「病みかわいい」の最前線 ぜんぶ君のせいだ。と出会った
ちわっす Алисияです。
好きなものについてつらつら書くという目的で始めたNoteも自分の記事一覧見てみるとかなりごちゃついてるので一旦整理した方が良いんじゃないかと思いはじめてます。まぁ暇見つけたときに適当にやればいいか…。
今回の記事はは今年4月に出会った音楽ユニットぜんぶ君のせいだ。について。
既に武道館と全国ツアーが決まっており全国ツアーの地元のチケットは入手しております。
今回の記事はそのためというか、ツアーで生で会って歌を聞いてくるための心構えとして書いております。
二次元のオタクだと思ってたから三次元のアイドル追っかけてるのが意外だ、なんてフォロワーに多少言われておりますが自分は歌が上手くて顔が良い女が好きです。そこに次元の差は関係ないかなと。
お付き合いの程よろしくお願います。
ぜんぶ君のせいだ。とは
人間(おんなやおとこや色々と)なら誰しも心の奥底にある感情(病み部分)を、毒+可愛らしくアナーキーに表現する事を信条とするつもり。をコンセプトとした6人組のガールズユニット。
脱退と加入を繰り返し現在のメンバー、如月愛海・もとちか襲・雫ふふ・メイユイメイ・ 个喆・寝こもちによって構成されています。
アイドルユニットだけあって皆さんお顔が良いのですが私の推しはふったん(雫ふふ)とこもちゃん(寝こもち)です。
顔がいい!!!!かわいい!!!!!
ふったんは凛とした顔立ちに綺麗な白髪が好き、こもちゃんは切りそろえた前髪にメンバー内での妹的存在感が好きです。
ぜんぶ君のせいだ。との出会い。
サブスクで音楽聞いてたら全く知らないアーティストに飛ばされるやつあるじゃないですか。それです。
普段ならイラッとしながら前の曲に戻るところが今回ばかりは違います。
その時出会ったのは僕喰賜君ノ全ヲ(ぼくたべたもうきみのすべてを)
イントロがまず強くその後の「ててててー!」と「うりゃりゃりゃだ!ぽい!」とコールのような合いの手で心掴まれ、最後まで聞いてやるかという気分になっていました。
その前に少し、私がなぜ病みかわが好きなのかというと、歌詞に共感性が高いからです。
私も自己肯定感が低いので、引っ込み思案だけど好きだし好かれたいという感情を描いた歌詞へダイレクトに感情移入してしまいます。
その自分の音楽趣味を踏まえ聴いた僕喰賜君ノ全ヲ。
共感性が高すぎる!!
私自身好きな人、もとい推しが大勢います。なのでこの「こんな僕に好かれてお気の毒」「可能ならお側に侍り 言の葉を酌み交わしてみたい…」には共感しかありません。
そして「僕に成って 君に逢えた それが唯一の誇り」
自分が自分で会ったからこそ君に出会えたという歌詞で今までの自己肯定の低さから一転して自分を勇気づけています。これが大好きなんですよね
と出会って一曲聴いてすぐ虜になった私はアーティストページを開いてほぼ全曲聴き漁りました。そして次に惚れ込んだのがメスゲノムフェノメノン。
ぶっ飛んだタイトルにガーリーなリリック、所狭しと動き回り賑やかなMVが特徴的です。
「病みかわ」って何?と聞かれたのならばこの曲を真っ先に聞かせてそれを答えとするくらい病みかわが詰まった曲です。
この歌に関して言えば共感性より先にメンヘラに対する理解が高すぎるしそれを歌詞に落とし込むのが上手すぎだろ!って思いました。
1つ1つ読み解いていきましょう。
だってさ、ねぇ聞いてよ!
止まらぬマシンガン Selfish
どう思う?ってね、聞くくせ既に決まってる
まず「ねぇ聞いてよ!」と何か嫌なことがあったという気持ちの吐き出しからスタートです。「止まらぬマシンガン Selfish」とは通話か何かを繋いだ状態でその子から繰り出される言葉の弾幕。まるでマシンガンのように、そして話す内容は自己中で、「自分に非が無くて相手が悪いんだけど」という内容で相談相手に言葉を浴びせます。
そして「どう思う?ってね、聞くくせ既に決まってる」の部分、ここが極めて理解も解釈も素晴らしいです。何故かというと、メンヘラは感情を優先する生き物だからです。
相談や助言を求めるといった行為は、解決策を提示してほしいのではなくただ私の話を聞いてほしいだけ、共感してほしいだけという場合が多いです。
ただただ聞いてもらえればいい
話して勝手に 楽になりよんよびっくり
夜中2時までご自由喋って満足そうなのねばいばい
前述した通り話して楽になりたい、もとい私に共感して私の味方をしてほしいという歌詞に繋がります。
「話して勝手に 楽になりよんよびっくり」喋ってる方はストレスが履けて楽になるけど聞いてる方は適当に相槌を撃ちつつ機嫌損ねないように返事する。そんなめんどくさい状況になってしまえば「勝手に 楽になりよんよびっくり」なんて気持ちにもなるでしょう。
「夜中2時までご自由喋って満足そうなのねばいばい」も実際にメンヘラが行う行動です。夜に突然の鬼電からそのまま出てしまったが最後話に付き合わされてこっちの都合お構いなしに時間を消費されること。メンヘラなら絶対やったことがあると思います。
ちなみに私もあります。かけられる側じゃないですよ。鬼電する側です。
そしてラスサビ前の落ち。
これに関しては多くは語りません。ただ聞いた瞬間度肝抜かれましたね。そこまで言うかと。これを表現できるのがぜんぶ君のせいだ。なんだなぁと。
これが、私の愛する「病みかわ」という概念です。女の子だけでなく男の子も、人間だれしもが持つ毒という部分をロックにエモーショナルに発信しているのが好きです。
さいつよ でぇす!
自分は曲聴いたときに作詞作曲に目が良くタイプなのですが、ぜん君。に楽曲提供しているGESSHI類さんは本当に良い歌詞を書く人だと思っています。女の子の気持ちというか承認欲やSNSといった部分に理解が深く、そこから紡がれる歌詞は天才的だとすらも。他の曲やグループにて名前を見ないのでぜん君。が所属しているコドモメンタル専属の方なんでしょうかね?
終わりに
曲の紹介もほどほどにそろそろ締めましょう。実は物理的なリアル主体のアイドルを追っかけるというのはこれが初めてな上にツアー公演も声出しOkライブなので何もかも初めてです。コールとかペンラとかお作法何も知らないのでぶっつけ本番でノリにノってきます
アイドルの物販やチェキという物にも馴染みがないので、ライブ終わったら物販で買って一緒にチェキ撮れるんだよな…?と、あいまいな解釈と少しの不安でそわそわしています。
チェキ撮れるならぜひ取りたいんですが、好きな女と一緒にツーショット取れたら死んじゃうかもしれませんね自分…。
という訳で今病みかわの最前線を行くぜん君。についての記事でした!
歌詞の共感性が強く、リアルのアイドルに興味がなくとも今自分に推しがいるぞという方々には是非聞いてほしい曲が揃っています。
紹介し切れなかった曲についてもリンクぶら下げておきます。
ではでは、ありがとうございました!ツアー楽しんできます!