小学生の恋愛話「つきあうってどうすればいいの？」
先日のバレンタインの記事☝🏻で、
小学生の恋愛話についてもっと知りたいと
リクエストしてくださった方がいらしたので、
娘のチビ子(小５)の場合について
書いてみようかと思う。
チビ子には小４の時に男友達が何人かいて、
チビ子はみんな好きで、
みんなと仲よくしていたらしい。
そのうちの一人(Ｋ君)に、小４の時は
バレンタインチョコをあげていたが、
数が足りなかっただけで、
本当は好きな男友達みんなにあげたかったらしい。
５年生になって、仲よしの男子の一人(Ｙ君)が
好きだと告白してきて、
チビ子はみんな好きだから「私も〜」なんて
軽く言っていたが、私が「彼氏なの？」と聞くと
「彼氏ではない」と言い張っていた。
あくまでも仲のよい男子のうちの一人だと。
でも「私も」なんて言っちゃったものだから、
両思いだという噂は流れ、
４年生の時に仲がよかった、
今は違うクラスの男友達(Ｉ君)が、
「俺も好きなんだけど…」と言い出したらしい。
でもそれはそれで進展はなく、
そのうちに授業参観があり、
Ｉ君のお母さんがＩ君と話しているチビ子を見て、
「この子がウチの子(Ｉ君)の好きな女の子か」
と認識して、チビ子に色々話しかけてきたらしい。
そこでＩ君のお母さんとチビ子が意気投合して、
仲よくなったらしく、その日の夜、
Ｉ君に「チビ子ちゃんとはどうなってるのか」
と問い詰めたとのこと。
「他の子(Ｙ君)と両思いになりかけている」
と答えるＩ君に、お母さんが
「あなた、それでいいの？
ちゃんと告白して、つきあってと言わないと、
Ｙ君に取られちゃうわよ！」
なんて発破をかけたらしく、
次の日、廊下に呼び出されて、
真剣に告白された、といういきさつ。
でもチビ子は
「つきあうって、どうすればいいの？」
なんて聞き返したりして、
「一緒に帰ったり、遊んだり…」
と、相手も困っちゃったらしい。
でもＩ君はそこで怯まず、
「とにかく１週間、お試しで俺とつきあって。
それで１週間後にちゃんと返事ちょうだい」
と積極的に出てきて、チビ子は
「はぁ…それなら…」
と言ってしまったらしい。
その１週間、
Ｉ君は毎朝迎えに来て一緒に登校。
帰りも待っててくれて一緒に下校。
しかもさりげなく車道側を歩いてくれたりして、
優しく、チビ子は段々つきあってもいいか
という気持ちになったらしい。
相変わらず“つきあう”とは何をするのか、
よくわからないままに…笑。
そして１週間後に
「どう？ 考えてくれた？ つきあってくれる？」
と聞かれて、OKしたらしい。
それからはＩ君のことを
彼氏だと認めるようになった。
Ｋ君は５年生になってクラスは分かれたが、
会えば今でも仲はいいらしい。
そして気になるのは、
両思いになりかけていたのに
裏切った形になったＹ君。
でもＩ君はその責任まで取るつもりで、
「Ｙには俺から言っとくから」
なんて言って、話をつけてくれたらしい。
もともとＩ君とＹ君は仲のよい友達どうしで、
チビ子は今もＹ君とも仲がいいので不思議だ。
それにしてもＩ君、小学生にして既に男前？
正式につきあうことになってからも
家は反対方向なのに毎日迎えに来てくれて、
帰りは送ってくれて、一緒に登下校をしている。
たまにＹ君と３人で帰って来たりもする。
小学生の恋愛ってドロドロしてなくていいわね。
大人だとこんなあっさりした恋愛、
滅多にないよねぇ？
ふたりがつきあいはじめてからは、
職員室でもウワサになり、
今まで担任だった先生達に
「おめでとう」
と言われたり、
「あんなに学校やだって泣いていた
チビ子ちゃんがねぇ…」
なんて感慨深く言われたりしたらしい。
なんだかチビ子がモテるみたいな内容に
思われたかもしれないがそうではなく、
単にチビ子は日米ミックスの目立つ顔立ちで、
更に４年生まで不登校気味で、
遅刻ばかりしていたので
実際目立ちまくっていたせいだと思われる。
これでチビ子が精神的に
自立したように思われるかもしれないが、
その辺はまだアンバランスで、
「ママー着替え手伝って」
なんてまだ言っている。
不登校気味だった頃に比べると
だいぶましにはなったけれど、いつになったら
母子分離不安を卒業してくれるのだろう？
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