名古屋から台北へ
これは、2019年3月に、書いたものである。
フレックス・インターナショナルという会社のウェブサイトを使って、名古屋発、台北行き3泊4日の航空券を調べてみよう。6月6日木曜日に発って9日の日曜日に帰ってくることにする。
表示は価格の低い順になっている。最初は、キャセイ・パシフィック航空の3万9050円。内訳は航空券の代金が2万7500円、諸税・燃油代金が1万1550円、予約発券手数料は無料。
帰りの所要時間が行きに比べて20分も短くなっているのは、偏西風のためであろうか。
同じウェブサイト内で宣伝している、出発日限定3泊4日の、名古屋・台北間の航空券が2万9800円からとあるので、上記のキャセイ・パシフィック航空の航空券は、これに比べて1万円ちかく高いことになる。
しかし、格安航空会社が、雨後の筍のように出てきている現在、もっと安い航空券があるかもしれないと感じる人も多いのではあるまいか。
グーグルフライツで調べてみると、アジア航空のもっと安い航空券が見つかった。往復運賃は、なんと1万8470円。これに座席料金がかかるので、一番安い450円の席を往復ともに予約すると900円。しめて1万9370円。
この料金では、大きな荷物を預けることはできない。しかし7キロまでの手荷物なら機内に無料で持ち込める。3泊4日の旅行なら、大した荷物にはならないので、ナップサックひとつで十分であろう。
アジア航空の帰りの便は、所要時間が2時間40分とキャセイ・パシフィックよりも10分も短い。
トラベルコという比較サイトでも、調べてみよう。最安値はサプライスの1万9010円。内訳は航空券が1万2900円、国際観光旅客税が1000円、その他諸税等が4570円、取扱料金が540円、しめて1万9010円。数百円ほどグーグルフライツよりも安い。
グーグルフライツからアジア航空のサイトへ飛ぶとき、すぐに待合室の通され、なかなか予約画面が出てこないのが気になった。1分たっても待合室のままなので、この点の改善が望まれる。
さらにトラベルコを使って、航空券とホテルを組み合わせて予約してみると2人分の航空運賃は4万3054円。アジア航空の便、トリップコムという会社で予約する。
ホテルの最安値は、グリーンワールド 山水閣の2万2317円。アゴダの提供するダブルルーム3泊分の料金である。ひとり1泊3700円ほど。
普通は航空券とホテルを一緒に予約することになっているが、この場合は別々にする必要があるので、航空券の予約は前記のサプライスで、ホテルはアゴダですれば、もっと安くなる。
格安航空券を使えば、ひとり2万円ほどで、名古屋と台北を往復できるのなら、あえてキャセイ・パシフィックの航空券を3万円ほどで入手できると、大きく宣伝する必要があるのだろうか。
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