ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業〈2〉 ...第13章を読んでみた
テスト工程
①内容まとめ
テスト工程とは、プログラミング工程の次に行うもの
結合テスト→総合テスト→品質保証部門のチェック→納入→受入テストとなる
②認識のズレ、印象
総合テストの後に品質保証部門のチェックが入るのは知らなかった。また、開発期間の30〜50%がテスト工程に費やされるとは何重にもクロスチェックが入っているのだなぁ。
この本の読書を通じて、これからの自分が何に気を付けて開発を進めるべきかが概ねわかった。
「聞き役に徹する」「こまめなコミュニケーション」「細部まで注意を払う」という自らが課題とする点も見つかったので、今後意識的に繰り返し行うことで、ソフトウェア開発者としてのマインドを習慣化していきたいと思う。
③不明ワード
【トップダウンテスト】(p161)
最上位モジュールから結合テストを行う手法
最初にmainモジュールの下位モジュールsub1, sub2のスタブを作成しmainの結合テスト、
その後sub1を結合しsub1の下位モジュールsub1', sub1''のスタブを作成しsub1の結合テスト...という順番で「スタブを用意しテスト」を繰り返す
モジュールに変更を加えた場合には、そのモジュールに関連する全ての結合テストを再度行う必要がある点に注意が必要。共通モジュールを変更したらそれはもう大変...😰
【ボトムアップテスト】(p161)
最下位モジュールから結合テストを行う手法
最初に最下位モジュールのsub1'を呼び出すためのドライバを作成しsub1'の結合テスト、次にsub1'と同階層のsub1''の結合テスト、
その後sub1', sub1''を下位モジュールとする、1つ上の階層にあるsub1を呼び出すためのドライバを作成しsub1の結合テスト...という順番で「ドライバを用意しテスト」を繰り返す
【ビッグバンテスト】(p161)
全てのモジュールを一気に接続して結合テストを行う手法
バグの箇所が特定しにくくなるため、絶対やらないこと
【サンドイッチテスト】(p161)
トップダウンテストとボトムアップテストを同時並行に行う手法
テスト期間の短縮のために行われることがある
【バグ累積曲線】(p172)
テスト工程のテスト消化数を横軸に、バグ累積数を縦軸にとったグラフ
プログラムの品質に問題がなく、かつテストケースの設定及び実行が正しくできているなら、テスト消化数の増加につれ成長曲線モデルに近似する
この曲線から外れている場合、品質が担保できなくなるのでプログラムそのもの、あるいはテストケースの見直しが必要
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