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映画鑑賞締め日(6月)
真面目に観たり、作業用に観たり、字幕で観たり、吹替で観たり、日によって変えてるただの映画好きの簡単な感想。
感想前提で観ると純粋に楽しめないので、あまり深い感想では無いです。本意気で別途書く場合は、人生に影響与える映画かも。
月15本が目標。
今月は4本。
今月はやる事が多かったため、極端に少なくノルマ未達成。
◆首
(ネトフリ鑑賞)
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個人評価★★★☆☆3.8
北野映画好きとして★4つけても良いかなぁと思ってたが、演技力のある俳優に紛れて圧倒的存在感(悪い意味で)を放った木村祐一の大根役者っぷりが終始鼻についてキツすぎた。
あれを上手いと見る人もいるみたいだが、関西弁で演技すれば自然体に見えるだけで印象的と言うよりただ浮いてるだけに思える。
同じ関西弁の千利休役岸部一徳や中村獅童と比べたら雲泥の差。
史実より数倍傍若無人の織田信長と、当然それに謀反を起こす家臣。
男色とエンタメ性を兼ねた首刎ね、所々のシュールなコメディなど、北野武の魅力は存分に詰まっていて、独自の解釈も楽しめる。役者が活き活きしてるのが特徴なので、2時間半の長丁場でも何とか見きった。オチもこれぞたけし。
人によっては不快感を催す作品だが、自分は分かって観てたのでそこは引かず。
いやー、木村祐一さえ無ければね。
◆セーヌ川の水面の下で
(ネトフリ吹替鑑賞)
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個人評価★★★☆☆3.7
セーヌ川に新種のサメが出現する話。
セーヌ川も汚い川として有名で、パリ五輪に向けて浄化作業をしている最中でのサメ出現。環境啓蒙的なメッセージを入れつつ、現実的なイベントと非現実な鮫の上手い融合。鮫の大半は足狙いで、グロ描写も足千切られが多い。
盛り上がりまでの中弛みがやや長いが、終盤のトライアスロン惨劇から不発弾爆発まで結構気合い入ってる。最後まで警告無視し続けた愚かな市長の爽快な食われっぷりを見せて貰いたかったが、残念ながら無し。ラストは絶望的な光景と共にエンドロール。続編来ても面白いかも。
阪神優勝後の道頓堀川に出現するパターンを作ってくれと思ったりもする。
◆転生したらスライムだった件 紅蓮の絆
(dアニメストア鑑賞)
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個人評価★★★☆☆3.7
アニメは3期途中まで観てるが、映画は2期終わりの話と言うことで折角なので鑑賞。
ストーリーに関しては粗筋通りでオリジナルだしこんなもんかなぁといった感じだが、まぁやはり評価下げる要因はタレント起用かな。演技が浮くと鑑賞集中力欠く。
転スラらしい胸糞悪い敵の陰謀と、作画も良くて戦闘もそれなりに。劇場版らしいご都合感もありつつ、個々に見せ場もあって楽しめた。
◆FALL
(アマプラ字幕鑑賞)
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個人評価★★★★☆4.0
シチュエーションホラーの中でも非常に足にクる。
600mの鉄塔(スカイツリーとほぼ同等)は不実在ながらも絶望感あって、脱出の試行錯誤の全てにおいて高所の恐怖がついてまわるのが非常に上手く表現されてる。
ストーリー上の小道具も色々伏線になってて、限られすぎた舞台設定でも最後まで飽きずに観れた。これは思った以上の収穫だったなと。