先発品とジェネリック
有効成分は同じなのですが、添加物というのは先発品とジェネリックは全く同じという訳では無いのです。
だから、先発品の方が効果を感じられる場合もあれば逆も然りなのです。
パブロンゴールドAの成分にヘスペリジン(ビタミンPって馴染みがないですが、抗酸化作用とか)やビタミンB,Cもプラスされてます!ってのが売りだったのですが…う〜ん…個人的にはパブロンゴールドAの方が咳が止まる。
グアイフェネシン180mg
ジヒドロコデインリン酸塩24mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩60mg
アセトアミノフェン900mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩7.5mg
無水カフェイン75mg
リボフラビン(ビタミンB2)12mg
添加物:セルロース、無水ケイ酸、バレイショデンプン、D-マンニトール、ヒドロキシプロピルセルロース、メタケイ酸アルミン酸Mg、アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)、香料、バニリン
アセトアミノフェン 900mg
ジヒドロコデインリン酸塩 24mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩 7.5mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩 60mg
無水カフェイン 75mg
グアイフェネシン 180mg
リボフラビン 12mgビタミンB2
添加物:乳糖水和物、バレイショデンプン、セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、無水リン酸水素、カルシウム、グリチルリチン酸二カリウム、香料、エチルバニリン、バニリン、デンプン部分加水分解物
後発品は別の製薬会社になり、顆粒から微粒になったようですが(パブロンゴールドAも昔は顆粒じゃなかった?)、添加物が結構違いますね。
アセトアミノフェン900mg
(熱を下げ、のどの痛み、頭痛、関節の痛みをやわらげます。)
クロルフェニラミンマレイン酸塩7.5mg(鼻水、鼻づまりをおさえます。)
dl-メチルエフェドリン塩酸塩60mg
(気管支をひろげ、せきをしずめ、たんを出しやすくします。)
デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物・・・48mg
(せき中枢に作用し、せきをしずめます。)
グアヤコールスルホン酸カリウム240mg(たんを切れやすくします。)
無水カフェイン75mg
(頭痛をやわらげます。)
添加物:D-マンニトール、セルロース、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、無水ケイ酸、リボフラビン
こちらはビタミンBは添加物扱いなのね。
鎮咳成分の組み合わせもパブロンゴールドAとは異なります。
薬事法の成分表示って、配合量の多い順に表示し、配合量1%以下の成分は順不同で表示します。医薬部外品の場合は、有効成分とその他の成分を分けて表示するのですが、大抵の風邪薬は1番目に解熱鎮痛成分が来ることが多いのですが、パブロンゴールドAは去痰成分!
謎ですw
とりあえず今回、初めてマツキヨぺラック風邪薬を買って見たのですが、粒の大きさって顆粒>細粒>微粒なのに、何故かパブロンゴールドA微粒より飲みやすい。
味?なのかなぁ。
ちなみによく内科で処方されるカルボシステインとは去痰作用が異なるので、併用しても基本的には問題ないですが、ドラッグストアでは併用しないで下さいって言われるかと。
鼻水大量!って時は
鼻水・鼻づまり、くしゃみに
ベラドンナ総アルカロイド…0.6mg
ジフェニルピラリン塩酸塩…4mg
せき・たんに
アンブロキソール塩酸塩…45mg
ジヒドロコデインリン酸塩…24mg
ノスカピン…48mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩…60mg
発熱に
アセトアミノフェン…900mg
かぜで傷んだ鼻粘膜の修復促進に
リボフラビン(ビタミンB2)…12mg
熱や痛みをとる成分の働きの助けに
無水カフェイン…75mg
添加物として、ラウリル硫酸Na、ポリソルベート80、プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ゼラチン、コハク化ゼラチン、グリセリン、D-ソルビトール、酸化チタン、パラベンを含有します。
ベラドンナ総アルカロイドは基本的に鼻炎薬(でも市販薬ではそんなに種類があるわけではない)に配合なのですが、ルルは総合感冒薬で配合されているという珍しさ。
大人は1回2カプセル服用なのですが、かぜ薬の承認基準を上回る2倍量のベラドンナ総アルカロイドを配合なだけあって、カッピカピの喉がカラカラになるので、私は余程酷くない限りは1カプセル服用です(笑)。
2カプセル飲むとピタリと止まります。
まぁ、西洋薬も合う合わないがありますからね。
私が効くからと言って万人に効くという訳では無いですが、子供の頃から病弱で、処方薬でも効果があまり得られない薬は結構ある私でも有効性が高いので、オススメな一品ではあります(なんせ麻酔なんかも通常より多く打たないと効かないし、抜けるのも早い人なので…)。
とりあえず、総合感冒薬でも解熱鎮痛成分なしの物があったらいいのになぁ、と(それじゃ総合にならんかw)。
だって、発熱する風邪を引くことって殆どなくないですか?
喉の痛みもないけど、鼻水と咳と痰が…ってことも多いと思うんですよね。
でも、そうなると鼻水or咳、で分類されてしまう悲しさ。
最近やっと日本も零売薬局が出来てきましたが、台湾みたいにどこの調剤薬局でも購入できるようになったらいいのにな、と。
台湾の調剤薬局は同じ症状を伝えても、薬剤師によって処方される薬が違うのが結構面白いです。
なので、もしよく効いたのならば、写真を撮っておいて、これと同じのを〇日分くれ!というのが手っ取り早いです。
あ、韓国や香港も同じように薬局で症状を言って処方してもらえますが、香港でもらった風邪薬は蛍光色!?なカプセルが処方されて爆笑した思い出があります。
アメリカとかだと高いですが、アジアなら日本の薬も売ってますが、現地処方受けるのもオススメです(安いし)。
お、マツキヨぺラック風邪薬、意外と優秀かも。
咳止まった。
あ、ドラッグストアで「風邪薬をお探しですか?症状は?服用されているお薬はありますか?」って、薬を販売できる資格は持っているので、この記事はご安心くださいませ(笑)。