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突然のキャンセルが意味する事
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先日国内旅行に行きました。その旅行で、何だかメッセージのようなものを感じた事があったので、今日はそのお話について。
国内と言ってもカナダは広いので、飛行機で2時間位かけて、隣の州まで行って来たのですが、その時、帰りの飛行機が何度も遅延を繰り返して、最終的にキャンセルになってしまったんです。飛行機の遅延は何度も経験があったのですが、キャンセルは初めてで、更に驚く事に、代替え便が何と2日後とのこと。
勿論、全ての予定はキャンセルしなくてはならず、選択肢もないまま宿泊先を探すことに。
最初は予定が変わって、困りましたが、振り返ってみると、この突然のキャンセルは神様が突然くれたお休みのプレゼントだったのかな?と思いました。
というのも、ここ最近文字通り”忙殺”の日々を過ごしていて、自分を振り返る暇もないくらい忙しさの渦の中に巻き込まれていました。よく「忙しいっていう字は”心を亡くす”とかく」というけれど、本当に心を亡くしてしまいかけていました。
そんな時に得たこの突然の休日。
天候不良によるキャンセルだったので、特に外には出ずに(というか出れない位悪天候だったのですが・・・)宿泊先でひたすらゆっくりと身体もそして心も休めることが出来ました。
私は、全ての出来事には意味があると信じていますが、今回の飛行機のキャンセルも、何か意味があると確信しています。
同僚のカナダ人は「遅延は祝福」「遅延やキャンセルは神様からの時間のギフトだ」と言っていました。何て素敵な言葉、本当にその通りだなと思いました。
このボーナスで得られた2日間のおかげで、「こんな未来にしてみたいな」というアイディアも出て来たんです。それは、忙殺の日々だったら湧いてこなかった考えでした。
人生には時として試練や困難、乗り越えなくてはいけない壁が立ちはだかったりすることもあります。しかし、それらは全て私たちが今世で得たい学びの為にあるチャレンジだったりする。
遠回りをしているように見えて、実は最終的には行きたい方向へちゃんと向かっていけるようになっています。
けど、時々私たちの心や身体がキャパシティオーバーして、自分自身も知らず知らずのうちに違う道へと進んでいってしまうこともあると思います。
そんな時は、完全に心が亡くなってしまわないように、宇宙が、もしくは見えない大きな守りが、私たちに何とか気付いてもらおうと、様々な形でメッセージを送って来てくれるんだと改めて感じらえました。
今回の旅行での経験がまさにそれだったと思います。
行きの飛行機はスムーズで、旅行中のスケジュールも全て順調に進んでいったのに、なぜか突然止まった帰りへの道。
「もう少しここにいて、ゆっくりしてごらん。」と言われた気がしました。