ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業〈2〉 ...第11章を読んでみた
内部設計工程
①内容まとめ
内部設計工程とは、外部設計工程の次に行うもの。
外部設計を叶えるための具体的な技術的に関する話が内部設計であるので、内部設計書を作成してもそれに対する顧客の合意を得る必要はない。
②認識のズレ、印象
特に認識のズレはない。
前回同様、トラブルのないようにきちんとルールを決める、曖昧さを残さない。
③不明ワード
【共通モジュール】(p112)
モジュールの再利用性を高めるために使用するもの。これ以上分割できない単位で機能毎に部品化・共通化する。
【HCPチャート】(p116)
Hierarchical and ComPact description チャート。 NTTが開発したフローチャートの記法。
フローチャートの欠点である、菱形や長方形の中に処理を記述しなければならない面倒さを克服した上、処理の階層構造もわかる。
参考: https://qiita.com/Ky01_dev/items/f5b77ba9cf34cd973fbd
【PADチャート】(p116)
Problem Analysis Diagram チャート。日立製作所が開発したフローチャートの記法。
フローチャートの欠点である、プログラムの構造が見えにくい課題を克服した上、処理の階層構造もわかる。
参考: http://my-web-site.iobb.net/~yuki/book/bit-pad/
【ユースケース記述】(p116)
プログラムの処理の流れや概要について、ユーザーの視点でシステムの利用例を表現する図。UMLの振る舞い図のうちの1つ
参考: https://it-koala.com/usecasediagrams-1832#i-17
【ERモデル】(p116)
ER図。Entity Relationship図. 実体関係モデル。データベースや情報システムでデータを編成する差異に用いる、データ同士の関係を表現する図
参考: https://cacoo.com/ja/blog/entity-relationship-diagram-for-beginner/
【クラス図】(p116)
クラスの静的な構造・関係性を視覚的に表現するための図。UMLの構造図のうちの1つ
→【ER図とクラス図の違い】
どちらも静的なデータを図示したものではあるが、ER図がテーブルのデータの属性とテーブルどうしの関係について言及しているのに対し、
クラス図はオブジェクト指向言語におけるクラスの属性とクラスどうしの関係について言及する点でまったく別物。
参考: https://cacoo.com/ja/blog/how-to-write-class-diagram/
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