今月のベストソングス【2025年1月】

お久しぶりです。氷檻です。
今回も今月に聴いた曲の中から特に良かったものを10曲紹介していきます。
※今回から方式を変えて目次から曲名が見えるようにしました。


10位 今、偽善者の先頭で/MOROHA

歌わずにギターをバックに喋ってる、これぞMOROHAとののいった一曲です。
「やらない善よりやる偽善」という言葉がありますが、この曲のテーマはまさにそれで、街角での募金活動やチャリティ-番組などはその根底に善意がなくとも誰かの命を救っているのに対し、それを偽善だと割り切って不干渉を貫く人たちは誰も救えないから、その偽善を見て抱いた胸の痛みや葛藤に向き合って誰かを救ってみないか、といった熱いメッセージが込められています。

9位 メトロポリス (metropolis)/Ayunda Risu

端的に言えば滅茶苦茶に格好いい曲です。
短いながら鮮烈な歌詞に時折混ざる英単語、心地よいリリックとそれらをすべて歌いこなすボーカルと完成度が非常に高く惚れ惚れしてしまいますね。
私は『地を払った 退屈な原っぱ 抜け出せるなら明日は都市の花』の部分が気持ちよすぎて好きですね。

8位 ビーナスバグ/星街すいせい

1月下旬にリリースされた星街すいせいの3rdアルバム『新星目録』に収録された新曲です。
第一印象はめっっっっちゃお洒落だなぁでした。
星街はその名の通り夜をモチーフとした楽曲を多く発表しているのですが、この曲は恐らく朝(というか夜明け)をモチーフとしているのも印象的でした。
MVがあまりのハイクオリティでお出しされているので考察要素も多く、無限に味のする一曲ですね。

7位 OH Happy Day/Voces Divinas

『天使にラブソングを2』でお馴染みの楽曲。
コーラスの一体感が素晴らしく、その迫力をより高めています。

6位 終わらない歌/THE BLUE HEARTS

生きていくなかで辛いことは無くならないし、嫌いなものは嫌いなままで、時に疎まれ蔑まれ、そんなことがあっても明日は笑って生きてやろう、そんなメッセージが込められた一曲です。ブルーハーツはそれなりに前の世代のアーティストになるんですが、こういったメッセージは現代を生きる人々にも刺さるものがありますよね。

5位 1/3/斑鳩ルカ(CV.川口莉奈)

なんとこの曲、CDにシークレットトラックとして収録されており、外様の私は先日のライブ感想にてその存在を知りました。シャニマス君さぁ…
歌詞は、先を見据えてドライに生きることを辞めた主人公の心境変化を描いており、要は斑鳩ルカがCOMETiKの斑鳩ルカになるまでの描写なんだと思います。
下手に説明するより早よ聴いてくれ…って感じの曲です

4位 Our step/角巻わため

作詞作曲者のアーティストへの解像度が異様に高くてオタク(私)がのたうち回った一曲です。
抽象的な言い回しになるんですが、角巻わための良さが詰め込まれているんですよね。要は、この曲は彼女の今までの歩みを知っているからこそ沁みる曲ということです。
改めて解像度の高さがおかしいんだってば。

3位 新天体/ルンルン

一応注釈をしておくとビートはフリーの音源で、そこに歌詞を付した形になります。
現代社会を生きる人々の葛藤や逃避の精神を謳っているんですが、その歌詞が本当に凄まじいんですね。
私は「何物にもなれないことは僕が僕を生きた証明」のフレーズが好きでした。
ちょっと辛いときに聴いてほしい一曲です。

2位 歌うたいのバラッド/斉藤和義

これも少し昔の曲ですね。
歌うたい(主人公)の不器用っぷりが本当に愛おしく、彼らの行く末に思いを馳せてしまいますね。

1位 EMP-ERROR- / Sho from MY FIRST STORY feat. 小笠原仁

もうお前が主人公でいいよ…な曲です。
異能力バトルアニメのOPの雰囲気をバチバチに纏っており、聴くだけでテンションが上がりますね。
そしてカイトさんキリコのこと好きすぎでは…?
唯一文句があるとすれば、ゲームの曲というイメージが先行して布教に弊害が出るくらいでしょうか。
正真正銘文句なしの神曲、いや神歌だと思ってます。

最後に

いかがでしたでしょうか。
6位以上は年末のランキングでも姿を見せそうな予感がしております。
かなり良いスタートを切ったこの1年でどれだけの名曲に出会えるのか、そしてそれを文字に起こすことを非常に楽しみにしてます。

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