みいつけた
先日、鳥人間中国史三昧というYouTubeチャンネルにはまり、課金まではじめたという話をさせていただきましたが、中国史だけでなく、世界史、特に中世ヨーロッパの歴史を聞いてみたいなと思うようになり、いろいろ探していくなかで、このYouTubeチャンネルを見つけました。
世界史上の事件や人物について、おなじみゆっくり魔理沙とゆっくり霊夢の掛け合いを交えながら解説してくれます。ついでにレギュラー扱いの禿頭王シャルル2世がふわふわへばりついています。で、動画の雰囲気はというと…
みんなの学生時代の思い出、世界史の教科書の落書きみたいでとても面白いです。
テーマに関わる人物の肖像画に吹き出しテキストで「うえーい」とか「あいあい」とか「ごめんやで」とかやっています。ボイスの割り当てがないシャルル2世(ハゲじゃないのにハゲ扱い)もたまに現代の価値観でつっこみを入れていたりします。
私も高校生の頃、友達とやっていましたね。世界史の教科書の落書き。トップ絵で使わせてもらった、ワット・タイラーの乱におけるロンドン塔での大臣処刑シーンの絵に、いろいろなセリフをつけさせていただきました笑
そしてその内容ですが、正直度肝を抜かれました。
ひとつ例を挙げます。
かつて山川の世界史用語集でその名を見てから、私の中でずっと引っかかっていた世界史のトピックである「少年十字軍」。神の啓示を受けた少年とそれについてきた子どもたちのぶっとんだ行動力と悲劇的な結末で有名ですが、その実態はどうだったのか、どういう意図でどのような過程でいまに伝わる少年十字軍物語が成立したのかを、断片的に記されている複数の資料をもとに解き明かしてくれています。
私は、昔見つけて、ずっと「なんだこれテキストを読んでもなにがなんだかさっぱりわからねえ」のまま残されていた事件について、自分が納得できる解説をしてくれる動画にハマります。(鳥人間さんの場合は、「八王の乱」です。)
しばらく、楽しめそうです。
ではでは~
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