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雇われ介護士を辞めて、フリーランス介護士になった思い②(期待と不安…応援と批判)

こんにちはアルゴです。

本記事は ↓ 前回記事 ↓ からの続きです。

施設介護職を辞めフリーとなってからもうすぐ半年になります。


とかく客観的で前向きな内容を発信するように気をつけていましたが、最近になって愚痴の記事も1つ書いてしまいました。あまり良くないとはいえ、うさばらしにはなりました。今後はもうこのような記事を書くことはないでしょう。

愚痴は書かないようにするとして、フリーランス介護士としての『不安』に関してはありのままに書いていければと思います。


将来の収入に対する期待と不安

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フリーとしてやってみて、直接的な介護に関わらなくても、介護に関する電子書籍の販売とか、様々な方法があるということがわかりました。

インターネットやSNSを駆使して、個人でやっていく上で、可能性が広がります。

一番力を入れている自分の事業は事業としてしっかり組み立てて、それ以外の仕事はパート、業務受託等を組み合わせて収入を得られます。

自分の働きやすいかたちを、自分でコーディネートできるのが、今の時代です。


ただ、雇われ介護職の大変さから逃れたものの、今度はいつ仕事や収入が途切れるかという不安がつきまとってきました。

今はこうやってnoteを書く余裕もあるくらいで、むこう何年かは食べていける見込みですが、

「(;´Д`)いつこれがなくなるか・・・・?」

という気持ちが毎日つきまとってます。

特養で現場のリーダーや施設CMなどを掛け持ちしていた頃は、月に3,4日ある休みがとてもありがたいという状態でした。

でも最近は逆に、一日でも休むことで不安になってしまうことが多く、基本的に自分自身で休みの日というものを作っていません。何かしていないと落ち着かなくなるのです。

下手すると、一人ブラック企業になる危険もあります。

しかしながら現在の私は、自分の好きなこと・・・やりたいことだけを選んで好きな時間にやってしまっている状態。なので、たとえ活動する時間じたいが多くとも、精神的なストレスで食事が喉を通らないといった状態にはなりません。

収入の額は特養で働いていた頃が多かったのですが、そんなことよりも、自分が望んでする仕事を続けるほうが、生きていくうえで良いのです。

やはり人間は、自分が重荷に感じる仕事からは逃れるべきだとわかりました。これからもずっとそうしていきます。


フリーランス介護福祉士へ、周りからの冷たい視線や応援


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営業や地域調査などで、市役所や社協等の行政に行く機会が多いのですが、フリーランス介護職(個人事業)に関する視線は厳しいものだと感じました。

今まで介護保険枠組みの中で行政と連絡調整をする時は、非常に親密に接してくれていた行政も、こちらが地域において何の実績もない個人事業となると手のひらを返したように冷たい対応になります。

まぁ、役所の方も、新型コロナ等でいろいろ業務等が増えてストレスがたまっているのかもしれませんね。


世間的にフリーランス介護福祉士という生き方が、認知されていないという事も要因のひとつです。

介護といえば介護保険サービス。
介護保険サービスといえば、施設、デイサービスなどの事業所。
そして介護職といえば、施設介護、デイサービス、訪問ヘルパーです。

これは私がケアマネジャーの現場研修に行った時にも言われたことですね。一般企業とか介護保険外サービスをやっているところはたくさんあるにも関わらず、行政やケアマネの視点から見ると、いまだに介護保険のサービスが最重要なのです。

介護保険外サービスにスポットが当たっていないのに、それを地域で実績のない個人がやるということはめちゃくちゃ大変です。


いっぽうで、応援してくれる方もいます。

まず、noteでいいねやコメントをくださる皆様です。ダッシュボードを見ても、フリーランス介護に関する記事が一番多く読まれています。


あとは、地域包括支援センターの友人(元・同僚)です。その友人は、自分の担当のご利用者を積極的に介護保険外サービスへつないでいるのです。

「もっとスキマを埋めるサービスが増えればいいのにね」と言っていました。そして、
「何かあったら仕事をふるね!」…と。


ともあれ、自分の事を信頼してくれる人を大切にし、そこから少しずつ輪を広げていきたいと思います。


介護保険事業所での正社員は安定しているが・・・

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本記事でお話したとおり、収入に関しては保険をかけておいた方が安全かと思いました。

なので空いた時間に週2日くらいパートで働こうと思っています。先日、面接に行ってきました。


正社員になるということはもうないでしょうが、パートで午前中だけ働くとかだったら非常に気が楽ですし、その時間の給料は安定しています。

そして自分の事業がうまくいかないときは、日数を増やしてもらうなどの調整ができるのです。(もちろん、そういう場所を選択する必要がありますが)


超高齢社会において、介護は成長産業です。需要に対して供給が追いついておらず、どこも人手不足です。

そんな中では、無資格でも正社員になれるところもあります。私は介護福祉士をとるまで常勤になれず、フルパートで働いた時期も長くありました。そういう意味では良い時代、食いっぱくれることがないようになりましたね。

(それが介護の質の低下を招くという要因もありますが…)

正社員介護職はフリーランスに比べて圧倒的に安定していると思います。よほど悪いことをしない限り解雇されることはないですし、自分が怪我で休んでもその間に給料は支払われます。

腰を痛めて現場の仕事ができなくなっても、事務職やケアマネ、地域包括等に異動されてもらえることもあります。

社会的にも正社員というのは信用の一つであり、住宅ローンやクレカ作成なども通ります。

雇用保険に加入しているので、私のように退職した後も、失業保険が国から払われ続けます。


ただ、くどいようですが、正社員に戻ることは今のところ考えられません。

一度正社員になると、「この仕事はつらいからイヤだ」とは言ってられないですよね。介護でいえば、早番、遅番、夜勤などをそつなくこなす必要があります。

そういった不規則な生活は、若い頃なら良かったでしょうが、年齢とともに夜勤は辞めたほうが良いと思いました。

『アウトプット大全』『超時間術』などで有名な精神科医の樺沢先生も年がいったら夜勤はやめるべきと言ってますね。


● 収入は安定しないが、自分の好きな仕事を選べるフリーランス。

● 収入安定はするけど、やりたくない仕事もやらなきゃいけない正社員。


私は間をとって、事業、ネット販売、業務受託などを組み合わせていきます。

最終的に、その中でうまくいったもの・・・働きやすいものが、必然的にメインの仕事になっていくのでしょうね…。

まだまだ模索中であります。



<著書>


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アルゴ@介護福祉士(フリー)
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