ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業〈1〉 ...第5章を読んでみた
ソフトウェア産業の課題と人材育成(ソフトウェア産業の課題;IT人材の現状 ほか)
①内容まとめ
ソフトウェア開発の規模は年々拡大している。しかし一方で、開発期間は短縮化し品質の低下が見られる
また、ソフトウェア開発は日本人が本来得意とする摺り合わせの技術が必要だが、IT人材育成の不足や多重下請け構造などの悪循環が原因で、技術がうまく機能していない
業界そのものの改革により労働集約的な産業を脱することが必要である
②認識のズレ、印象
認識のズレは特になし
ITスキル標準に基づくキャリアフレームワークが非常に興味深かった。と同時に、どの職種であれ、やはりプログラミングスキルは必須科目であると思った
③不明ワード
【システムインテグレーション】(p164)
システム開発と運用を一手に行う企業。Sier
【プロプライエタリシステム】(p174)
システムの構成全体がメーカーの権限で決められており、互換性が全くないシステム
【オープンシステム】(p174)
各社のソフトウェアを個別に買ってきて組み合わせるシステム
【オープンソース】(p175)
著作者の権利を守りながらソースコードを公開する事
→【オープンソースソフトウェア】
LinuxやMySQLなど。OSS
【フリーソフトウェア】(p175)
コピーや配布に制限をかけていないソフトウェア。無償であるという意味ではない
【要員派遣】
他の会社に社員を送り込み、対価として得た報酬から自社の社員に給料を出す派遣事業
【摺り合わせ】(p175)
各モジュールの相互関係の調整能力のこと。転じてステークホルダ間のコミュニケーション能力のこと
【ITスキル標準】(p175)
IT人材をキャリアとスキルの両面から評価するスキル標準。スキルの標準化によりベンダへの発注、IT人材評価、IT人材のキャリアパス、IT人材教育など様々な面で計画の明確化に役立つ
11職種と35の専門分野があるが、全ての職種に共通して、リーダーシップ、コミュニケーション、ネゴシエーションのスキルは必要
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