北海道から九州へ
これは、2018年11月に、書いたものである。
今回は、北海道発、九州3県を巡る旅行を取り上げよう。
12月12日に出発すると、料金は16万円。まずは札幌から羽田へ。
10時20分発のエアードゥを使うと、羽田着は12時00分、帰りは16日17時20分羽田発、18時55分札幌着にすると、往復運賃は2万2820円。
それから13時30分発の日本航空機で大阪へ。所要時間は1時間10分、料金は1万2150円。バスに乗って大阪城とあべのハルカスを見物して泉大津港へ向かう。
阪九フェリーのいずみ、又は、ひびきのスイートルームに泊まって、一路九州へ。この部屋の値段は、ふたりで3万0440円、ひとり1万5220円。広さ21.1平方メートル、幅1メートルのシングルベッド2台、バス・トイレ、テレビ、机、テーブル、安楽椅子2脚が揃っている。狭い浴槽が嫌なら7階に大浴場と露天風呂があり、無料で利用できる。
新門司港着は13日の6時。船内のカフェテリアで朝食を済ませて、7時半に下船。朝食代は1000円としておこう。バスを使って、太宰府天満宮、吉野ヶ里歴史公園へ。柳川舟下りを楽しんだあとは、うなぎのせいろ蒸しを堪能。ランチだから、料金は2000円にしておこう。
2日目の宿泊先は、ハミルトン宇礼志野。朝夕食付きのスーペリアルームに、ふたり1泊すると、ブッキングドットコムでは3万4560円、トラベルコを介してヤフートラベルを使うと3万2400円。これは、どちらかが60歳以上と限定つきではあるが。アゴダでは3万7822円。ホテルの予約は、トラベルコに限るといってもいいだろう。
このホテルは、外国人にも評判がいい。朝食時に肉は食べられないと告げると、美味しい魚料理を出してくれ、翌日の朝食のときも同じ配慮が見られたとか、家族風呂のあと、英語に堪能なバーテンダーとおしゃべりを楽しんだとか。九州の片田舎にあるとは信じられないくらい、洗練されたサービスが見られるという。車椅子のアクセスも可能。
翌日は、九十九島パールシーリゾートで遊覧船に乗り、カステラを買って、ハウステンボスへ、園内散策入場券付き。宿泊先は園内のホテル アムステルダム、ローラアシュレイルーム。アフタヌーンティ、夕食前のオードブル、夕食後のアルコールが満喫できる。1泊2食付きの値段は、ふたりで7万4800円。ひとり3万7400円。
このホテル、トリップアドバイザーをみると、評価はまちまちである。あるイギリス人の寄せた苦情によると、7室案内されたすべての絨毯にシミがついて汚れたままになっており、一番シミの少ない部屋に泊まったと記されている。
バスルームにゴキブリがいたとか、フロントの応対が悪いとか、車椅子でバスルームへアクセスできないとか、写真に騙されたとか、もう2度と来ないとか悪口雑言が並んでいる。楽天の苦情には、ホテルの詫びが掲載されているが、トリップアドバイザーの口コミには、無視を決め込んでいる。
4日目、出発まで宿泊客専用ラウンジでお寛ぎくださいと書かれている。口コミでは、エレベーターホールに食べ物や机が並んでいてびっくり!あんまりというか、全く落ち着かないとのこと。
長崎空港から15時30分にソラシドエアで羽田へ飛び立つなら、料金は1万4790円。以上、一人分の合計は12万1580円。
ホテルアムステルダムの口コミを読んだあとは、とても泊まる気になれない。格安航空会社を使って、ハミルトン宇礼志野に3泊して、嬉野温泉を満喫するほうがいいのではあるまいか。
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