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元コンサル・スタートアップCOOがALGO ARTISに入社した理由

ALGO ARTIS では、一つのプロジェクトにエンジニアからビジネス、デザイナーまで、多種多様な専門性やバックグラウンドを持ったメンバーが参画し、ときには泥臭くも、誠実に価値に向かってものづくりをしています。

今回紹介するビジネスチームの飯塚は、新卒で経営戦略コンサルティングファームに入社後、DX戦略や経営統合などの幅広いプロジェクトに従事。その後スタートアップでCOOとして事業開発やプロダクトマネジメントを経験し、ALGO ARTIS に入社しました。

異色の経歴の持ち主ですが、飯塚には ALGO ARTIS で働く明確な理由がありました。
今回の記事では、飯塚にスポットライトを当てつつ、ALGO ARTIS のカルチャーについてもご紹介します。


飯塚の経歴

  • 早稲田大学卒

  • 新卒で経営戦略コンサルティングファームのRoland Bergerに入社し、DX戦略・ビジネスデューデリジェンス・長期ビジョン検討・BPR・経営統合などのプロジェクトに従事

  • スタートアップでCOOとして事業開発・プロダクトマネジメントなどを経験

  • ALGO ARTIS に入社

大企業とスタートアップ、両方の文化を知る飯塚の入社理由

コンサルティングファームで大企業の文化に触れつつ、スタートアップではCOOとしてベンチャーのカルチャーを体感してきた飯塚は、自身のキャリアを「計画的偶発性」で切り開くことを大切にしていました。

「計画的偶発性」とは、キャリアが偶然によって左右される中でも、行動と努力によってチャンスを増やすという考え方。飯塚はこの思考のもと、ALGO ARTIS に出会います。

「私にとっての『計画的偶発性』の実践方法はかなり月並みですが、やりたいこと・居たい環境を言語化し、それに合致する環境を探索することでした。

1.大きい市場の中で、独自のポジショニングを築けうる
2.組織の成長に伴走できる
3.フラットで雰囲気の良いカルチャー

特にこの3点を満たした環境を求めており、ALGO ARTISが綺麗に条件を満たしていたということが入社の理由です。」

1.大きい市場の中で、独自のポジショニングを築けうる

ある調査によると、ベンチャー企業の創業から5年後の生存率は15%、10年後は6.3%、20年後はたったの0.3%とも言われています。

「当たり前のことですが、特にスタートアップにおいて所謂市場のTAM(ある事業が獲得できる可能性のある全体の市場規模)/SAM(ある事業が獲得しうる最大の市場規模)と、市場内での競争力はトレードオフになりがちと思っています。例えば営業や経理をターゲットにすると見かけ上のターゲット数やTAM・SAMは膨大になりますが、当然のように厳しい競争が待っています。

国内におけるSaaS(Software as a Service)を例にとると、Sales/HR/会計といったTAM/SAMの大きなホリゾンタルSaaSは巨大な先行者がいて、バーティカルSaaSでも建設やヘルスケアなど大きな業界ではホリゾンタルと同じ状況です。

私自身シード期のスタートアップにいる中で「探せば色々なプレイヤーがいるし、世の中思ったより便利だな」と常々思っていました(笑)。そんな中で巨大な(もしくは巨大になり得る)市場で、強みを発揮しているスタートアップは本当に凄いと素直に思います。」

ベンチャーに必要な条件を冷静に見極める飯塚は、ALGO ARTIS のどこに、大きな市場の中で独自のポジショニングを築く可能性を見出したのでしょうか。

「ALGO ARTIS は”計画領域”という一見するとニッチな領域にいます。一方、実は「計画」というものは製造・物流・化学・鉄道やバスなど様々な業界の企業が作っており、かつ人力×Excelでの計画作りに皆困っています。つまり、TAM/SAMは大きいと考えられます。

一方で、計画領域は「個社ごとに計画の内容が大きく異なる」ことや「AIによる最適化の技術的難易度の高さ」からDXが進んでいない領域です。そういった中で、圧倒的な技術力を武器に市場を開拓するというALGO ARTIS のシンプルかつ説得力のあるストーリーが刺さりました。」

国内最高レベルのアルゴリズム開発体制 (Impact Report 2024より)

2.組織の成長に伴走できる

飯塚が2つ目に挙げたのは、組織の成長に伴走できること。
現在ALGO ARTIS は毎月のようにさまざまなバックグラウンドを持つ社員が増え、組織は進化し続けています。

「目まぐるしく変わる組織の中で、日々変わるミッションや責任範囲、組織課題に向き合っていきたいという思いがあります。そうした環境は私のキャリアに対してバラエティーに富んだ経験をもたらすでしょうし、純粋に飽き性な私にはちょうど良いかなと(笑)。」

3.フラットで雰囲気の良いカルチャー

組織の成長過程では、自分たちが信じるカルチャーを作り上げると同時に、新しいメンバーが増えてもそのカルチャーがしっかりと浸透していくことが重要です。

また、スタートアップと一言で言っても、企業ごとに様々なカルチャーがあります。例えば、エンジニア中心や営業中心のカルチャー、トップダウン型やボトムアップ型のカルチャーなどなど、その特徴は多岐にわたります。

「当然人により、合う合わないがある中で、私は良い意味で「現実主義」とか「フラット」とか「自由」が自分に適したキーワードな気がしています。逆に「自社の悪い部分には目を向けない」等が私にとって特にネガティブなキーワードです。

ALGO ARTIS は会社や経営陣への要望や課題提起が遠慮なく出来る雰囲気であり、忖度という言葉とは無縁です。攻撃性が高い人もおらず、心理的安全性は高く保たれています。また、各種計画や単月のPLも全体に公開されており、透明性も高い印象があります。素直に良い会社だなと感じています。」

新規事業チームについて

ALGO ARTIS の成長の鍵は「高度なアルゴリズム技術をどれだけレバレッジさせられるか」にあり、飯塚が所属する新規事業チームは、その中でも特に重要な役割を担っています。

たとえば「Optium(オプティウム)」では、高度な計画最適化をフルカスタマイズで提供していますが、新規事業チームは計画策定の高度化を「SaaSなどのレバレッジが効くビジネスモデル」で提供することに挑戦し、今年1月には業界特化型DXスケジューラ「Planium(プラニウム)」を、まず化学業界向けにリリースし、すでに複数社への導入が決定しています。

飯塚はプロダクトマネージャーとして、トライ&エラーを繰り返しながら有望領域におけるプロダクト構築、顧客開拓、さらにプロジェクトマネジメントに注力しています。

「計画領域は個社性が強いため、「如何にSaaS的な汎用プロダクトを組めるか」が最大のKey Success Factor(主要な成功要因)であり、その前提を満たしつつ如何に顧客ニーズを上手く吸い上げられるかに注力しています(苦労していますが笑)。
課題はあるが解決策がなかった領域のため、レバレッジを効かせられる術が見つかれば一気に市場を拡大出来る余地があります。そういった夢のある環境の中で、日々、七転八倒しつつ、事業開発におけるすいも甘いも経験し青春していきたいなと考えています。」


夢のある環境でありながら、それでいて現実主義な視点も持ち合わせ、新規事業をつくるという難しい課題にチャレンジしている飯塚。心地よいカルチャーを築きながら、新しい仲間を迎え入れ、価値を届ける顧客を増やしていく。

飯塚の挑戦≒青春は、これからも続いていきます。

化学業界DXソリューション『Planium』:


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ALGO ARTIS について:https://www.algo-artis.com/
最適化ソリューション『Optium』:https://www.algo-artis.com/service
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