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ウォーハンマー40K スペースマリーンVSケイオススペースマリーン バトルレポート (2024/12/29)

お久しぶりです。数ヶ月ぶりの更新ですがアイドルじゃない話題です。半分プレイレポで半分小説。よかったら過去記事の小説も読んでね。文章には自信があるので。
それでは本題。

2024/12/29 新発田ホットボックス ウォーハンマー対戦会

自分にとって2回目の対戦会。
選んだルールは不発弾。これは作戦中央と両翼にある確保マーカー「不発弾」を確保することでアクションを実行することができる。このアクションを行うと不発弾を少しの位置ずらすことができるため、敵陣地に向かってボールを相手のゴールにシュゥゥゥーッ!!超!エキサイティン!!することで勝利点が増えていくゲームだ。
結論から言うと2戦2勝、1週間前の初対戦は戦争あるのみで副次なしだったため、今回初めて主目標の確保と副次込のゲームを行った。
ウォーハンマーは敵を倒すゲームではなくマーカーを奪い合うゲームとは先人が口酸っぱく言っているが、今回その主目標と副次の重要さを身をもって知った。
そして更に言えばマーカーを奪い合う際にリソースを吐きあうゲームであるとも爆速で理解。過去のACV(海上領地3位チーム所属)、EVE online(日本人フリート大規模戦争参加経験)、レインボーシックスシージ(過去ダイヤ)、初代バトオペ(中佐)、LoL(戦術の勉強として視聴のみ)の戦術論が全て生きてきた。
2戦中2戦ともユニットの減り方はこちらの方が早く、カードゲームなどで言う有利トレードやダメトレで序盤は不利を背負う。中盤以降は主目標と副次を優先する動きにて捲り返しつつ、序盤無視され気味だったリデンプターをぶつけて暴力にて有利トレードにも勝ち獲得VPにて勝利、となった。
リデンプター強過ぎ。リデンプターに頼った戦い方してたらこのゲーム上手くなれないだろ。とすら感じた。戦術の天才と呼ばれる孫子が書いた孫子の兵法にもスペースマリーンはドレッドノートを編成に入れようって書いてある。

それではバトルレポートへ

1戦目 ケイオススペースマリーン
相手のロスターはざっくり言うとアサルト+縦深
ヴァシトール ヒューロン カルティスト レギオナリー プラズマバイク メルタバイク オブリタレーター ラプター ヴェノムクロウラー

赤が渋い色味でかっこよい

対するこちらはスペースマリーン フュルミネイター戦団
グラヴィスキャプテン インターセッサー×4 ヘルブラスター ブレードガードベテラン リデンプター リパルサー
デタッチメントはファイアストーム

皇帝陛下の為に!

配置完了し戦闘開始。自分は後攻 副次目標はキャラクター撃破とビークル撃破でVP獲得


吹き荒ぶ嵐の名を持つ戦団


41千年紀。戦争のみ残された宇宙の中で、哨戒中の帝国艦隊は混沌の兆候を感知した。
悪しき混沌に堕ちたマリーン達が歪みより現れている。どうやら戦場に残された不発弾を帝国臣民の住まう過密都市まで送り込むことが目的のようだ。今からでは臣民の避難も間に合わず、多くの命が失われてしまうか無辜の民衆が混沌の信徒になってしまうだろう。
艦隊よりもたらされたこの一報に応じたのは、ベリサリウス・カウルによって生み出されし子ら。原初のプライマリスマリーンであるフュルミネイター戦団の、第2中隊長"ダイア・アルマズ"。彼は棺で眠れる同胞"アリシアス"を呼び起こし部隊を引き連れ戦場に降り立った。
斯くして、1万年前から続く禍根を秘めし種火がこの場に戦場として燃え盛り始めたのだ。

先に動いたのはケイオススペースマリーンだった。喰らうべき魂に飢えたヴェノムクロウラーの放つ奇っ怪な射撃が、インターセッサーの頑強なセラマイト装甲を砕き分隊を半壊に追い込む。
これ以上同胞を討たせないためにもドレッドノートとリパルサーが共に前進して戦場を俯瞰し、ヴェノムクロウラーに火線を集中させ撃破する。



歩兵の脅威が去った今、インターセッサー1ユニットを右翼側不発弾に派遣するも縦深攻撃により降り立ったオブリタレーターとラプターの奇襲を受け信号が途絶えた。縦深攻撃への対処を迫られた中隊長の指示により、ブレードガードベテランとヘルブラスター分隊が燃え盛る闘志と憤怒を携えリパルサーから降車する。へルブラスター分隊の巧みな射撃はオブリタレーターを瞬く間に赤熱した肉塊に変え、同刻リパルサーもまた防御兵器でラプターを薙ぎ払っていった。ブレードガードベテランは両翼の勝利を信じ、作戦目標の不発弾を敵陣地へと輸送していく。

左翼側は戦団の誉れを携えたキャプテンがケイオスバイカーと白兵戦を繰り広げていた。
戦団至宝の武具から皇帝陛下の憤怒が如く猛撃が放たれまた1両と数を減らしていく。

拳の一振りごとに迫るバイクを打ち砕くもその身に迫る熱線はあまりに多く、ついにはその身が引き裂かれてしまう。グラヴィスアーマーが砕け片腕を落としながらも膝を付かず、一体でも多く道連れにしたその姿は神話として戦団の子らに語り継がれる勇姿であった。

中隊長倒れる

インターセッサー2分隊はキャプテンの危機に割って入ることも間に合わず、バイカーのメルタとプラズマに削れたところヴァシトールの白兵戦を受け壊滅した。

背後より迫るヴァシトールにインターセッサーが次々倒れていく

左翼側壊滅と中隊長重体により行動不能の報を受け、中央からドレッドノートが大地を踏みしめながら走る。バイカーの生き残りを引き裂き、迫りくるヴァシトールと苛烈な白兵戦へ縺れ込む。中隊長の仇討ちに燃える同胞の怒りを止められるものなどどこにも無いのだ。

苛烈な白兵戦を行う同胞"アリシアス"


右翼ではヘルブラスター分隊がレギオナリーに対しプラズマの砲火を浴びせるが、ヒューロンに率いられたレギオナリーは屍を乗り越えて殺到する。血に飢えた異端者もまた物陰から現れレギオナリーに続く。

ただこの時ヘルブラスター分隊全員がリパルサーの周囲にいたため緊急乗車し白兵戦を回避。レギオナリーは頑強なるリパルサーに対し白兵戦を余儀なくされるが、同時にこちらはヘルブラスター分隊を降車させることも出来なくなり投射できる火力が下がってしまっていた。



ドレッドノートがヴァシトールと血で血を洗う死闘を繰り広げる一方で、リパルサーが防御兵器でヒューロンに率いられしレギオナリーを殲滅。主砲塔照準を乱す敵が存在しなくなったことにより、ラスタロンとラスキャノンによる正確無比な火力支援がヴァシトールに投射された。

皇帝陛下の怒りの具現化たる深紅の光条が、混沌のおぞましき体躯を穿ち貫く。


最大の脅威たる敵ウォーロードは斃れた。
この時点で作戦目標不発弾は中央側は敵陣奥深くへ、右翼は敵陣側へ移動。こちらはドレッドノートとリパルサーとヘルブラスター分隊とブレードガードベテランが残り、対するは異端者の群れのみ。

これにて雌雄は決した。フュルミネイター戦団は大きな損害を出しながらも作戦を完遂し皇帝陛下の光をこの地にもたらしたのだ。

都市に住まう数千万の帝国市民の安寧を守り、散っていった英霊たちの活躍を知る者として、彼らの活躍をここに記そう。

著 フュルミネイタ―戦団主席司書官●●●●・●●●●●●●
高度なプロテクトが掛けられており、原文及び関連情報は副官以上のみ閲覧可能



反省点


・指揮フェーズ中にCP獲得や節目対象の選定を忘れるプレイミスが非常に多かった。
・またこちらのインターセッサー2ユニット程は1発も撃たずに数を散らされていた。遮蔽の使い方や敵が縦深でどこに降りるかを予想するのが甘かった。
・ヘルブラスタースカッドは火力はあるが耐久は並のマリーンなため突撃対象に選ばれた時緊急乗車で守り、リパルサーが撃たれたなら猛烈なる復讐で撃ち返すコンボを考えていた。だが突撃対象がヘルブラスターからリパルサーに変わり接近を許すと載せたマリーン達を下ろすこともまたできなくなっていた。リパルサーが防御兵器と機体装甲で殲滅し切るまでの2ラウンド、これにより乗ったまま無駄にしたため、兵数が減ることは覚悟でレギオナリーの突撃はヘルブラスターで受けた方が余程良かった。
・策略の使い方が致命的に下手。リロールばかり使っていたからリロールに頼るリカバリーが必要な立ち回りを減らして、温存したCPで軽蔑の鎧をもっと使いたい。
・ファイアストームで機動射撃戦を行うためブレードガードベテランの仕事が無い。真っ先に編成から外すユニット。
・インターセッサーを大量投入するというフュルミネイタ―戦団の設定は守りたいが20人もいらん。半分は一発も撃たずに数を減らされている。


2戦目 対インペリアルフィスト

2戦目では同ルールで続行
マリーン同士のためストーリーを書けないので超ざっくり解説するが、初手リパルサーが大破し降車したユニットもターミネイターアサルトに襲われ全滅。

バリストゥスのラスキャノンとクラックでリパルサー即死
アサルトターミのハンマー殺意高すぎる

ドレッドノートがバリストゥスとガラドン合流のヘヴィセッサーを血祭りにあげその間不発弾を動かし勝利

7回プラズマ最大出力撃って6発ダメージ判定なのでバリストゥス即死


こっちも最大出力のプラズマが上振れて掃討



最終ターンで不発弾投げ込まれたが1点差で勝利


…ドレッドノートが強すぎる。最大出力のプラズマと副砲達で1ターンでヘヴィセッサー5人落としたのは使ってる身からしても引く。

2戦やってみて感想

先行1ターン目で攻撃できるなら超先行ゲーだと思い込んでたのが、まず初手1ターン目に射線通らないから射線を通す立ち回りをしたら無理をしたのに対してリターンを稼げない上に返しのターンに猛攻撃される。
これがめちゃくちゃにバランス良い。
インターセッサーは死ぬのが仕事である。ただボルトライフル20発撃てるのにただベイトにするのはそれはそれでもったいない。リパルサーも同じで耐久力と火力はあるから敵にリパルサー対処させてリソースを吐かせたいが、射線通されると一瞬で落ちるので一周まわって扱いが難しい。火力を吐きつつ対処させ相手のリソースを奪えるようにしたい。
自分で塗ったユニットであるがゆえに倒されたくないと考えてしまうが、倒されることは悪いことではない。倒されるという事は相手の火力のリソースをそこに奪っているわけだからこれが2倍3倍差があるコストの相手なら十分に仕事が出来ている。オタクが散々擦りまくるワールドトリガーのとあるコマのやつね

とりあえず初の勝ちを拾えたのは自分にとって大きかった。ここから動かし方と編成の組み方を更に精度を上げて行って、2000PT大会とかに出て結果を残してみたい。
2025年はウォーハンマーの年にするぞ~~~~~~!!!!!



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