ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業〈2〉 ...第7章を読んでみた
システム提案書の作成方法
①内容まとめ
システム提案書とは、RFPに対しベンダが作成する書類。RFPが来ていない時も営業のために作ることもある
システム提案書には、そのシステムを作るのにいくらかかるのか、そのシステムを導入することによりいくら儲かるのか、またはいくらコストを削減できるのか、その金額をきちんと計算して明示する必要がある
②認識のズレ、印象
システム提案書の見積もりは予想してたよりずっと緻密だった。ソースコードの行数から見積もりをとる方法やファンクションポイント法は大変斬新であった
また、開発費の10%程度を年間維持費として考慮すべきという観点が私には全く抜けていた
③不明ワード
【SWOT分析】(p43)
顧客を取り巻く環境について、Strength(強み), Weakness(弱み), Opportunity(機会), Threats(脅威)の4つのセクションに分けて評価する手法
【シーケンス図】(p44)
プログラムの処理の流れや概要について、クラスやオブジェクト間のやり取りを時間軸に沿って表現した図。UMLの相互作用図のうちの1つ
参考: https://it-koala.com/sequence_diagram-1775#i
【DFD】(p44)
Data Flow Diagram. バブルチャート。 構造化分析に用いるデータの流れを表した図
参考: https://cacoo.com/ja/blog/what-is-dfd/#DFD-2
【VPN接続】(p52)
Virtual Private Network. 仮想専用通信網。プライベートネットワークを拡張させ仮想的に独立した専用回線であるかのように扱うインターネット接続方法。専用回線を引くよりも低コストでかつセキュアな通信ができる
→【トンネリング】
通信ネットワーク上の二点間を結ぶ、閉じられた仮想的な直結回線を確立すること
→【シングルサインオン】
ID・パスワード数の1つのIDとパスワードの組み合わせで、信頼しあっているすべてのサービスを利用できるようにするシステム。 簡単なパスワードを複数のサービスで使い回してしまうことによるセキュリティ上の課題に対して生まれた
【1ステップ】(p54)
ソースコード 1行のこと
例: 20キロステップ = 20 * 1000 ステップ = ソースコード 20,000行
【ファンクションポイント法】(p57)
システムの機能を5つに分け、それぞれの複雑度をレコードの種類数とデータ要素数から計算し、その開発規模を見積もる方法
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