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上司にすすめられたので秘書検定1級をとってみた #2
私は秘書検定を取るとき、2級からスタートして準1級→1級と順番に取得したのですが、1級の勉強中に思ったのは、”1級だけ勉強すればよかった”・・・です。
なぜなら
筆記に関しては
2級:マークシート
準1級:マークシートと筆記
1級:オール筆記
というフォーマットの差はあるものの、勉強する内容は基本同じだからです。
2級でも準1級でも1級でも、時候の挨拶とか、長寿のお祝い(70歳は古希とかのアレです)は結局覚える。
基本の内容はずっと変わらないので、またこれ覚えなおしか・・・となります。
就職活動とか転職活動用に履歴書に書きたいから、とりあえず2級を、とかでなければ、1級狙い撃ちが一番効率がいいのではないかと思う。
あと、すでに社会人として働いている人は1級のオール筆記のほうが相性がいいかも、というのもある。(個人的見解ですが)
マークシートは正解か不正解しかないけど、記述の場合は、絞り出してとにかく何か書いておけば、どうにかなるかもしれない、という希望が少しだけある。
1級の筆記試験までは独学でも合格できると思うけど、面接に関しては筆記が受かった時点で1日講座を申し込んで受けました。
面接はさすがに準1級と比べると段違いに難しいというか、難しいんですけど、押さえるべきポイントがある、という感じでしょうか。
ポイントを押さえた上で、とにかく練習あるのみ、だと思いました。
逆に、ポイントがわからないまま市販のテキストだけを見て練習しても1級の面接に関しては合格は難しいかな・・・というのが率直な感想です。
私が受けた面接対策の講座は、なかなかのお値段だった。
そしてまるっと1日コース。
もし面接に落ちたら・・・
この練習もう一度やり直しなのは相当キツイな・・・ていうかイヤすぎる。
やり直し、イヤ、絶対!
という気持ちでとにかく練習して、面接会場でもギリギリまで練習して臨んだ。
怠けそうになった時に1日講座のことを思い出すと、
やだやだ、絶対1発合格するんだ!と思えた。(どんだけイヤだったんだ)
合格、の文字を見たときは、とにかく嬉しくて、あぁ、あの面接の練習、もうしなくていいんだ・・・・・!と思って小躍りした。
秘書検定をすすめてくれた上司に、ついに1級合格しましたよ!と報告できて、すごいやん!と喜んでもらえて、とても嬉しかった。
そんな感じでようやくとった秘書検定1級ではあるけれど、英語の履歴書には書いていない。
外資だからなのだと思うが、持っているかどうか、全く聞かれることがないし、聞かれたこともない笑
ただ、外資に勤めていても取引先の方は日系企業の方だったりオーナー企業の方だったりで、年配の方も多くいらっしゃる。
「知ってるけど状況を見た上であえてやらない」のと
「知らないからできない」のは全然違う。
どんな会社に勤めていても、勤める予定でも、秘書検定はビジネスマナーとして勉強しておいて損はないし、1級は「持ってますよ」というひそかな自信になるので、やっぱり頑張って取得してよかったな、と今でも思っています。