魅力的なノベルティがあったのです
何年か前、京都アニメーションの劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンを見た際の特典で、文庫サイズの薄い小冊子をもらったことがあります。
中身は小説だけど、装丁はアニメの世界観そのままのイラストという、ライトノベル的小冊子ですね。
私が手にしたノベルティグッズの中で、これは一番魅力的なものに思えました。グッズって色々ありますね、ステッカーとかクリアファイル、ボールペン・・・
それらと決定的に違う魅力は、ラノベという「サブカルチャー」が詰まっていた点かな。もし中が小説ではなく、綺麗な表紙の白紙のノートだったら、他のグッズと同じで、「物」をもらったという感じがしたと思います。
私はサブカルに興味を持つには、はっきり言ってかなり高齢の部類のようなんですけど(汗)昔の話をすると、
かれこれ35年くらい前、大阪の日本橋という電気屋街でワープロを売るアルバイトをしていたことがあります。ワープロですよ、5行くらいしか見れない小さな画面の。10行くらい見れるのは、高額だったww
パソコンはまだ売ってなかったです(笑)
パソコンはなかったけど、ゲームはありました。
オタクの人がゲームソフトを買いに来るんですけど、
決まってHな美少女ゲーム(笑)
あの印象は悪かった。オタク=美少女ゲームみたいな。
今は、そんな事思いませんよね。サブカルチャーも、サブっていらないのでは?!くらいに層が広がった文化になってきてる。推しという言葉も、普通にみんな使う。
オタクという言葉は年月を経て、すごく印象というか対象が変わり、もはや、オタクとも違うのではとも思ったりします。
以前私が住んでいた県は、県の萌えキャラを作ったことがあるんですけど、
それには私は凄く抵抗感がありました。昔のオタク的・美少女ゲームのキャラクターみたいだったからです。まあ、萌えキャラですからね。
そこは、広く一般に受け入れられるキャラクターにすべきだと、声を大にして言いたいです。しかし、ゆるキャラはもうお腹いっぱいだし、幼稚さは可愛いけれど、心揺さぶられる存在ではなく。そこで私が推したいのは、ラノベやアニメのキャラクターです。
それらのキャラには、爽やかさとか切なさとか、心揺さぶるものを感じます。萌えキャラもゆるキャラも設定しかないけど、ラノベやアニメは、そこに見事に構築されたストーリーもある。そのストーリーに生きるキャラクター。人の心を動かすのは、ストーリーでは?!ストーリーが感動を生む。
私は今、小規模事業者とクリエイターが共同でそんな世界観のコンテンツを制作し、そのお店を聖地にするブランディングとプロモーションを行うプラットフォームを作っています。このビジネスの将来ビジョンには、私が今までにやってきたこと、パリジャパンエキスポやNFT、メタバースも結びつき、私のフィールドはここなんだなと改めて思いました。
話がどんどん、ノベルティから発展してしまいましたが、
今日のタイトル「魅力的なノベルティがあったのです」は、
最初の話、ヴァイオレット・エヴァ―ガーデンの口調に似せました。
報告は以上です、少佐(笑)