写真で知るオーストラリア|パースで見つけた孤独な空
こんにちは。コテリルアリスです。
数か月前まで西オーストラリア州の州都、パースに住んでいました。
パースには「世界一孤立した街(the most isolated city in the world)」という異名がついています。
オーストラリアの地図でもその孤立感は一目瞭然。
主要都市が東海岸に集中する中パースだけ西海岸に位置しているのです。
一番近い都市のアデレードでさえ、パースから2100kmも離れています。(東京-札幌が約1000km)
隣国のインドネシアの方が首都キャンベラやシドニー、ブリズベンより近いことから、バリ島は第二のオーストラリアと言われるほど旅行者たちの間で人気です。
更には州の独立を目指す政党があるほどの孤立ぶり。(笑)
というのも西オーストラリア州は資源が豊かで、天然ガスの輸入では日本もかなりお世話になっています。
そんな訳でパース市内には日系企業が顕在し日本人(駐在員)も多く住んでいます。
だからなのか市内を散歩していると新しいラーメン屋さんの前に出来る行列をよく目にしました。
なのにラーメンを1000円以下で食べれるところなんか一つもありません。
生活水準が高く、物価が高いのです。
日本に一時帰国すると必ず、安値で味わえる食の高いクオリティに感動していました。
パースには、スワン川沿いに横たわるLangley Park(ラングリーパーク)という大きな芝生の公園があります。
そこで見つけた空を今日は皆さんにもみて欲しい。
パースが孤立しているのは、きっとこの広い空を独占するためなんだなと納得しますよね。
バターのように溶けていく日の光に優しく包まれた夕暮れのひと時でした。