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SF映画 観まくり報告


エターナル サンシャイン 35㎜
ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ
シビルウォー アメリカ最後の日
ショーン・オブ・ザ・デッド

 ここ2週間、劇場で映画を観まくってきました。新作2本とリバイバル2本。

 シビルウォーは終始ドンパチの戦闘映画と思いきや報道カメラマンが大統領にインタビューするためにホワイトハウスへ向かうまでのロードムービーであった。
 A24らしい演出であるが後半は緊迫のある戦闘シーンもあり。
 現実の世界情勢から近い将来このような事例が起きてもおかしくないかも。

 ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ。前作のジョーカーの続編。
 今作はハーレイクインが共演するということで、いよいよ皆の期待するあのジョーカーに覚醒するのだと思いきや…
現実と妄想が交錯する行方が読めない作品。
 この映画は賛否の評価で話題になり、しかもミュージカル仕立て。ラストの展開は否の感想が多いのだが、自分はこの締め方には評価してあげたい。

 エターナルサンシャイン
20年前の作品で今回は35㎜での上映。ギャガヒューマックス配給のロゴや字幕の手書きフォントにフィルム上映時代を回顧した。
 当時、この映画はラブロマンス物でたいした関心を持たず観ることはなかったのだが、後にSF設定がベースになってるごとを知り後悔したものでした。今回フィルム上映でリバイバル公開とチャンスが訪れ観賞してきました。
 顔芸のジムキャリーがこんなシリアスな演技をするのだと役者の幅を改めて感じた。
 話の展開は恋人同士が仲違いをし、お互い相手の記憶を消去する治療を施す流れの中、随所にちりばめた伏線をラストにしっかりと回収をし、その後の想像の余地を観客に持たす演出がこれまた秀逸。

 ショーン・オブ・ザ・デッド 4K。こちらも2004年の作品で4Kでのハロウィン限定期間上映。
 モダンゾンビの基礎を築いた伝説的な映画ナイト・オブ・ザ・リビングデッドのゾンビ像をベースにコメディ的に描いた傑作!
 エドガー・ライト監督、サイモン・ペッグ、ニック・フロスト共演の記念すべき出世作。
 無気力男がゾンビ禍の中、恋人や親友、家族を守りヒーローへと成長する様を描くホラーコメディ。

 これらはSF映画か?と疑問の方もいらっしゃると思いますが、自分のSF解釈は非常に幅が広いのでジャンルに含めています。今回も満足の映画鑑賞でした。

 
 
 

 


 

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