国内ホテルの検索
これは、2018年8月に、書いたものである。
ホテル予約と入力して、グーグル検索すると、画面トップは「ブッキングドットコム」。東京の最安値ホテルという謳い文句がみえる。どうも東京のホテルに特化しているようなのでパス。2番目は「ホテルズドットコム」。このサイトを使って「ホテルフォルツァ長崎」の部屋の価格を調べてみよう。
このホテルの場所には、しばらく前まで「岡政」というデパートがあった。40年ほど昔、ここで夏のアルバイトをしたことがある。そのとき、トイレに行きたいときは、ちょっと遠方へと言うように教わった。
そのことを、河盛好蔵の「河岸の古本屋」を昨夜、読んだとき思い出したので「ホテルフォルツァ長崎」を例に出したにすぎない。
フォルツァとは、イタリア語で、掛け声として「頑張れ」という意味にもなるらしい。
長崎の秋の祭り「おくんち」の最終日なら、かなり安いだろうと、10月9日、大人2人、1泊と入力した。価格は2人で1万1111円。税、サービス料別と記されている。「今すぐ予約」をクリックすると、利用できる部屋の一覧が表示された。
そのなかで、一番安い上記の価格の横にある「予約する」を再びクリック。税、サービス料は889円。しめて1万2000円取られることが判明した。
税がいくらになるかは、利用者に分かるとしても、サービス料がいくらになるのか想像もつかない。ここは、税、サービス料込の価格を、最初の画面で表示すべきであろう。
これには、朝食が含まれていない。バイキングの朝食付きだと、1万4800円。朝食代に1人1400円取られる訳だ。
ダブルベッドの大きさは、わからない。部屋の広さは17平方メートル。40インチの薄型テレビが備えられている。
有料広告上から3番目は「エクスペディア」。ここで同じ条件を入力すると、ホテルズドットコムと同じ結果が出た。ここでも、やはりダブルベッドの幅は、記されていない。
有料広告最後は「じゃらん」。価格は上記2サイトと同じ、1万2000円。ここで、やっとダブルベッドの幅が140センチであることがわかった。
広告ではないトップ表示は「トラベルコ」。これは、いろんな予約サイトの比較サイトになっている。最安値は「アゴダ」の1万1226円(税、サービス料込、以下同じ)。アゴダの予約画面に進むと、なぜか料金は1万1086円と140円安くなっていた。
次に安いのは、エクスペディア。料金は、1万1280円。トラベルコを通して予約するほうが、720円も安くなるとは、どうも理解しがたい。
トラベルコでは、安いほうから3件掲載されている。3番目は「ホテルズドットコム」。料金は、1万1325円。以上の料金は、すべてクレジットカード支払なので、現金で当日払いたいという人は、ネット予約できない。
トラベルコの次に表示されたのは「楽天トラベル」それから「るるぶ」。料金は、共に1万2000円。
では、当のホテルフォルツァ長崎のサイトで予約すると、少しは安くなるのだろうか。他のサイトで予約するよりも、当サイトで予約すれば、500円安いと謳っているが。はたして、料金は1万1500円。ここでは、クレジットカードがなくても、予約できるのがいい。
ここでは、空室カレンダーが表示できる。これを見ると、曜日によって、部屋の価格が大きく異なることがわかる。10月27日土曜日は、2万2500円と大きく値が跳ね上がり、翌日は、なんと8500円まで急激に落ち込む。
当該ホテルの表示価格1万1500円は、しかし、トラベルコを通してアゴダで予約するよりも、414円高い。
結論。ホテルを予約するときは、トラベルコと宿泊するホテルのサイトを訪れて、安いほうで予約すべし。
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