アリススタイルで自分スタイルを
絶えずあなたを何者かに変えようとする世界の中で、自分らしくあり続けること。
それがもっとも素晴らしい偉業である。
ラルフ・ワルド・エマーソン
人間にはだれでも苦手なことがあります。私の苦手種目、それは「お笑い」です。ジョークや、気の利いた面白い話をすることが大の苦手。どうやら私の脳みその中には「お笑い」に反応したり、笑える話をする回路がすっぽり欠落しているようです。
提携先の企業とサービスを説明する映像のシナリオを検討していたときのことです。同じ場面とフレーズの繰り返しに気づき、その部分をばっさり削除すると、その企業の責任者の方に、「ここが笑いのツボなんですよ、削除したらダメ」と諭されてしまいました。その指摘の意味がよくわからないまま、「わかりました!」と答える、自分の間抜けさ加減、やはり「お笑い」は難しい。
そんなわけで、お笑い芸人さんにも疎いはずの私ですが、
9月15日に記者発表会を開催し、アリススタイルの新しい取り組みを発表しました。
その中の大きなトピックスは、すでにアリススタイルのインフォマーシャルに出演してくださっているEXITのお二人のアリススタイル公認アンバサダーへの就任です。
りんたろー。さん、兼近さん、本当にごめんなさい。お二人に実際にお会いするまで、私、EXITさんのお笑い見ていませんでした。
アリススタイルが今回EXITさんをアンバサダーに起用させていただいたのは、単なる広告宣伝塔として、人気お笑い芸人である彼らをキャスティングしようとしたからではありません。
私がお二人を最初に知ったのは、『ホンマでっか!?TV』の人生相談コーナーのエピソードをネット読んだ時。「小さい頃の貧乏だった後遺症が残っている」代表として、兼近さんが子供時代のエピソードを披露し、りんたろー。さんとトークする場面です。
“小さい頃、誕生日ケーキが買えなかった時、星を眺めていたお兄ちゃんが手で輪っかを作って星を囲み「ほら、ケーキだよ」と言ってくれたんだ”という話が、ネタもととして兼近さんから送られてきました。するとりんたろー。さんが、「全然、笑えないや」と、ネタを書きながら涙がポロポロ流した、という記事、読みながら私も涙をポロポロ流してしまいました。
同じように小さいころ、クリスマースケーキを買ってもらえなかった私自身に重ね合わせながら、そのお話を読みながら、兼近さんの思いに寄り添って涙を流すりんたろー。さん、お二人のお人柄、ものの考え方、価値観、生き様が、アリススタイルが目指す世界観ととても重なっていたのです。
アリススタイルは「貸し借り」サービスです。貸し手、借り手がお互いに相手を思いやり、感謝の気持ちをリレーしていくことでこのサービスは成り立っています。このサービスのアンバサダー、いえ、エバンジェリストはEXITさん以外に考えられない、その私の強い思いが実現したのが15日の記者発表会です。
お二人にはアリススタイルのCMにもご出演いただいていますが、不思議なことに、CM撮影の現場でお二人の言葉のキャッチボールを聞きながら、大声で笑ってしまう自分がいました。「お笑い」わからないはずなのに、撮影の邪魔になるくらい大きな笑い声を出す自分に驚きながら、共感する、ということの素晴らしさを痛感しました。私の脳みその「お笑い」回路が一気に開通した瞬間です。
「アリススタイルで自分スタイルを」、これは兼近さんが撮影の合間にふっと口にされた言葉です。この言葉もらいました!
サービスを理解してくださるEXITさん、殺人的なスケジュールの合間に撮影したCMが、10月からテレビ、タクシー、美容室のサイネージなど、様々な場面で放映されます。さらに、9月23日からは、TikTokで「#アリスで全肯定、令和の全肯定ダンス」チャレンジがスタートします。もちろんEXITのお二人もチャレンジしてくれました。
ぜひご皆さまも「「#アリスで全肯定」チャレンジしてみてください。