年の夏の終わりから
秋にかけての出来事の中に
新しい種は植えられているかもしれません。
天王星と太陽の合
2020年4月
世界情勢が変化し、新しい生活が求められ始めました。
新型コロナの存在が世界中の動きを止め、経済や政治が揺らいで行きます。
ステイホーム、リモート化。
医療や福祉のあり方。
デマや詐欺まで新しい手口が出てきて
何を頼りに
何を信頼して生きていくかを問い直します。
太陽との合は、
地球全体の変化の方向性の指針。
体感の中から感じ取り
上辺に惑わされぬ感性が求められていきます。
今回の順行 移行準備
2021年1月
これから5〜6年かけて牡牛座を進む天王星が
まずやらなくてはならないことをやって
次に繋いでいく期間です。
サマリアの女は
花に水をやる少女になろうと努力する
自分の存在に自信を持ち
揺るがずに大切な物事を選び取れるようになった時。
大自然の恩恵への感謝や喜びはおのずと湧いてくるでしょう。
去年の夏に見つけた種はありませんか?
花が咲くのを楽しみに水やりする。
幼い少女のようなピュアな心
水は感情や思いの象徴。
思いやりが喜びの花を咲かせる時代になっていきます。
自分自身の価値観を
しっかりと自分の内面に確認できていれば
後は、芽を出した花に愛と思いをそそぐだけ
それまでに
本当の自分らしい生き方を見つけていたら
生き生きと草木を愛(め)で
自然と調和した世界に喜びを感じながら
新生活を楽しみに
毎日を送ることができるようになっているはず。
種を蒔いた場所の確認も必要かもしれません。
冥王星が山羊座で基礎の破壊と再生に専念している間に
仕上げておきたいものですね。
順行に入った天王星は
その人の本当の姿
魂の目的に沿った生き様を応援し
思ってもみまかった結果を送り届けてくれることでしょう。
1年前の順行が繋いだものは?
新型コロナが日本で話題に上りはじめたのは1年前。
天王星は牡羊座から牡牛座に移るための
一つ前のサイクルを終え
本格的に牡牛座で動くための準備に取り掛かりました。
牡羊座からの移行を終えた天王星が動き始めました。
このころから
新型コロナウィルスが世界に蔓延し始め
私たちの生活は一変しました。
ニューノーマルと呼ばれる
新しい常識が必要になると言いながら
古い常識や慣れ親しんだ生活への愛着から
離れられずにいます。
前のサイクルのテーマは
サビアン:クローバーの咲く芝に足を踏み入れる
素朴な中に見つける幸せ
牡羊座で感じていたものを確かめ始める移行のサイクルでした。
変化を感じやすくさせてくれたということでしょう。
この移行のサイクルから
本格的に牡牛座を進むサイクルに移ったのが
今回の順行です。
天王星は、
素朴な生活の中に幸せをがあることを思い出させ
その中で自分らしく生きていけるように
変化変容をサポートしてきました。
やり方は、想定外の驚きを伴う気候の変化や
世界中を動けなくしたウィルスなど
あまりありがたくない方法ですが(-。-;)
何のために変化が求められているのか
気づき目覚めていることが大切。
天王星は
変化
革命や改革
最先端のテクノロジー
水瓶座の支配星でもありますから
風の時代と呼ばれるようになった今に
大きく関わっていることは間違いありません。
その天王星が牡牛座で
体感できる身近なところで働きを本格化し
変容を遂げ現実化するチャンスが来ています。