Salesforce 認定アドミニストレーター 試験 問題集 Vol. 2
Vol.2 は、レコードアクセス権限、項目レベルセキュリティ、連動選択リスト、主従関係および参照関係の設定、数式項目とクロスオブジェクト数式項目、レコードタイプ、ビジネスプロセスとセールスプロセスの管理、Data Loaderなどの設問を扱っています。
設問番号はVol. 1からの続きです。
⚠️ 本問題集は最大限の正確性を追求して作成されましたが、誤りや不正確な情報が含まれている可能性があります。また、用語や慣用句について、一部英語版のSalesforce表現が含まれている箇所がございます。本問題集をご利用の際は、利用者自身の責任において情報の確認と検証をお願いいたします。当方は、本問題集の内容の正確性や完全性を保証するものではありませんし、その利用結果により生じうるいかなる損害に対しても責任を負いかねます。ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。
サイト版もあります。学習しやすい方をご利用ください。
Salesforce 認定アドミニストレーター 試験 問題集 (Vol. 2)
※パスワードは設問32の上に記載してあります。
２６．もしユーザーが所有していないレコードに「公開/参照のみ」のアクセス権限を持っている場合、以下のどれが正しいですか？
（３つ選んでください）
A. ユーザーはレコードを閲覧できますが、編集はできません
B. ユーザーはレコードを閲覧し、削除はできますが、編集はできません
C. ユーザーはレコードの所有者を変更することができます
D. ユーザーはレコードを検索することができます
E. ユーザーはレコードに関するレポートを作成することができます
正解：A，D，E
「公開/参照のみ」のアクセス権限は、その名の通りレコードを読むことのみが許可され、編集や削除などの他のアクションは制限されるアクセスレベルです。
２７．組織内に取引先レコードの表示アクセスを持つべきでないユーザーがいる場合、取引先オブジェクトの組織の共有設定は以下の設定にするべきです。
A. 公開/参照のみ
B. 公開/参照・更新・所有権の移行
C. 非公開
D. 上記のいずれも該当しない
正解：C
「非公開」の設定では、ユーザーは自分が所有するか、特定の共有ルールや役割階層によってアクセスが許可されたレコードのみを閲覧できます。したがって、特定のユーザーにアカウントレコードへの表示アクセスを持たせない場合、この設定を使用するのが最も適切です。
２８．条件ベースの共有ルールは、管理者がレコードの所有権ではなく、フィールドの値に基づいてレコードを共有することを可能にします。
A. 正しい
B. 間違い
正解：A
条件ベースの共有ルールは、特定のフィールドの値に基づいてレコードを特定のユーザーやグループと共有するために使用されます。これは、単にレコードの所有者に基づいて共有するのではなく、レコードの特定の属性や条件に基づいてアクセスを提供する際に非常に役立ちます。例えば、ある特定の地域やカテゴリに関連するレコードを、その地域やカテゴリの担当チームと共有するような場合に便利です。
２９．公開グループは、管理者が共有ルールの作成を簡素化するために使用することができます。
A. 正しい
B. 間違い
正解：A
📖 公開グループ
公開グループは、Salesforce内で特定のユーザーグループを簡単に定義し、そのグループに対して共有設定や権限を一括で設定するための機能です。
定義の柔軟性：公開グループは、単一のユーザー、ロール、ロール＆下位ロール、および他の公開グループを組み合わせて定義することができます。これにより、組織の特定のビジネス要件やチーム構造に合わせてカスタマイズされたユーザーグループを作成することができます。
共有ルールとの統合：公開グループは共有ルールを設定する際のターゲットとして使用することができます。例えば、特定のレコードタイプを特定のチームと共有したい場合、そのチームのメンバーを公開グループに追加し、その公開グループを共有ルールの対象として設定することで、一括でレコードのアクセス権を付与することができます。
３０．公開グループは、他の公開グループ、ユーザー、ロール、そして ______ の任意の組み合わせであることができます。
A. プロファイル
B. ロール & 下位ロール
C. マネージャー
D. 上記のいずれも該当しない
正解：B
公開グループは、特定のロールだけでなく、そのロールの従属関係（下位ロール）も含めて定義することができます。
３１．AW Computingの営業担当者は、特定の製品を販売する際に製品マネージャーからの支援が必要です。製品マネージャーは商談にアクセスできませんが、特定の取引をサポートする際にアクセスする必要があります。システム管理者はこれをどのように達成できますか？
A. 商談の更新リマインダーを使用して製品マネージャーに通知する
B. 類似の商談を使用して製品マネージャーに関連する商談を表示する
C. 取引先チームを有効にし、ユーザーが製品マネージャーを追加できるようにする
D. 商談チームを有効にし、ユーザーが製品マネージャーを追加できるようにする
正解：D
📖 商談チーム
特定の商談に関わるチームを表すものです。商談チームは、複数の関連メンバーが一つの商談に協力して取り組む場面で役立ちます。
チームメンバーの追加: 商談の所有者やシステム管理者は、商談チームにメンバーを追加できます。各メンバーには、商談に対する異なる役割が割り当てられることができます。例えば、メインの営業担当者、サポート役、製品専門家など。
アクセスレベル: 商談チームのメンバーには、読み取り専用、読み書き、または完全なアクセスのいずれかのアクセスレベルを割り当てることができます。これにより、商談の詳細に対するアクセスを細かく制御することができます。
デフォルトの商談チーム: ユーザーは自分のデフォルトの商談チームを設定できます。これにより、新しい商談が作成されるたびに、そのデフォルトの商談チームが自動的に追加されます。
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