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変化するオーストラリアの顔

今まで知っていたオーストラリアの顔。自由でおおらかで健やかな表情。最近、それが変わってきているように感じます。

ここに住む人たちにある種の危機感を感じさせる変化であることも間違いありません。実際に私の友人も、自由を求めて自分の国に帰ることを最近決断しました。

手錠をちらつかせた警察に日常を監視される環境、様々な場面で顕著な半強制的~強制的な政府のアプローチ、個々の健康の選択に関する自由が軽視される社会風土。

「コ」から始まる”3文字”は書くと変なリンクを張られそうなので書きません。(ハリポタの「you know who(名前を言ってはいけない)..」的なw)

世界NO.1のテニスプレーヤー、ジョコビッチ選手の一件は日本でも報道されていたでしょうか。ラケットを持ってボールを打ち返す姿はまるでバレエを見ているかのように華麗な、彼のテニス。オーストラリアオープンで活躍するのをまた見たかった。

オーストラリアには全部で8個の州と特別地域があり、それぞれの州政府が連邦政府の管轄以外の事柄に責任を負っています。これまでスコットモリソン首相(こちらでは「スコモー」と呼ばれてます)がとってきた姿勢を見ていて明らかなのは、あの”3文字”に関する対応・規制に関してはある程度(かなり)、各州政府に任せているということです。

ジョコビッチ選手の1件はその延長線上で生まれた、連邦政府とビクトリア州政府の完全なコミュニケーションミスによるものであると、オーストラリア国内では報道されています。移民の国でまさかこんな大失態が起きるとは。政府には多くの批判が集まっています。

また、ジョコビッチ選手だけでなく、何ものでも自己の健康に関する自由な選択をしたことで「拒絶」、「仲間外れ」ーある種の「差別」を受けるのは「自由」とはかけ離れた実態だと私は思うのです。それどころか、その選択をした人達をまるで”3文字”そのもののように扱う社会は、この件に関してあまりにも勉強・知識不足だと思うのです。

政治のことに関してあまり書きたくないので柔らかい言葉で綴ろうと思いましたが人間なので感情があふれて難しいですね(笑)。

話題は変えて、先日行ってきたアデレードで人気のスポットー「Victor Harbor」の写真をいくつか載せようと思います。友人と野外BBQを楽しんだ後、小島へと続く有名な長い桟橋を歩きました。島にある小山を上り、クジラが観察出来ると有名な場所にも行きました。その日は間近で5頭のイルカが遊泳するのを見れたので大満足。

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太陽が出ると海が透き通ります。

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娘が生まれてから、自分のことよりも彼女の将来の心配をすることの方が多くなりました。彼女の生きる未来が、生きやすい世界であるように。私のひそかな祈りです。











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