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講師のラウラに聞く「プログラミングを学んで良かったと感じる瞬間」

こんにちは。

アルゴリズミクス世田谷の講師陣は、出身国も経験もみんな様々。プログラミングとの出会いや、その学び方についてもワン&オンリーな経験を持っています。

今回は、コロンビア出身のラウラことラウラ・アレハンドラ・マルティネス・テハダさんをご紹介します。日本に来る前は、コロンビアの大学で教壇に立っていたという彼女。さらなる高みを求めて来日し、現在は東京工業大学工学部電子情報工学科の大学院で研究をしています。

そんなラウラさんとプログラミングの出会いは少し遅めの大学入学後。将来テクノロジー関連の仕事に就きたい、と漠然と考えていた彼女は、プログラミングの技術などについて何の知識もないまま、大学の門をくぐったそうです。唯一関連することといえば、幼い頃からビデオゲームが大好きだったとのこと。

「ゲームが好きだった理由は、難しいゲームを分析し、挑戦して、勝負に勝ったり、問題を解決することが好きだったから」

と話すラウラさん。入学直後「プログラミングの基礎」を学んだのだそう。

「クラスメイトの中には、すでにある種のスキルを持っている人もいました。彼らに追いつけ追い越せすることは、とてもチャレンジなことでしたが、こうした経験を通じてプログラミングが大好きになりました」

と続けます。大学の授業を通じて、実践的な場でプログラミングを学ぶことで、自分が磨いたスキルをすぐに活用できたこともよかったと、と言います。

意思決定で役立つプログラミングスキル

そんなラウラさんに、「プログラミングを学んでよかった、と思う瞬間は?」と聞いたところ、具体的に3つのシーンを例を挙げてくれました。

✔︎何かを決めたいとき:例えば、ある場所に最適な時間に到着するにはどうしたらいいか、ある日の服装はどうしたらいいか、2つの選択肢の中からどうしたらいいか、など。プログラミングのプロセスを通じて決断できます。
✔︎問題を解決したいとき。数学やプログラミングなどの学術的な問題だけでなく、日常生活で遭遇する様々な問題を、プログラミング技術を用いて効率的に解決することができます。
✔︎何か技術的なものを作りたいとき。今はスマートフォンやパソコン、インターネットなどでメッセージを伝えたり、アイデアを伝えたりすることができます。これらの技術的ツールを適切に使いこなすことが、重要な情報を伝えるための最良の形です。プログラミングは、あらゆる技術的ツールを管理し、自己学習する能力を与えてくれます。マルチメディアリソースからアプリやソフトウェアまで、様々な産業分野(健康、エンターテイメント、学術、産業)で使用するツールを作成できることは、4.0革命において重要なスキルです。

実際に、プログラミングを学ぶまで「計画を立てて物事を進めること」は、ラウラさんにとって苦手なことだったそうです。ですが、プログラミングを習得したことで、日常生活においても順序立てて何かを考え、さらにそれを自らコントロールしている、という感覚をしっかり持てるようになったと話します。

さらに幼い頃からプログラミングを学ぶ利点としては、

パソコンやITガジェットの裏の世界を早くから知ることで、情報(データ)がどのように扱われているかの仕組みを知ることができる。それが将来的に重要なデータをどのように扱うかという「意思決定」の際に、とても役に立つと思う。

とのこと。確かに、個人情報や大切なデータの扱い方を知ることで、ITに関する行動は変わってきそうです。

プログラミングに興味がない人に興味を持たせるには?

プログラミングを大学で教えていた経験を持つラウラさんに、「(プログラミングに対して)やる気が持てない子たちをやる気にさせるにはどうしたらいい?」と聞いたところ、

プログラミングを学ぶことによって何ができるか、どんなことができるようになるか、様々な可能性を見せてあげること

と言います。

あるいは、様々な理論やスキルを教えるよりも、例えばログインとパスワードの設定と言ったシンプルなプログラミングで、「打ったコードが反応する瞬間」を経験することで、一気にプログラミングに興味を持つようになった学生を見てきたそうです。

アルゴリズミクスの体験レッスンを覗くと、「その瞬間」の虜になってしまう子どもたちの顔をたくさん見ることができます。

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