【私の息抜きお絵描きツール AdobeFrasco】

柴崎先生に教えてもらったAdobeFrasco


 こんにちは、ゆびをです。
 今日はお絵描きに関するお話をしようと思います。

 私、ゆびをはお絵描きツールとしてクリスタを使っています。
 絵描きで知らぬ者はいない、超多機能お絵描きツールです。
 


 さてこのクリスタ、あまりにも超多機能ゆえに
 『私はクリスタ以外のツールでお絵描きはしないんだろうな』と思っていました。この柴崎先生の動画を見るまでは。

 


 柴崎先生のチャンネルはこちらです。

 この動画で、柴崎先生の芸術力に圧倒されながらも、私はこの動画で『Adobe Frasco』の存在を知りました。

 そこで、このお絵描きソフトがかなりリアルアナログ絵に近い絵を描けることを知りました。
 クリスタでもアナログ風の絵は描けますが、私の感覚ではアナログ度はFrascoのほうが上だなぁと。

 そこで私は、なんとなく、本当になんとなくAdobe Frascoをインストールしてみました。0円って柴崎先生も言っていたし。

 

 インストールして、開いてみるとまず驚くのが機能のシンプルさ。
 いや、クリスタが多機能すぎるのか?!

 

クリスタの画面
Frascoの画面


 この機能のシンプルさを見たときに、私は『アナログっぽくて良いな…』と思いました。
 もちろんFrascoにもデジタル特有の機能がありますが…それはクリスタで事足りる。
 私は、Frascoのキャンバスを、リアルの紙として。鉛筆やブラシを、リアルの鉛筆やブラシとして…そう意識して描いてみることにしました。

 その結果

 めちゃくちゃ楽しいです

 

子供の頃に戻れた


 大人になった今でもアナログ画材を使ってお絵描き…という人はたくさんいますが、私はアナログ画材を使って絵を描いていたのは小学生以来です。
 水彩絵の具と筆を使って、画用紙に描いていました。
 完成度も、評価も、そんなことは一切考えず好き放題描いていました。

 中学生になって、パソコンでも絵が描けることを知って。
 それを投稿して評価をもらう場所があることを知って。
 私の中に、絵を描いて承認欲求を得たいという感情を得るようになって。
 それは私の向上心にもなったけど、同時に私を苦しめました。


 ですが、AdobeFrascoのあまりにもシンプルな機能とリアルすぎり絵の具の滲みと色混ぜを知ったとき…私の心は子供の頃に戻りました。

 Frascoで描いた絵は、もうぐっちゃぐっちゃです。
 絵の具が滲んで鉛筆の線がぐっちゃぐっちゃ。
 色を好き放題まぜこぜしたらぐっちゃぐっちゃ。
 人に見せられる絵は少ししかありません。
 下書きを描くことを放棄することもあります。
 黒髪のキャラクターの髪を緑色で塗ったら海藻類になりました。

 もう、めっちゃ楽しいです。
 
 Frascoで描いている間は、世の中に溢れている
 『正しい絵の描き方』なんて心底どうでもいいわ!!!
 私は私が楽しいままに描く!!!!キャア~アハハハハ!!!!
 そんな感情で胸がいっぱいになり、結果
 「あーーーーーーリフレッシュした!!!!」
となったのです。

 私は…どうやらいつの間にかお絵描きに心を縛られていました。
 正確には、自分で自分を縛っていたのですが…。
 けれど、Adobe Frascoの「限りなくリアルに近い画材とキャンバス」がトリガーになって、私は小学生の心を取り戻しました。

 そうだ、私って絵を描くのが好きで好きでたまらないんだった。
 一度描き始めると、手が止まらないぐらいに楽しいんだった。
 描いてる最中に笑ってるなんていつぶりだろう。

 今まで描いてきた絵やそれらで喜んでくれた人を否定するつもりはありません。
 『正しい描き方』を模索しながら描く絵も
 そんなことを一切気にせずぐちゃぐちゃに楽しく描く絵も
 どっちも大切な私の絵です。
 ただ、前者ばかりに気を取られて、いつの間にか後者を置いてけぼりにして、いつの間にかバランスのようなものが崩れてしまっていました。だからちょっと苦しかったんだ。
 でも、もう大丈夫だよ。


 現在の私のパソコンには、クリスタとFrascoのふたつのお絵描きツールが入っています。
 お絵描きしたいときに、好きなほうのソフトでお絵描きしています。
 一応、デジ絵はクリスタ、アナログ風絵はFrascoかな、と思ってはいますが。
 ただ、クリスタにしても、Frascoにしても、楽しむ心を忘れないでね!をモットーにしていこうと思います。
 では。

いいなと思ったら応援しよう!