オトナの音楽教養・音楽クイズ第26回^^女性作曲家とベルばら?!
今日も音楽クイズをごらんいただき、ありがとうございます。
毎日更新中です。楽しみにしてもらえるように頑張ります^^
第51問
ピアノ曲「スカーフの踊り」が世界的にヒットした、フランスの女性作曲家・ピアニストのセシル・シャミナード(1857年生まれ)のエピソードはどれでしょう?
1. ベルリンフィルに曲が演奏された、初の女性作曲家となった
2. 出版作品と演奏で経済的に自立した、初の女性作曲家であった
3. 音を聴いて色彩を感じる共感覚を持ち、それを念頭に作曲した
チクタク
チクタク
シンキングタイム~~
答えは
二番の、初の経済的自立を果たした女性作曲家です
ベルリンフィルに曲が演奏された初の女性作曲家、
共感覚を持ちそれを念頭に作曲した、この二つは
アメリカ人のエイミー・ビーチのエピソードです。
ベルリンフィルが演奏した、初のアメリカ人作曲家でもあるそうです。
セシル・シャミナードとエイミー・ビーチは文通していました。
まだまだ女性の作曲家が少ない時代、
フランスとアメリカの女性作曲家の二人が
どんな話をつづっていたのでしょう。
想像すると、何だか映画のワンシーンみたいです。
ブルジョワの家庭に生まれたセシル・シャミナードですが、
当時のパリ音楽院作曲科では
女性には正式に入学許可を与えておらず、
個人教授で作曲を学んだそうです。
次の問題は、そんなパリ音楽院についてです
第52問
パリ国立高等音楽院の正式名称は、次のうちどれでしょう?
1. パリ国立高等音楽・音響学校
2. パリ国立高等音楽・美術学校
3. パリ国立高等音楽・舞踊学校
Tiku Tak
Tiku Tak
シンキングタイム~♬
答えは、
3番、パリ国立高等音楽・舞踊学校です
音楽・舞踏・音楽音響の為の芸術大学で、
始まりは、太陽王ルイ14世に遡るので、びっくりです!
ルイ14世が設立した王立音楽アカデミーの音楽家養成所として
王立声楽・朗読学校が、なんとあのベルサイユ宮殿に設置されました。
そしてフランス革命の時、革命政府により
その学校に市民の為の音楽学校が合併され、
国立音楽院となりました。
そこでは軍楽隊養成学校として、公務にあたる音楽家を育てましたが、
宮廷音楽家の学校と統合され、
初の国家による国民音楽教育機関として
コンセルヴァトワール・パリ音楽院になったという長い歴史がありました。
ルイ14世から革命政府、そして国家へと、音楽大学の歴史が
まるで「ベルサイユのばら」を見ているようです。
私はコンセルヴァトワールといえば、
のだめカンタービレだったのですが(笑)
ベルばらも仲間入りしました^^ではまた明日!
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