流行りを知りたい
夏の間にっていう作業もそろそろ終盤。ということで、鉛筆画の間に作業アニメを流すことにした。選んだアニメは鬼滅の刃。実はすごく流行っているのをアニメが始まる頃にどこかで聞きかじり以前試聴していたんだけど、実は途中で挫折してたのでした。
その後、定期的に読みにいっているブログで「遅ればせながら読みました。」って感じでどっぷりハマったとのことが書いてあったので、もう一度全部観ないとなぁと思ってたので、ちょうど良いかなと思い昨日今日で完走。確か本編の連載は終わったとか思ってたけれど、アニメではまだまだですが、とりあえず一期を全部観ると(といっても作業しながらなので半分以上は聞いてるんだけどね。ファンには怒られそうですが……。)それなりに見応えがあり、どうして前は途中で挫折してしまったのかもわかった。挫折したところまでの数話はとりあえずお決まりなパターンの少年アニメで、次から次へと強敵が現れ、死闘を繰り返し強くなっていくという横道を堂々と進んでいる感じだからだと思う。
そこを超えるか超えないかの間でわたしの中では疑問符も浮かぶ。主人公が鬼を容赦なく殺していくからである。悪ければ殺して良い。家族を殺したから敵討ちだ。でも、それって本当に良いの?というのが現代社会に住むわたしには負に落ちない。
このアニメは主人公がとにかく良い子だというのが人気の秘訣だと思うというのも、誰かがラジオで話していたのを聞いたような気もする。確かに主人公は心根の優しい良い子であるが、普通にも思えるんだよね。だからこそ悪者を倒しても情けをかける。仲間ができて、みんないろんな性格だけど、それもやさしく受け止める。むしろ個性的な脇役たちの方がずっと異常だよね、現代に生きてたら。
でも、こういう勧善懲悪設定で、主人公たちは素直に成長し、真面目に鍛錬し、それが家族の仇を倒すことや、妹のような人というか鬼を今後生み出さないために反映されるから人気が出たんだろうなと思う。たくさんの人がそういう物語が好きだからね。マーヴェルヒーロー映画だって、人間じゃどうにもできない宇宙からの強敵に立ち向かって、そして最終的には平和になるという、何があっても絶対悪は善によって救われるっていうシナリオのものを観ているから安心して楽しめるんだよね。人類は勧善懲悪をフィクションに求め続けるのだ。暴力では暴力で答えるのが好きなんだろうね。
というわけで、アニメ一期の終盤の戦闘は見応えありました。作業中の手が止まって、画面に見入ってしまうほどに。
さて、世の中は勧善懲悪では全くない。わたしの中での今一番の悪の権化は中国共産党。奴らは鬼滅の刃のキブツジなんちゃらなんかよりずっとたくさんの人をキブツジなんちゃらより冷酷なやり方で殺し、しかもお金儲けまでしているという。そういうわけで、別にわたしは政治的な人でもないし、右でも左でもないし、ほとんどの大国の政府は腐っていると思うけれど、トランプに次期も大統領になってもらいたいんだよね。で、こういうこというとなんてこというんだ?!あいつはひどいんだぞ!って言われるんだけども、バイデンは親中なので、考えるだけで恐ろしい。とりあえず、わたしができることは中国製品は買わない、くらいですな……。
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