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何もしていないのに仕事をしていると思われていたころの話
こんにちは。aliceです。
久しぶりに日曜日に早起きできました。
今朝は紅茶とチョコパイをいただきました。
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この話は、時間がたっぷりあった頃、寝る前に「明日も何かすることがありますように」と祈っていた私が、ExcelVBAを学び始めてから、ちょっとずつ日々の過ごし方や周りとの関わり方が変わり、前より自分が好きになったことについて書いた話の5話目です。
これまでの記事はこちら
前回のはなし
ExcelVBAを勉強していると思われたくないので、誰にも言うこともなくひそひそと使っていたけれど、ショートカットキーの勉強会をはじめた結果、喜んでもらえるのが嬉しくて、少しずつやりたいことを伝えたりやったりするようになりました。
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ExcelVBAをはじめてから数年後、いろんな経験をして、誰にも言えずに使っていたExcelVBAを同じ部署の同僚に使ってもらうことにしました。
当時は経理にいたので、会計ソフトへ入力する仕訳データを作成するものが多かったです。
会計ソフトへの入力って何気に面倒ですよね。
Excelに入力したデータを入力するんだったら、最初から取り込めばいいのです。
取り込んだら入力する人も確認する人もラクちんなのです。
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なので、ExcelVBAで会計ソフトへ取り込むCSVを作成して、入力作業を減らしました。
そうすると作業時間が減りますよね。
そうすると使える時間が増えますよね。
そうすると新しいこと仕事もお願いできますよね。
これが続くと、日常業務を全部お願いできるようになる✨
当時の私の目標は「同僚が日常業務を全部できます!」という状態にしたかったのです。
(その頃のお任せレベルは50%くらいかな?時間的に厳しかった)
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そうしたら「この方は日常業務は全部お任せできるんですよ。すごく頼りになるんですよ。」とえらい人にも言える。アピールできる。
なぜかそう言いたかったんですよね。
なぜでしょう、当時の私。
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でも、そう思えたのは、自分が仕事をしている感をださなくていいと感じたからだと思います。
自分で自分を認めている感覚に近いのでしょうか。
他人からどう思われているかということがそんなに興味がなくなりました。
周りの人から仕事をしていないと思われてもまぁいっかーと思っていました。
仕事をしていることで、自分はここにいなくてはならない人感を出さないと思ったのですが、それをする必要もなくなりました。
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むしろ同僚がいかに仕事をしているかをアピールしたい!
偉い人まで回す書類があったらできるだけ同僚に処理してほしい!
(やってますアピール✨)
そんな風に思うようになりました。
あんなに毎日やることがあったらいいなとお祈りしていたくらいなのに。
もはや、いらない。
(仕事を振られたら、何で私に言うの?チェッと思うようになった🥲)
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そして、数年後。
自分が仕事ができると思われるよりも、「なんか知らないけど私の周りの人が仕事ができるようになるよね」って思われた方が嬉しいなと思うようになりました。
だから、できる限りお願いできることは全部、同僚に仕事をしてもらうことにしました。
そして気づいたら、仕事をしない人になっていました。
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そんなときにふと、これってある意味幸せだよなと思ったんですよね。
昔は「自分が、自分が」と思っていたんですけど、年を重ねたらいい感じに周りの人に引き継げるようになっていました。
みんなが活躍してくれることを自然に喜べるようになりました。
仕事渡さない問題&教えない問題は今の職場でも聞くことはあるのですが、そうなることもなく、いいタイミングで気持ちよく卒業できたのことは良かったなと思います。
多分ExcelVBAに出会っていなかったら、自分の存在価値を証明するために、仕事を手放すことはできなかったのでは?と思います。
今でもやっていますアピールをしていたかもですね🥲
そして、なぜか仕事を手放せば手放すほど、仕事をしていると思われるようになりました。
よくわからないけどおいしいなーと思いました🍙
ちなみに、最終的には同僚に日常業務を全部お願いできる状態になりました。
目標達成!
1年に1回、自分の目標を書く紙に「この方が日常業務を全部やってくれるので助かっています🤗」と、いかにお世話になっているか書きました。
えらい人全員に伝えましたよ!
つづく
こちらのひろさんの記事も素敵なので、ぜひ読んでみてくださいね。
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