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私の卒業宣誓
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12月になると、クリスマスや年末年始と楽しいイベントも沢山ですが、なぜだかこの時期は世の中が急にせわしなくあわただしくなるように感じます。
断捨離や大掃除など今年の汚れは今年のうちに!というように、整理や何かとデトックスする事もするような雰囲気は、この時期ならではな感じがします。
身の周りの整理はもちろん大切ですが、心の整理もしてみるのもいいんじゃないでしょうか。
日々「ま、いっか」と見過ごしてきた心のちょっとしたモヤモヤをためていくと、汚れをためていくのと同じで、後で掃除や整理が大変になってきませんか?
そこで、今日は私が年末のこの時期を利用して、思い切って今年のうちに「卒業したい」ことについてお話したいと思います。
「全てを1人でやろうとすること」
私が来年には持ち越さずに卒業しようと思うことは2つ。
1つは「全てを1人でやろうとすること」。
私はこれまで、人に聞いたりお願いをすることにどこか罪悪感を感じて、それなら自分でやってしまった方が早いと思っていました。
もちろん一人で出来ることならよいけど、あれもこれもやろうとしてキャパシティオーバーしてしまったことが実際に結構あって、途中でSOSサインを出すのもまた躊躇してどんどん荷物が増えてパンクしてしまう…
そして、完璧にやろうとするから余計に自分に無理なプレッシャーがかかって、どっと疲れてしまう…
私の場合、こういうキャパシティオーバーになったり、自分の中の限界に近付くと、軽く指を切ってしまったりといったちょっとした怪我や、忘れ物等が増えてきます。
最近ちょっとそういった事が増えたので、自分の中で「あれ、もしかしてこれはキャパオーバーのサインかもしれない」と気付き、思い切って「今私はキャパオーバーなので、これを手伝ってほしい」「ここまでは出来るけど、この後は代わりにやってほしい」とお願いをしてみました。
やってみると、何を恐れていたのかな?と呆気にとられるくらい嫌がる人はもちろんいないし、何より自分では思いつかなかったようなやり方やアイディアを知る事にも繋がって、人にお願いをすることは、責任を丸投げしてるとか決して悪いことではないんだと気付けたんです。
だから、「全部を1人でやろうとすること」は2024年で卒業!
「しなくちゃ思考」
もう1つは「しなくちゃ思考」からの卒業。
それこそ1つ目の全部を1人でやろうとしていた時に感じていたのが、「あれもしなくちゃ」「これもやらなくちゃ」という考え方。
凄くプレッシャーを感じるし、出来なかった時に自分を責めてしまったり、何よりどっと疲れてしまう。けど、ふと考えると誰かから言われた言葉ではなく、自分の中で思考の癖で出て来た言葉で
した。
言葉の威力って偉大で、この言葉を頭の中に浮かべるだけで、自分で自分を縛って、重りを掛けていた事に気付きました。
そして、言葉が持つパワーが同じなら、と「しなくちゃ」を「したい」に変えてみようとしました。
具体的には「しなくちゃ」とまた頭が考えだしたら、「それはしたいこと?」と聞いてみることにしました。そうすると、「しなくちゃ」と考えていたことのほぼ全てのことは「別にしたくないけど、”何となく”しなくちゃいけない気がする」と勝手に義務にしてただけなんだと気付きました。
本当に締め切りが決まっている必要な事以外は、別に今すぐやらなくても、何ならやめても問題がない。大抵が自分で作りあげていたルールだったんだと気付けたんです。
私は個人的に朝晩のいくつかマイルーティンがあって、自分のWELL-BEINGの為に始めたことだったんですがそのルーティンが出来ない時や変わるときだってある。けど「一度決めたんだから続けなくちゃ」またまたしなくちゃが出て来たことを発見。
そこで思い切ってある日ルーティンを辞めてみた。
眠かったので、夜のルーティンのストレッチや瞑想などをやめてさっと寝てしまった。
何か起きる気がしたけど、当たり前ですが別に何もない。
ふっと気分が軽くなって「そうか、WELL-BEINGの為だったはずなのに、肝心の心は置き去りでこなすことだけに集中していたんだ」と気付けた。
私はこの2つ「全てを1人でやろうとすること」と「しなくちゃ思考」を2024年中に卒業して、2025年にはもっていかないとここに卒業宣誓をします。
重たい荷物、古くなった思考を手放すと、風通しがよくなって、空いたスペースには必ずまた新たな必要な学びがやってくる。
2025年、気持ちよく軽やかにスタートしていきたいですよね。
あなたには何か卒業したいはありますか?