講師はじゅもんをとなえた!
^ ←この記号をご存知でしょうか。この記号について話題に出そうとするとき、名前がわからず途方に暮れる方も少なくないのではないでしょうか。
そもそも話題に上りにくいかもしれませんが、プログラミングのテキストで見かけなければ私も「よくニコッとした顔文字(^_^)に採用されている目の部分」などと人差し指で宙に山型を描くジェスチャーをしながら人に説明しただろうと思います。
でも、大丈夫。これからはアクサンシルコンフレックスと呼ぶことができますよ。伝わるかどうかは相手次第ですが。
私はこの未知の呪文を一度で覚えることは出来ませんでした。だって何だか聞き慣れない音である上に、長い。え、先生いま何て言いました??アバンストラッシュ?じゃない、何とかコンフリクス?と頭の中で迷走し、テキストを二度見、三度見したものです。
そもそも、講師は私たち生徒に対しこれを覚えることを要求してはおりませんでした。他に覚えるべきことは沢山あったのです。
しかし人々の心の奥底に眠る中二病を刺激してくるこの名前、必ずや心に刻まなくてはならないと直感しました。私は今日これだけは絶対に覚えて帰ろう、そう誓ったのです。
アクサンシルコンフレックスにはサーカムフレックスという、別の呼び名もあるようです。あとは、アクセント、ハットなど。
実際に後日別の講師がホワイトボードにこれを書きながら「ハット」と呼んだことは衝撃でした。
...いやハットでいいなら最初からそれにしてくれよな。
※このお話はファンタジィ日記部分のみフィクションとなっております
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